知らなきゃ損!台湾の隠れたソウルフード「胡椒餅」を再現DIY!

台湾の夜市や街角でよく見かける代表的なB級グルメ胡椒餅。外はカリカリとしていて中はジューシーな食感が楽しめ、中には胡椒がたっぷり入ったちょっとピリ辛の焼き肉まん的な食べ物。この味がもう一度食べたくて、自分たちでDIYしてみました!台湾の地元民から愛されてやまない胡椒餅をご家庭でも楽しめますよ!

2017.07.28

知らなきゃ損!台湾の隠れたソウルフード「胡椒餅」を再現DIY!

台湾取材に向かったDIYer(s)編集部が現地に着いて1日目。DIYカフェで食べたピザでお腹いっぱいになって眠気MAXな昼下がり、次の場所へ向かっているバスの車中で現地ガイドさんから「みなさんに食べていただきたい、行列のできる大人気の台湾フードがあります!」と突然の提案。

「お腹いっぱいなんだよなぁ」と思いつつも、その熱意に圧倒されるまま向かった先が台北市内のどこかよく分からない街角。
実はこのお店の「胡椒餅」、台湾でも美味しいと有名な人気店!平日ということもあって行列こそできていなかったものの周囲には人だかりが。
ここで、そもそも胡椒餅とは何かをご紹介。

胡椒餅(中国語読みではフーチャオピン)とは、胡椒などのスパイスがたっぷり入ったひき肉を生地に乗せのせて、その上に小口切りにしたネギをたっぷり包んで高温の焼き釜で焼いた肉まんのような台北の隠れたB級グルメです。
具材はこの2つだけ!スパイスが入ったひき肉とたっぷりのネギだけというシンプルなものです。
きっと作り手の方は身体で分量を覚えているのでしょうが、素人から見ると割とざっくり生地をちぎって、それを広げる作業を繰り返していきます。お気づきかと思いますが、機械は使わずに全て手作業で作られています。
広げた生地の上にひき肉を乗せたら、その上にこれでもかというくらいのネギを足して、肉まんのような形を作ります。「肉まんだったら台湾じゃなくても食べれるよ〜」と思いながら製作工程を見守ります。
しかしそれは早合点。よくよく見てみると、蒸して作る肉まんとは違い、大きな釜の内側にぐるりと胡椒餅を並べていき、高温&短時間で焼いていきます。

店員さんから火傷しそうなほどの熱い焼きたての胡椒餅を渡されたときの第一印象は大きい!「満腹だし食べきれるわけないなぁ」なんて思いながら一口食べてみると、なんと驚きの美味しさ!

中華料理の独特な香りとカリカリに焼き上げた生地の中に包まれたあふれそうな肉汁とたっぷりのネギの甘み。さらに胡椒などのスパイスがきいた食欲をそそるピリ辛の味が絶妙なコンビネーションとなって、あっという間に完食です!

さすが、行列のできるお店。美味しいです。

ガイドさんによると、熱々のパリパリを食べるのも美味しいけれど、冷めるのを待って肉汁を吸い込んだ生地を食べるのもまた美味しいとのこと。熱々の肉汁ジューシー感の美味しさに負けて食べてしまった後だったので、「もっと早く教えてほしかったな」なんて思いながら胡椒餅との出会いが胸に深く胸に刻まれました。

その後2泊3日の取材も無事の終わり日本に戻った筆者ですが、日々の生活に何か足りない…。
ピリピリとした刺激が足りない…。熱々な刺激が足りない…。
生活にあの胡椒餅が足りなーい!
あの尋常じゃないくらいに熱いハフハフしながら食べる胡椒餅をハフハフしながらもう一度食べたーい!
あの美味しさをみんなにも食べてもらいたーい!

前置きは長くなりましたが、そんなきっかけから、再現フードということで、胡椒餅をDIYしてみました!

もちろん、普通の再現DIYでは終わらないのがDIYer(s)。分量のバランスが難しく、揃えると値段の高い中華調味料代わりに、よくお店でみかける「青椒肉絲のソース」でお肉の味付けをしていきます!分量を計るなどの手間のかかる工程は不要です。

では、さっそく再現DIYのスタートです!

釜がないので台湾の胡椒餅ほどパリパリした生地は作れないかもしれませんが、あの肉汁ジューシー感とスパイスたっぷりのピリ辛感は再現したいところ。

材料

【生地】
中力粉 … 200g
ベーキングパウダー … 大さじ½
サラダ油 … 大さじ1
ぬるま湯 (40℃) … 90〜100ml
ドライイースト … 大さじ1/2
砂糖 … 大さじ1

【具材】
豚のひき肉 … 250g
青ネギ … 2〜3本
生姜 … すりおろした状態で小さじ1
花椒(ホアジャオ) パウダー … 小さじ1/2
黒胡椒 パウダー … 大さじ1
八角(スターアニス)パウダー … 小さじ1/2
青椒肉絲のソースの素 2人前 … 1袋
白ごま … 適量
ぬるめのお湯100mlにドライイーストと砂糖を加えよくかき混ぜましょう。数分すると泡がぶくぶく出来上がります。
中力粉とベーキングパウダーをよく混ぜたら、サラダ油を加えてざっくり混ぜておきます。
そこに混ぜておいたぬるま湯とドライイーストと砂糖を少量ずつ加えこねていきます。※夏は湿度が高いため、90mlで十分かと思います。少し残るくらいです。
全体がよく混ざったらボールから取り出し、生地の表面が滑らかになるまでよくこねます。
生地を丸くして、下を閉じたら、ボールに入れます。濡れた布巾を上からかぶせて、約30分発酵させましょう。
生地を発酵させている間に具材作り!
青ネギを小口切りにします。大きめに切った方が香りが残りやすいのでオススメです。
生姜の皮をむいて、すりおろします。
次に胡椒餅の美味しさの鍵を握るお肉に味付け!
ボールに豚のひき肉、すりおろした生姜、パウダー状の花椒、黒胡椒、八角、青椒肉絲のソースの素を加え粘りが出るまでよく混ぜます。辛さを加えたい場合は、花椒を多めにすると辛くなりますよ。また、八角や花椒の代わりに五香粉を加えても美味しいです。スパイスの分量はお好みで調整してください。

お子様とお召し上がる時は、スパイスの工程は省きましょう!
生地を発酵させて30分後の状態です。約2倍の大きさに膨らんだらOK!
生地の発酵が終わったら、空気抜きをして棒状に伸ばします。7等分にスケッパーなどでカットしましょう。

※切りやすいやり方として、最初に3等分と4等分の2つに切ります。そして、3等分の方は3つに分けて、4等分の方は半分にカットして更に半分にカットして4等分にします。

カットした生地は乾燥しないように濡れ布巾をかけておきましょう。

次は、楽しい具材包みの工程に。
写真には写っていませんでしたが、台北で胡椒餅を作ってくれた屈強なお兄さんを思い浮かべながら包んでいきます。
丸めた生地の1個を手で直径11cm大きさに丸くなるように広げます。
台北で見た胡椒餅に比べると、ネギがやや少なめですが、割と多めに乗っています。
真ん中にひき肉を乗せたら、切っておいた青ネギをたっぷりと加えて、肉まんのように包みます。この時しっかり閉じないと焼いている時に肉汁が出てもったいないです!

包んだものも乾燥しないように濡れ布巾かサランラップをかけておきましょう。
全ての生地に具材と青ネギを入れて包んだら、閉じ口を下にして、表面を少量のお水で濡らしてお好みの分量の白ごまをかけていきます。
オーブン(余熱200℃15分)でまず200℃で15分焼きます。その後190度に温度を下げて更に5分焼いたら出来上がりです。
なんとも美味しそうなビジュアルに焼きあがりました!
台北で食べた胡椒餅に比べると、割と常識的な熱さの胡椒餅をハフハフしながら、食べてみると....。

おいし〜い!

オーブンではあのパリパリ感は再現できなかったのですが、味は近いです!
肉汁とピリ辛さ、近いです!
再現DIY、成功です!!
ただ、もうちょっとネギを足すと甘みとさっぱり感が増すかもしれません。次回はあの包みきれないほどのネギを入れて再挑戦して見たいと思います。

また、そのままでも美味しい胡椒餅ですが、粗みじん切りにしたきのこや玉ねぎを入れても美味しそうです。他にはエビやたけのこ、れんこん、ザーサイなども◎!

ビールとの相性バッチリですね。

再現DIY大成功!

台湾で出会った謎のフードの美味しさをもう一度味わいたくて、再現DIYした胡椒餅。台湾でしか食べれないと思っていた「胡椒餅」を自宅でも食べれるなんて、嬉しいです。日々の生活も満ち足りてきたような気がします。

ぜひ、みなさんもこのスパイスたっぷりの台北の隠れたB級グルメをお試しください!
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