テレビボードからスタート!賃貸でも諦めないDIY部屋!

引っ越しのタイミングで気にいったテレビボードが見つからず、DIYをスタート。その後、作れそうなものは自分で作り、好みのお部屋に仕上げていったお宅にフィーチャーします。

2022.01.07

色味で統一感を持たせた壁面収納が魅力

DIYとは言えど、その楽しみ方は千差万別。インテリアやキャンプギア、料理など枠にとらわれずに楽しんでいるDIYerが世界中にいます。私たちも日々、インスタグラムの公式アカウント@diyersjapanを通して発見した、DIYテクニックに脱帽するばかりです。ただ、この素晴らしい情報をそのままにしておくのはもったいないということで、ハッシュタグ『#diyersjapan』の中から見つけたユーザーに取材を敢行するのが本企画です。
そして今回白羽の矢を立てたのが、2525beckさん。現在の1LDKの賃貸へ引っ越したタイミングで、いいテレビボードが見つからず作ってみたところ、その出来栄えがすごく気に入ったんだそう。そのきっかけから、自分たちで作れそうなモノは作るようにしてDIYを楽しんでいます。    

コチラが@2525beckさんの初投稿。インスタグラムをうまく利用して、アイデア収集しようという姿が伺えます。
ちなみにインテリアを作っていく中でこだわったのは色の統一。基本は茶、白、黒、グレーで壁やものの色を合わせて空間作りしています。もしほかの色の家具やパーツが入る場合も、主張しすぎないようヴィヴィットカラーや大き目のものは控えるようにしたんだそうです。

それでは2525beckさんのこだわりが詰まったDIYとインテリアの数々をご紹介していきましょう。

ディスプレイ棚

2×4材にフェルトアジャスターを装着して2本の柱を作り、90cm×180cmのOSB板を2枚つけて、ディスプレイスペースを確保。壁を作ることで賃貸だと気軽にできないビス打ちも自由にできることもあり、模様替えも簡単なんだとか。壁に装着した塩ビ管もスプレーで金属風に仕上げ、インダストリアルな雰囲気をプラス。2525beckさんから「ポイントは可能な限り2人で作業すること。特にOSB板は重いので、一人が支え、もう一人がビス打ちするとスムーズかと。私は真夏に一人でこの作業をやって、大変苦労しました(笑)」というアドバイスもいただきました。 

キッチン収納棚

スノコDIYの動画を見たのがきっかけで作ったという収納棚。「ちょうど使わなくなった杉スノコがあったので、試しに組み合わせてみたら、棚っぽい形になったんです。そこに合わせて、天板や底板を買い足して作りました。6枚張りのスノコを4枚、それを半分にして計8枚のスノコを使用しています。扉はベニヤ板の上に板を貼りつけ、セリアの取手を付けました。扉らしさを出したかったので、モールディングを内側に付け、その上から白のミルクペイントを塗りました。ちなみに棚の右側に入っているプラボックスは全てダイソーの商品です」。100円ショップを上手く利用したナイスアイデアですね。

パーテーション

リビングを“男前な空間”と“白を基調としたカフェ空間”に分けたかったという2525beckさん。パーテーションはYouTuberのSwitch filmさんの[2×4用アジャスターで目隠しになるパーテーションを作った Make a partition]を参考にさせてもらったんだそうです。「棚板の位置をきちんと図りながら均等にビス留めしないと、水平にならないので注意してください。ソファの隣に雑誌がおけるスペースがあると、読み終わった後に戻しやすくて雑誌が散らかることがないのでオススメです」とデザインだけでなく実用性もバッチリ。

[DIY]2×4材用アジャスターで目隠しになるパーテーションを作った

収納棚

コチラは壁に直接棚受けを付けてるのかと思いきや、コチラも2×4材を柱に活用しているんです。そこにベニヤ板を貼り付け、ヤニ・アク止めシーラーを塗り、なんと漆喰を塗って仕上げたというこだわりのアイデア。「漆喰は日本プラスターの[漆喰 うま~くヌレール]を使いました。実はその時期に左官職人の方に憧れていたので、単純に漆喰を塗ってみたい!と思ったのがきっかけです(笑)。キレイに塗りすぎず、ラフに塗ると、光の陰影ができて味が出ると思いますよ」。やってみたいからやってみたという、まさにDIY精神あふれる行動力に感銘を受けました。  

ボルトラック

2525beckさんのDIYは自宅だけに終わりません。「帰省した際、実家に置いてあった黄緑のカラーボックスがどう考えても家の雰囲気に合わないと思ったんです。そこで家族に提案して作ったのがこの棚。板の4隅にボルトのサイズに合わせた貫通穴を開けて作りました。板はナットで支えているので高さ調節も簡単にできるんです。ただ、このサイズだと横揺れしてしまうため、重いものはのせられないのが課題点かなと。背面に筋交いを入れれば安定すると思うので、機会があったらまた挑戦したいですね。寸ぎりボルトとナットはとにかく安いので、板を2枚買って、穴を空ければすぐにミニシェルフが作れますよ」。  
数々のアイデアをご覧いただきましたが、2525beckさんのDIYの情報収拾は専らインスタグラムとYouTube。「インスタは空いた時間にDIYに関する投稿を見て、いいねするようにしています。自分が特に“この方はすごい!”と感じた方は、勝手に“先生”と呼んでいます(笑)。YouTubeは作り方が動画で分かりやすいので、とても参考になりますね」。見事に2525beckさんのDIYがライフスタイルのベースになっていますね。今年の春からキャンプを始めるために、キャンプギアを揃えていて、その収納スペースを作るのを目論んでるんだそうです。ぜひ皆さんも2525beckさんのように自分らしくDIYを楽しんでみてはいかがでしょうか。インスタグラムにアップする際はハッシュタグ『#diyersjapan』をお忘れなく!   

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DIYer(s)

Japan

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