部屋はボロボロ、庭はジャングル!?築40年超の思い出物件をセルフリノベ!
28歳で福岡へ移住し、築40年を超える2件の物件をセルフリノベーションしながら生活。その様子をブログメディア「DIY MAGAZINE」で公開しているセーチです。今回は、一軒目に手掛けた築40年の木造物件をリノベーションしてきた過程を、「セーチのDIYリノベ記録」としてお届けします。当初の家はボロボロで、庭はジャングルのように荒れ果てた状態でしたが…。
2022.01.07
地方の戸建て物件をセルフリノベーションしようと思った理由
2018年8月から、築40年の2世帯住宅木造一軒家に住むことになりました。
この物件は祖父母の持ち家で、僕も幼少期に住んでいました。しかし祖父母が亡くなってから5、6年は空き家に。庭はジャングルのように荒れ果て、とても踏み込める状態ではありませんでした。物件はホコリっぽく、長年使われていない状態というのが一目で分かります。
そんな状態の家に住みながら、セルフリノベーションを続けてきた過程をお届けたいと思います。
この物件は祖父母の持ち家で、僕も幼少期に住んでいました。しかし祖父母が亡くなってから5、6年は空き家に。庭はジャングルのように荒れ果て、とても踏み込める状態ではありませんでした。物件はホコリっぽく、長年使われていない状態というのが一目で分かります。
そんな状態の家に住みながら、セルフリノベーションを続けてきた過程をお届けたいと思います。
via diy-magazine.jp
高校生くらいまでは、年末年始になるとこの家に親戚みんなが集まって新年を迎えていました。祖父母が亡くなってからは親戚の集まりもなくなり、一抹の寂しさを覚えるように。
2018年の年末に従妹と集まり、5、6年住んでいないこの家に立ち寄った時、荒れ果てた部屋を見て「もう集まる場所はなくなったんだね」という言葉がポツリと漏れました。
このひと言が切っ掛けで、皆が集まる場所を作りたいという気持ちに。東京の仕事を辞めて福岡に戻ってきました。
プロの業者に任せるとそれなりに費用も掛かりますし、“THE 賃貸物件!”という感じになるのが嫌でした。せっかく皆が集まる場所を作るなら、自分の手で直していきたいという思いが強かったので、セルフリノベーションという方法を選びました。
交通アクセスが良く、近くに有名な観光名所などもあるので、家族・親戚以外も集まれる場所にしたいなと思っています。
2018年の年末に従妹と集まり、5、6年住んでいないこの家に立ち寄った時、荒れ果てた部屋を見て「もう集まる場所はなくなったんだね」という言葉がポツリと漏れました。
このひと言が切っ掛けで、皆が集まる場所を作りたいという気持ちに。東京の仕事を辞めて福岡に戻ってきました。
プロの業者に任せるとそれなりに費用も掛かりますし、“THE 賃貸物件!”という感じになるのが嫌でした。せっかく皆が集まる場所を作るなら、自分の手で直していきたいという思いが強かったので、セルフリノベーションという方法を選びました。
交通アクセスが良く、近くに有名な観光名所などもあるので、家族・親戚以外も集まれる場所にしたいなと思っています。
セルフリノベーション前の状態
1階の間取り
via diy-magazine.jp
2階にもキッチンとトイレがある2世帯住宅なので、かなり部屋数はありますが、一人で住むのでほとんど使いません。
初めてのDIYなので、施工にどのくらい期間がかかるか分かりませんが、なるべく早くまともな生活に移行できるように1ヵ所ずつリノベーションを進めていく予定です。
初めてのDIYなので、施工にどのくらい期間がかかるか分かりませんが、なるべく早くまともな生活に移行できるように1ヵ所ずつリノベーションを進めていく予定です。
全面砂壁の玄関
壁を触るとポロポロと砂が落ちてくる、年期たっぷりの古い玄関です。壁がくすんでいるのもあってか、薄暗く感じます。靴箱は扉が閉まらないので、取り壊して新しく作り変えたいですね。お客様が来た時に、薄暗い玄関だと出迎えづらいので早めに、セルフリノベーションしたい場所です。
右奥8畳の和室
via diy-magazine.jp
ここは窓が1ヵ所しかない和室。幼少期は祖母の着物などが置いてあった部屋で、畳に置いてあったであろうタンスの跡が懐かしいです。
畳に砂壁と昭和感全開の部屋なので、この部屋もゆくゆくはDIYしたいと思います。隣には8畳の寝室もあるので、分けて使うより壁を抜いて一部屋にした方が、使い勝手は良さそうだなと考えています。
畳に砂壁と昭和感全開の部屋なので、この部屋もゆくゆくはDIYしたいと思います。隣には8畳の寝室もあるので、分けて使うより壁を抜いて一部屋にした方が、使い勝手は良さそうだなと考えています。
トイレ
via diy-magazine.jp
トイレ内装は古いですが、手すりを付けた際に便器は一度入れ替えたようです。水周りの工事は流石に難しいので助かりました。
壁・床がピンクのタイル張りで扉は木が傷んで変色しているので、落ち着いた雰囲気に変えたいと思います。トイレや水周りは日常的に使用するので、早めに取り掛かりたいです。
壁・床がピンクのタイル張りで扉は木が傷んで変色しているので、落ち着いた雰囲気に変えたいと思います。トイレや水周りは日常的に使用するので、早めに取り掛かりたいです。
トイレ横の洗面台
via diy-magazine.jp
玄関のトイレの間にある洗面台。
築40年の物件らしさを感じる洗面台です。
まだ使えはするのですが、さすがにレトロすぎるので他の部屋が終わり次第手を加えたいなと思います。
築40年の物件らしさを感じる洗面台です。
まだ使えはするのですが、さすがにレトロすぎるので他の部屋が終わり次第手を加えたいなと思います。
玄関右の和室と縁側
via diy-magazine.jp
この部屋は、正月などに机を並べて親戚一同でご飯を食べていた場所です。
畳は少し傷んでいますが、柱などは比較的綺麗な状態で保たれていました。床の間なども綺麗に残っているので、この部屋は和室のまま残したいと考えています。庭を眺められるので、縁側は少し手を加えたいですね。
畳は少し傷んでいますが、柱などは比較的綺麗な状態で保たれていました。床の間なども綺麗に残っているので、この部屋は和室のまま残したいと考えています。庭を眺められるので、縁側は少し手を加えたいですね。
15畳のリビング
via diy-magazine.jp
5.6年住まないだけでかなり傷みます。壁を見ると全体的にシミがあったりするので、壁紙は全部張り替える必要があるのかなと思っています。床は軋む部分があるので、様子をみて張り替えるつもりです。
リビングの天井は昭和風の特殊な形をしていますね。どうやって取り替えるか分からないのでそのまま使おうと思います。カーテンや2mもある食器棚などが残っているので、まずは片付けからのスタートになりそうです。
リビングの天井は昭和風の特殊な形をしていますね。どうやって取り替えるか分からないのでそのまま使おうと思います。カーテンや2mもある食器棚などが残っているので、まずは片付けからのスタートになりそうです。
10畳のキッチン
via diy-magazine.jp
幼少の頃は普通に使っていましたが、キッチンはかなり年期を感じます。最近の物件でタイル張りの壁は、なかなか見ることがないですよね。ちょっとこのままの状態では使いづらいので、水回り以外すべてやり直したいと思います。
奥に見える棚は身長180cmの僕でも、何が置いてあるのか高すぎて見えないので取り壊します。天井の柄と色は昭和感満点なので、クロスか塗装で隠してモダンな雰囲気を出したいと考えています。キッチンは作業が多そうですね…。
奥に見える棚は身長180cmの僕でも、何が置いてあるのか高すぎて見えないので取り壊します。天井の柄と色は昭和感満点なので、クロスか塗装で隠してモダンな雰囲気を出したいと考えています。キッチンは作業が多そうですね…。
リビング側から見たキッチン
via diy-magazine.jp
身長180cmだと、リビングからキッチンに行くときに屈まないと頭をぶつけてしまいます。古い家だと入口が狭いので少しでも生活しやすくなるように、壁と敷居を取り壊して広い1Rにしようと思います。
まず取り掛かるのは、生活基盤になる1階のリビング・キッチンから。どうやって壁を壊すのか、敷居は取れる物なのか、いろいろ調べて準備が必要そうです。
まず取り掛かるのは、生活基盤になる1階のリビング・キッチンから。どうやって壁を壊すのか、敷居は取れる物なのか、いろいろ調べて準備が必要そうです。
ジャングル状態の庭も同時進行で手入れしていく
玄関までの道と庭の現状です。祖母が華道の教室を開いており、昔は花などもたくさん育てて綺麗に手入れされていましたが、いまは木々が伸び放題。とても入れるような場所ではありません。
この量だと1、2日では終わりそうにないので、コツコツと家をリノベーションしつつ、同時進行で庭の手入れも進めていきたいと思います。
この量だと1、2日では終わりそうにないので、コツコツと家をリノベーションしつつ、同時進行で庭の手入れも進めていきたいと思います。
セルフリノベーションといっても何から手をつけていいのか…
via diy-magazine.jp
実際の部屋を前にすると、天井からやったらいいのか、壁からやったらいいのか、床からやったらいいのか。どこから手をつけていいのか分かりません…。ネットで情報収集するも、頼りになるものがなく、間取りも違うし困りました。
床の張り方など断片的な情報はあるのですが、一部屋全部の工程を調べると時間がかかりすぎます…。なので、これから中古物件を買って自分でリノベーションしたい!という人の為に、DIYの記録を残していこうと思います。
タグに「セーチのリノベ記録 一軒目」とつけていくので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。なるべく工程別に解説できるように、シリーズ物としてお伝えしていきます。
※この記事は2018年7月21日に「DIY MAGAZINE」で公開された記事を再編集したものです。
床の張り方など断片的な情報はあるのですが、一部屋全部の工程を調べると時間がかかりすぎます…。なので、これから中古物件を買って自分でリノベーションしたい!という人の為に、DIYの記録を残していこうと思います。
タグに「セーチのリノベ記録 一軒目」とつけていくので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。なるべく工程別に解説できるように、シリーズ物としてお伝えしていきます。
※この記事は2018年7月21日に「DIY MAGAZINE」で公開された記事を再編集したものです。
WRITTEN BY
Japan
DIYのブログ『DIY MAGAZINE』を運営。福岡在住の28歳です。物件をセルフリノベーションしていく過程とDIYに関する情報を発信しています。
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