応接室をおしゃれに魅せるには?好印象オフィスのデザイン方法&レイアウト事例
応接室をオシャレに見せるレイアウトのコツを解説します。デザインの方法やインテリアの選び方などに触れながら、優れたレイアウト事例などもご紹介します。会社をイメージアップしたい経営者や、応接室のデザインを担当する方は、ぜひ参考にしてください。
公開日 2021.01.16
更新日 2022.01.07
INDEX目次
お客様や役員を招待することも多い応接室は、会社の印象を左右する大切な空間です。企業のコンセプトやコーポレートカラーなどをデザインに取り入れれば、会社のイメージを視覚的にアピールすることもできるでしょう。この記事では、応接室をオシャレに見せる方法をご紹介します。会社のイメージアップを図りたい、印象のよい応接室を作りたいという人はぜひ参考にしてください。
「応接室」が会社の印象を左右する?!
応接室は、お客様をおもてなししたり、役員会議を行ったり、ちょっとした打ち合わせに使用したりと会社によって使い方はさまざまです。社員だけでなく、外部の人を招く場でもあるため、会社全体のイメージを印象付ける重要な役割があります。応接室をオシャレにレイアウトすれば、お客様から見た会社のイメージアップが期待できるでしょう。
応接室を上手に利用するには、内装デザインだけでなく家具のレイアウトもポイントです。きちんと作業の導線が考えられた応接室なら、社員も快適に仕事ができるはず。応接室を見直すことは、社員の働きやすさを向上することにも繋がるのです。
応接室を上手に利用するには、内装デザインだけでなく家具のレイアウトもポイントです。きちんと作業の導線が考えられた応接室なら、社員も快適に仕事ができるはず。応接室を見直すことは、社員の働きやすさを向上することにも繋がるのです。
目指せイメージアップ!応接室をデザインする時のポイントとは?
ここでは、応接室をデザインする時に気をつけるべきポイントをまとめました。応接室をオシャレに改修して、会社のイメージをさらに向上させたい人はぜひ参考にしてみてください。
応接室or会議室?部屋の使用目的は明確に
一言で応接室と言っても、会社によって部屋を使用する頻度やどんな人が使用するのかなどは違います。内装デザインを決める前に、どんな目的で誰が使用する部屋なのかを明確にするとよいでしょう。
例えば、「主にお客様をお迎えする部屋なので、両者がリラックスして会話できるような温かみのある空間にしよう」「会議室としても使用するため、集中できる環境づくりが大切」など、部屋の目的が明確になれば、デザインの方向性もおのずと定まります。デザインがなかなか決まらない時は、応接室としての役割を重視するのか、会議室としての使用頻度が高いかなど、部屋の主な使用目的を洗い出してみてください。
例えば、「主にお客様をお迎えする部屋なので、両者がリラックスして会話できるような温かみのある空間にしよう」「会議室としても使用するため、集中できる環境づくりが大切」など、部屋の目的が明確になれば、デザインの方向性もおのずと定まります。デザインがなかなか決まらない時は、応接室としての役割を重視するのか、会議室としての使用頻度が高いかなど、部屋の主な使用目的を洗い出してみてください。
与えたい印象を考慮したデザインのコンセプトを決める
部屋のデザインを決める時はまず全体のコンセプトを決めるとスムーズです。コンセプトを決める際は、部屋を使用する人にどのような印象を与えたいかを考慮し、意見を出しながら絞り込むとよいでしょう。例えば、上質で落ち着いた大人のイメージを与えたいならシックなデザインに、ポップで明るい印象にしたいならアクセントとしてビタミンカラーを使用するなどが挙げられます。会社として目指している雰囲気やブランドイメージなどがあれば、それらを踏まえて印象の具体例を挙げ、コンセプトを決定するのもオススメです。
観葉植物や照明使いで「写真映えする空間」を演出
企業のホームページやパンフレットなどに、社内の写真を掲載することもあるでしょう。会社にお招きしたお客様だけでなく、それらの写真を見た人にも好印象を与える内装にできれば理想的です。写真映えする空間を作るには、観葉植物や照明などを効果的に使うとよいでしょう。グリーンは気持ちをリフレッシュしたり集中力を上げる効果もあるため、働きやすい空間を作ることにも繋がるはずです。
また、照明は雰囲気のある部屋を作れるだけでなく、視覚的に空間を区切る役割もあります。明るさ重視の昼光色とは違った暖色系のやわらかい照明を取り入れることで、リラックス空間も演出できるでしょう。特に高級感を演出したい時や特別感のある空間にしたい時は、部屋のイメージをより強く印象付けられるダウンライトや間接照明などの導入をオススメします。
また、照明は雰囲気のある部屋を作れるだけでなく、視覚的に空間を区切る役割もあります。明るさ重視の昼光色とは違った暖色系のやわらかい照明を取り入れることで、リラックス空間も演出できるでしょう。特に高級感を演出したい時や特別感のある空間にしたい時は、部屋のイメージをより強く印象付けられるダウンライトや間接照明などの導入をオススメします。
コーポレートカラーなど、会社のイメージカラーを取り入れる
企業のイメージカラーやコーポレートカラーなどが決まっている場合は、会社のイメージをお客様や取引先などに強く印象付けるために、それらの色を内装デザインに取り入れるのも有効です。派手な色や個性的な色の場合は、壁や床など広範囲に使用するのではなく、クッションや椅子、小物類などにアクセントとして取り入れるのがオススメ。同系色をメインカラーとして使用したり、広範囲で使用する色は明度・彩度を落としたりすれば、気軽に統一感のある空間に仕上がるでしょう。
オシャレで使いやすい応接室を作る「レイアウトルール5か条」
オシャレで使いやすい応接室を作るには、導線を意識した適切な家具の配置が不可欠です。ここでは、新しくオフィスを作る人や内装リノベーションを行う人に向けて、知っておきたい応接室のレイアウトのコツについて紹介します。
適度なスペースや動線の確保で快適性を向上すべし
会議や打ち合わせが長引くと、つい同じ姿勢を長時間取ってしまい、腰や肩などを痛めてしまう人も多いでしょう。快適に作業を進めるためには、ある程度レイアウトにゆとりを持たせることが大事です。椅子は壁に近づけ過ぎないように注意し、800〜1,000mmほど空間を空けましょう。こうすれば、疲れた時でも休息姿勢を取りやすく、人が着席した状態でも背後に通路が確保しやすくなります。椅子どうしの間隔も広めに取り、隣の人が座っていてもスムーズに作業ができるように配慮しましょう。
オフィス家具はコンセプトや用途に合ったものをチョイス
デザインのコンセプトが決まったら、それらに合ったインテリアを選んでいきます。オフィス家具を選ぶ時も、コンセプトに即した色、質感のものを選びましょう。例えば、シックな部屋を作りたいなら、革や人工レザーを使った高級感のあるソファ、落ち着いた色合いのテーブルがオススメ。柔らかくナチュラルなイメージを作りたいなら、木目の椅子や角の丸いテーブルなどを置くとよいでしょう。集中力をアップさせたい時は、観葉植物を取り入れる、差し色で緑・青系のインテリアを置くなどが効果的です。
装飾は最小限に抑えるのが吉
近年、高級家具メーカーがオフィスファニチャーの展開を始めたり、オーダー家具を安く購入できるようになったりと、会社に導入できるインテリアの幅も広がりつつあります。数多くの魅力的な商品がありますが、部屋の装飾はあまり多くなり過ぎないのがベターです。オシャレな空間作りを優先するあまり、話し合いや会議に集中できない応接室になってしまっては意味がありません。物を増やすのではなく、テーブルやチェア、ソファ、ホワイトボードなど、最小限必要な家具のひとつひとつにこだわることで、機能性とデザイン性を兼ね備えたオシャレな応接室に仕上がります。
避難経路など、消防法のルールも要確認
オフィスのデザインを決めるポイントは、災害時の避難通路などを邪魔しないレイアウトにすることです。社員が避難に使う経路だけでなく、消火活動に消防隊が使用する設備などもあります。特に、赤い三角マークが入っている窓は消防隊進入口なので、近くに物を置かないように注意しましょう。テーブルや椅子などもゆとりを持って配置し、万が一火災が起きた時も速やかに通路を確保できるようにしておくと安心です。
「入口から応接室までの経路」もトータルコーディネートを
お客様が会社に訪ねてきた時、目にするのは応接室だけではありません。エントランスから応接室までのルートも、会社のイメージを表す大切な要素です。入り口や廊下などもコンセプトに合わせてトータルコーディネートを行えば、隙のない洗練された印象に仕上がるでしょう。
廊下に照明やオブジェなどを設置する時は、通路が狭くなり過ぎないように注意が必要です。人とすれ違うことも想定して、廊下の幅は2人以上が通れるように120cmほどを目安としてください。
廊下に照明やオブジェなどを設置する時は、通路が狭くなり過ぎないように注意が必要です。人とすれ違うことも想定して、廊下の幅は2人以上が通れるように120cmほどを目安としてください。
こんなオフィスで働きたい!オシャレな応接室インテリア事例2選
紹介した方法以外にも、会社をアピールするためにできる工夫はたくさんあります。ここでは、自社製品を紹介しやすいレイアウトや、家具にこだわった内装など、応接室のインテリア事例をご紹介するのでぜひ参考にしてください。
壁一面のショーケースで自社製品をアピールできる応接室
via www.ut-space.jp
「Craft Bank」に掲載されている応接室のデザイン事例です。販売している美容機器や調理機器の魅力がより伝わるように、応接室の壁一面にショーケースを施しました。足元にはダウンライトを設置し、より美しくディスプレイするための工夫も見られます。棚や椅子、扉などは黒で統一し、スタイリッシュな内装に仕上げました。
大きな本棚で空間を間仕切り!こだわりの家具でお客様をお迎えする応接スペース
via www.ut-space.jp
こちらも「Craft Bank」より実例をご紹介。メインカラーに白を使用し、明るく開放的な応接室に仕上げています。ポイントは、カラーやサイズなどにこだわったインテリアです。椅子はポップでカラフルなものを導入し、ゆったりと座れる大きめのサイズをチョイス。スペースにもゆとりを持ち、居心地よくやわらかい雰囲気の応接スペースです。
【合わせて読みたい】オフィスをオシャレに彩る、その他のアイデア集
応接室は、社員だけでなくお客様をお通しする、会社の顔となる空間です。会社のイメージアップを図りたい場合は、オシャレで居心地のよい応接室づくりを心がけてはいかがでしょうか企業のコンセプトやカラーを落としこんだデザイン提案が得意な「カシワバラ・コーポレーション」にぜひご相談ください。
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