目的別!おしゃれなオフィスチェアの選び方ガイド
オフィスチェアを選ぶ時には、目的から選ぶのが基本です。そこで、目的別にオシャレなオフィスチェアを選ぶポイントをご紹介します。選ぶ時の注意ポイントや素材ごとの特徴、見た目の印象などもご紹介するので、ぜひ今後のチェア選びの参考にしてください。
公開日 2020.04.24
更新日 2022.01.07
オフィスで使用するチェア選びに頭を悩ませていませんか。オフィスで使用するのに適したチェアもさまざまな商品があるため、何を基準に選べばいいのかと悩んでしまうケースは少なくありません。こう選ばなくてはならない、といった明確な基準はありませんが、オフィスチェアは目的から選ぶのが基本。この記事ではオフィスチェアの購入を検討している方に向けて、目的ごとにオシャレなチェアを選ぶコツをご紹介します。購入前にご一読ください。
空間が一新!目的別オシャレなオフィスチェアを選ぶコツ
オフィスでのデスクワークに欠かせないチェアですが、選ぶアイテムによって空間の印象は大きく変わります。ただ、デザイン性にこだわるあまり機能性を無視してしまっては本末転倒です。デザイン性と機能性のバランスを考慮しながら選びましょう。そこで、オフィスチェアを目的別に選ぶコツや基準などをご紹介します。
購入コストを抑えたい
何万円もする高価なアイテムもありますが、4,000~7,000円程度で購入できる低価格帯の製品もたくさんあります。コストをなるべく抑えたいのならこのような低価格帯のチェアを選びましょう。ただし安価なチェアを選ぶ時には、その分しっかりと商品を吟味する必要があります。
例えば長時間座っていると体に負担がかかるようなチェアでは、ビジネス用としては不適切です。またあまりにも安価な製品だと、耐久性が低いことも考えられます。購入してすぐに壊れてしまうようでは、せっかくコストを抑えても意味がありません。実際に自分で座ってみたり、ネット上の口コミをチェックしたりといった十分な検討が必要です。
例えば長時間座っていると体に負担がかかるようなチェアでは、ビジネス用としては不適切です。またあまりにも安価な製品だと、耐久性が低いことも考えられます。購入してすぐに壊れてしまうようでは、せっかくコストを抑えても意味がありません。実際に自分で座ってみたり、ネット上の口コミをチェックしたりといった十分な検討が必要です。
ワークスペースに高級感を出したい
ラグジュアリーな雰囲気のオフィスにしたいのなら、本革素材を使用したチェアがよいかもしれません。ただ、本革製だとどうしてもコストが高くつくうえに、手入れも大変です。また、デスクやそのほかのワークアイテムとマッチしなくなる恐れがあります。
本革以外で高級感を演出したいのなら、PVC・PUレザー素材の製品がオススメです。人工皮革と呼ばれる素材で、ものによっては本革そっくりの品もあります。本革製品のようにメンテナンスに手間がかからず、手入れしやすいのもメリットです。
さらに見た目だけでなく座り心地も追求するなら、コイルを使用しクッション性を向上させたチェアも検討してみましょう。ふかふかの座り心地のため、ラグジュアリーな気分を味わえるだけでなく体への負担も軽減できるでしょう。
さらに見た目だけでなく座り心地も追求するなら、コイルを使用しクッション性を向上させたチェアも検討してみましょう。ふかふかの座り心地のため、ラグジュアリーな気分を味わえるだけでなく体への負担も軽減できるでしょう。
腰痛を軽減したい
デスクワークに携わる人だと、慢性的な腰痛に悩まされているケースも少なくありません。1日のほとんどを座った状態で過ごすため、使用しているチェアによっては腰痛がさらに悪化してしまう恐れもあります。
腰痛の軽減を目的に選ぶ場合は、体を預けた時に、背骨を自然なS字の状態にしてくれるチェアがオススメです。体への負担が少なくなり、腰痛が軽減されやすくなります。
商品の写真や説明文から判断するには、「ランバーサポート」が付いているかどうかチェックしましょう。ランバーサポートとは、腰を支えてくれるクッションのことです。高さや角度などを細かく調整できるタイプだと、自分の体に合わせられるため、腰痛改善に効果が期待できます。
腰痛の軽減を目的に選ぶ場合は、体を預けた時に、背骨を自然なS字の状態にしてくれるチェアがオススメです。体への負担が少なくなり、腰痛が軽減されやすくなります。
商品の写真や説明文から判断するには、「ランバーサポート」が付いているかどうかチェックしましょう。ランバーサポートとは、腰を支えてくれるクッションのことです。高さや角度などを細かく調整できるタイプだと、自分の体に合わせられるため、腰痛改善に効果が期待できます。
肩こりを軽減したい
座面がやわらかすぎると肩こりの原因になるといわれています。特に、デスクワークは前傾姿勢で作業をすることが多く肩こりになりやすいので、ある程度硬さのある座面を選びましょう。
また、背もたれの広さにも注目してください。背もたれが狭いと部分的に負担がかかることで、血液の巡りが悪くなってしまいます。それが肩こりの原因になるため、体圧を分散できる広い背もたれのチェアがオススメです。
ただし肩こりは複合的な原因によるものが多いため、チェアだけで改善できるとは限りません。あくまで軽減程度の意識にとどめましょう。
また、背もたれの広さにも注目してください。背もたれが狭いと部分的に負担がかかることで、血液の巡りが悪くなってしまいます。それが肩こりの原因になるため、体圧を分散できる広い背もたれのチェアがオススメです。
ただし肩こりは複合的な原因によるものが多いため、チェアだけで改善できるとは限りません。あくまで軽減程度の意識にとどめましょう。
PC作業の疲れを軽減したい
1日中PCの前で作業をするような人の場合だと、アームレストの位置を細かく調整できるタイプがオススメです。アームレストを自分に合った高さに設定することで、腕にかかる負担を軽減できます。また、ヘッドレストがあるチェアだと首への負担を軽減できる効果も。作業を少し中断してリラックスしたい時も、ヘッドレストがあると後ろにもたれられるため便利です。
ロッキング機能が備わっている製品も、PC前で長時間作業する人に向いています。PC作業時における人の姿勢はさまざまですが、ロッキング機能があれば楽な姿勢に合わせて固定できます。体への負担を軽減し、常に快適な状態で作業できるため、仕事もはかどることでしょう。
ロッキング機能が備わっている製品も、PC前で長時間作業する人に向いています。PC作業時における人の姿勢はさまざまですが、ロッキング機能があれば楽な姿勢に合わせて固定できます。体への負担を軽減し、常に快適な状態で作業できるため、仕事もはかどることでしょう。
ロビーをオシャレにしたい
社内のロビーに配置するチェアを選ぶ時はデザインを重視しましょう。ロビーのチェアは長時間座って作業することがないため、デスクチェアほど機能性を重視する必要はありません。同様に、休憩スペースに配置するチェアもデザインを重視して選んでも問題ありません。
オシャレな空間を目指すのなら、周りのインテリアとの調和が大切です。まずは、ロビーをどのような雰囲気にしたいのかをイメージしましょう。壁紙やフローリングの色、テーブルとのマッチングなども考慮しながら選ぶことが大切です。
オシャレな空間を目指すのなら、周りのインテリアとの調和が大切です。まずは、ロビーをどのような雰囲気にしたいのかをイメージしましょう。壁紙やフローリングの色、テーブルとのマッチングなども考慮しながら選ぶことが大切です。
ただ、頻繁に人が使用するのなら座り心地にはこだわったほうがよいかもしれません。特に、外部から訪れた人が使用することが多いのなら、デザインだけでなく座り心地のよさも重視しましょう。
失敗しないオシャレなオフィスチェア選びのチェックポイント
オフィスチェアと一口にいっても、さまざまな商品が販売されています。数多い商品の中からオフィスで使用するメインのチェアを選ぶとなれば、誰でも迷ってしまうもの。まとまった数を購入することも多くコストもかかるため、失敗したくないと考えている人も少なくないはずです。
そこで、ここではオフィスチェア選びにおいて失敗しないポイントをピックアップしてご紹介します。使用シーンを具体的にイメージできれば、どのような製品を選べばいいのか自然と見えることでしょう。
そこで、ここではオフィスチェア選びにおいて失敗しないポイントをピックアップしてご紹介します。使用シーンを具体的にイメージできれば、どのような製品を選べばいいのか自然と見えることでしょう。
最大の脚幅
脚幅や本体幅、座面の広さがどれくらいなのかを購入前にチェックしましょう。デザインや機能性にばかり囚われてしまい、最大の脚幅を確認していなかったといったケースは少なくありません。
チェックを怠ってしまうと、イスがデスクに収まらないかもしれません。デスクに引っかかり作業がしにくくなるだけでなく、フロアの掃除がしにくいというデメリットもあるので注意が必要です。
チェックを怠ってしまうと、イスがデスクに収まらないかもしれません。デスクに引っかかり作業がしにくくなるだけでなく、フロアの掃除がしにくいというデメリットもあるので注意が必要です。
脚幅や本体幅などはカタログで確認できるため、必ずチェックしてください。デスク下部の開口を事前にメジャーで測り、収まるかどうかを確認したうえで購入しましょう。
椅子の奥行き
体格によってベストな奥行きは違ってきます。奥行きがありすぎると、背もたれと背中のあいだに隙間ができてしまい、体を預けようとするとのけぞるような姿勢になってしまいます。
また深く腰掛けようとした時に膝の裏が圧迫され、血流不良を招きかねないので注意が必要です。背もたれに背中をつけた時、膝の裏と座面とのあいだにわずかな隙間ができるくらいがベストだといわれているので、それを目安としましょう。
また深く腰掛けようとした時に膝の裏が圧迫され、血流不良を招きかねないので注意が必要です。背もたれに背中をつけた時、膝の裏と座面とのあいだにわずかな隙間ができるくらいがベストだといわれているので、それを目安としましょう。
素材によって違うオフィスチェアの特徴
オフィスチェア選びにおいて重要な要素のひとつが素材です。機能やデザインも大切ですが、素材によって快適性が大きく変わることがあるため覚えておきましょう。素材の特徴を理解しておくと、使用感のイメージもしやすくなります。よく用いられるメッシュとレザー、ファブリック素材の特徴をまとめてみました。
メッシュ素材のオフィスチェア
メッシュ素材を用いたチェアは、スタイリッシュでライトなヴィジュアルが印象的です。また、最大の特長は通気性のよさで、長時間の作業時でも蒸れることが少ないというメリットがあります。さらにフィット感に優れており、長時間座り続けても疲れにくい商品が多いです。1日中PCの前で作業するようなデスクワーカーにとって、ベストなオフィスチェアといえるでしょう。
またメッシュ素材を用いた製品の多くは軽量なため、オフィスの掃除や片付けなどをする時にもメリットが感じられます。そのためオフィスの中でチェアとともに作業場所を移動することが多いケースにもオススメです。
またメッシュ素材を用いた製品の多くは軽量なため、オフィスの掃除や片付けなどをする時にもメリットが感じられます。そのためオフィスの中でチェアとともに作業場所を移動することが多いケースにもオススメです。
レザー素材のオフィスチェア
ラグジュアリーなビジュアルが特徴的な素材です。レザーにも、本革やPVCレザー、PUレザーなどの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
本革は、上質な質感と高級感のある見た目が特長です。また耐久性が高く、座り心地のよい製品が多い傾向にあります。ただ、高価格帯の製品が多いうえに、きちんと手入れをしないと見た目が悪くなる可能性があるので注意しなくてはなりません。
PVCレザーは、ポリ塩化ビニルを使用した人工皮革です。本革よりも安価で手に入れられ、メンテナンスしやすいという特長があります。また本革と比べ、光沢のある見た目も特徴です。デメリットとしては、通気性が悪いため長時間の使用だと蒸れやすく、柔軟性が少ないため疲れやすいことが挙げられます。
PUレザーは、本革に近い見た目です。柔軟性もあるため、長時間の使用でもPVCほど疲れることは少ない傾向にあります。PVCよりは高価なものが多いものの、本革に近い質感や手入れのしやすさから好まれやすい素材です。
本革は、上質な質感と高級感のある見た目が特長です。また耐久性が高く、座り心地のよい製品が多い傾向にあります。ただ、高価格帯の製品が多いうえに、きちんと手入れをしないと見た目が悪くなる可能性があるので注意しなくてはなりません。
PVCレザーは、ポリ塩化ビニルを使用した人工皮革です。本革よりも安価で手に入れられ、メンテナンスしやすいという特長があります。また本革と比べ、光沢のある見た目も特徴です。デメリットとしては、通気性が悪いため長時間の使用だと蒸れやすく、柔軟性が少ないため疲れやすいことが挙げられます。
PUレザーは、本革に近い見た目です。柔軟性もあるため、長時間の使用でもPVCほど疲れることは少ない傾向にあります。PVCよりは高価なものが多いものの、本革に近い質感や手入れのしやすさから好まれやすい素材です。
ファブリック素材のオフィスチェア
ファブリック素材のチェアとは、要するに布張りのチェアのことです。アクリル、ウール、レーヨンなど素材の種類が豊富なため、多くのオフィスチェア製品で採用されています。
またカラーやデザインのバリエーションも豊富なので、オフィスのインテリアにマッチした製品を選びやすいのが大きなメリットです。カラフルな色合いのものや、個性的なデザインを採用したものまで幅広い商品が販売されています。
クッションのうえに布張りしているため、柔らかい手触りで座り心地がよい製品が多いです。また低価格帯の製品が多いのも魅力的なポイント。一方で、汚れに弱くホコリがつきやすい、クッション素材がへたるなどのデメリットもあります。
またカラーやデザインのバリエーションも豊富なので、オフィスのインテリアにマッチした製品を選びやすいのが大きなメリットです。カラフルな色合いのものや、個性的なデザインを採用したものまで幅広い商品が販売されています。
クッションのうえに布張りしているため、柔らかい手触りで座り心地がよい製品が多いです。また低価格帯の製品が多いのも魅力的なポイント。一方で、汚れに弱くホコリがつきやすい、クッション素材がへたるなどのデメリットもあります。
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Japan
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