お部屋のイメージを一新!天井リノベーションのメリットや費用相場などを解説
本記事では、天井リノベーションのメリットや費用相場など、施工前に知っておきたいポイントをまとめました。クロス・塗装の変更やスケルトン天井など、施工の種類についても詳しく解説していますので、内装リフォームの内容で迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
2023.04.15
「部屋の印象を変えたい」「内装の開放感をアップしたい」という人は、天井のリノベーションがオススメです。案外見落としがちな天井ですが、デザインを変更するだけで部屋のイメージを一新できます。そこで本記事では、天井リノベーションのメリットや費用相場、施工事例などをまとめました。中古住宅のリノベーション内容で迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
天井をリノベーションするメリット
普段あまり注意を向けることがない天井は、リフォームも後回しになりがちです。しかし、天井は部屋の雰囲気や機能性に大きく影響を与えます。そのため、素材や設計を変えることで、さまざまなメリットが得られるのです。以下ではまず、天井リノベーションを行うメリットを紹介しましょう。
部屋の雰囲気が一変する
壁のクロスやフローリング材などを変更しても、天井の素材が古いままだと、どことなく垢抜けない印象の部屋になってしまいます。「内装の雰囲気がしっくりこない」「なんとなく雑然とした印象を受ける」といった時は、天井のクロスや塗装を変更するとよいでしょう。「開放感をアップしたい時は、ワントーン明るいカラーにする」「統一感のある部屋にしたい時は、インテリアに馴染みやすい質感のクロスを使用する」など、天井リノベーションによって部屋の印象は大きく変わります。
また、クロスや塗装だけでなく、天井そのもののつくりを変更する方法もあります。例えば「スケルトン天井」は、インダストリアルなインテリアと相性がよく、ワンランク上の部屋が作れることから、近年人気を集めています。このスケルトン天井とは、天井裏の配管や梁などをあえて隠さず、むき出しのまま使用するタイプの天井です。石膏ボードを使用しないため、天井高を底上げでき、開放的な部屋になるメリットがあります。
また、クロスや塗装だけでなく、天井そのもののつくりを変更する方法もあります。例えば「スケルトン天井」は、インダストリアルなインテリアと相性がよく、ワンランク上の部屋が作れることから、近年人気を集めています。このスケルトン天井とは、天井裏の配管や梁などをあえて隠さず、むき出しのまま使用するタイプの天井です。石膏ボードを使用しないため、天井高を底上げでき、開放的な部屋になるメリットがあります。
防音・断熱に効果的
築年数の経過した住宅は、建材の劣化により機能性が低下している可能性があります。すべての建材を入れ替えると費用が高くなりますが、気になる箇所だけ部分的に交換すれば、効率よく機能を改善できるでしょう。天井リノベーションは、住宅の断熱性や防音性などに大きく影響を与えるため、部屋の冷暖房効率をアップしたい人や、小さい子どもがいる人などにオススメです。
天井リノベーションで家の機能性をアップするポイントは、素材ごとの特徴をしっかりと理解することです。天井に用いられる主な素材は、クロスや塗装、板張りなど、施工方法によってさまざまなものがあります。どのような機能を改善したいのか業者によく相談し、条件に合った施工方法や材料を選ぶとよいでしょう。
天井リノベーションで家の機能性をアップするポイントは、素材ごとの特徴をしっかりと理解することです。天井に用いられる主な素材は、クロスや塗装、板張りなど、施工方法によってさまざまなものがあります。どのような機能を改善したいのか業者によく相談し、条件に合った施工方法や材料を選ぶとよいでしょう。
天井リノベーションの費用相場は?
天井リノベーションは、施工内容によって費用が変わりやすい特徴があります。クロスの張り替えや塗装の変更、部分的な修繕など、比較的簡単な施工なら6万~10万円ほどで施工できます。一方で、天井高の変更や板張りなど、天井そのものの設計を変更する施工や材料費がかさみやすい施工では、費用が膨らみやすいでしょう。また、広い範囲を施工する場合など、大規模なリノベーションとなると100万円以上の費用がかかることもあります。
このように、住宅の状態や使用する素材、施工方法などによって費用に幅が生じます。予算をあらかじめ業者に伝えたうえで、リフォーム内容を決めていくとよいでしょう。
ちなみに、素材のグレードを落としたり、施工方法を見直したりすることで、費用を抑えて施工することも可能です。例えば、無垢材を使用した板張りには多くの費用がかかりますが、建材をプリント合板に変更すれば、大幅なコストカットが期待できます。デザインと機能性のバランスを考慮しつつ、改修内容を見直すことが、満足度の高いリフォームにつながります。
このように、住宅の状態や使用する素材、施工方法などによって費用に幅が生じます。予算をあらかじめ業者に伝えたうえで、リフォーム内容を決めていくとよいでしょう。
ちなみに、素材のグレードを落としたり、施工方法を見直したりすることで、費用を抑えて施工することも可能です。例えば、無垢材を使用した板張りには多くの費用がかかりますが、建材をプリント合板に変更すれば、大幅なコストカットが期待できます。デザインと機能性のバランスを考慮しつつ、改修内容を見直すことが、満足度の高いリフォームにつながります。
天井リノベーションの種類
一口に天井リノベーションといっても、実際にはさまざまな種類の施工方法があります。ここでは、手軽にできる施工からデザインを一新する大掛かりな施工まで、さまざまリノベーション方法をまとめました。
クロスの張り替え
費用を抑えて手軽に天井を変更したい人にオススメなのが、クロスの張り替えです。特に目立つ劣化などがなくても、気づかないうちにホコリや汚れが付着し、クロス全体がくすんでいるケースは少なくありません。慣れていればDIYでも施工できるため、費用をかけずに内装イメージを変更したい人にも適しているでしょう。
また、既存のクロスと同じものを使用することもよいですが、カラーや質感などを変更すれば、部屋の印象を一新できます。部屋の開放感を底上げして天井を高く見せたい人は、ワントーン明るいカラーを選ぶなど、目指したい印象に合ったクロスを選ぶとよいでしょう。
また、既存のクロスと同じものを使用することもよいですが、カラーや質感などを変更すれば、部屋の印象を一新できます。部屋の開放感を底上げして天井を高く見せたい人は、ワントーン明るいカラーを選ぶなど、目指したい印象に合ったクロスを選ぶとよいでしょう。
塗装の塗り替え
塗装の塗り替えも、比較的手軽に施工できる天井リノベーションの一つです。塗装のメリットは、塗料の種類によって質感や機能性、カラーなどのさまざまなバリエーションを楽しめることです。調湿や消臭に優れた機能性塗料や、塗料ならではの質感を活かした左官仕上げなど、ほかの建材にはないさまざまな施工があるので、住まいの細かな希望も叶えやすいでしょう。
また、自然素材を使用した塗料は、「シックハウス症候群」を防ぐ役割もあります。シックハウス症候群とは、住宅に含まれる化学物質などによって、頭痛やめまいなどの症状が現れることです。原因の特定が難しく、内装リフォームなどで突然起こる可能性もあるため、「天井リフォームをしたいものの体調が心配」という人は塗装を選ぶとよいでしょう。
また、自然素材を使用した塗料は、「シックハウス症候群」を防ぐ役割もあります。シックハウス症候群とは、住宅に含まれる化学物質などによって、頭痛やめまいなどの症状が現れることです。原因の特定が難しく、内装リフォームなどで突然起こる可能性もあるため、「天井リフォームをしたいものの体調が心配」という人は塗装を選ぶとよいでしょう。
天井を高くする・吹き抜けを作る
部屋の印象を大幅に変えたい場合は、「天井を高くする」「吹き抜けをつくる」など、天井の構造を変更するリフォームがオススメです。クロスや塗装の塗り替えは、手軽に施工可能ではありますが、やはり変更できる印象の程度に限度があります。天井を高くすれば、間取りやレイアウトを変えなくても、大幅に部屋の開放感をアップできるでしょう。
ただし、このように天井に大規模な施工を行うリフォームは、階層のないマンションやアパートなどではそもそも施工できないこともあります。リフォームの自由度が高い戸建て住宅や、メゾネットタイプの住宅で検討しましょう。
ただし、このように天井に大規模な施工を行うリフォームは、階層のないマンションやアパートなどではそもそも施工できないこともあります。リフォームの自由度が高い戸建て住宅や、メゾネットタイプの住宅で検討しましょう。
スケルトン天井
先にも少し触れましたが、スケルトン天井は下地をすべて取り払い、コンクリートの建材や配管などをそのまま露出させる工法です。これらを隠す石膏ボードを解体するため、天井高を底上げしつつ、素材感のある独特なデザインを楽しめるでしょう。リノベーション住宅やデザイナーズマンションなどでもよく見受けられ、近年オシャレな住まいを目指したい人から注目を集めています。
スケルトン天井の特徴は、素材を活かした建材やインダストリアルデザインなどとの相性が良いことです。既存の住まいでは活用しきれなかった個性的なインテリアなども、スケルトン天井ならしっくりと馴染んでくれるかもしれません。ほかとは違う住まいを作りたい人や、従来の部屋から大きく印象を変えたい人などは、スケルトン天井がぴったりでしょう。
スケルトン天井の特徴は、素材を活かした建材やインダストリアルデザインなどとの相性が良いことです。既存の住まいでは活用しきれなかった個性的なインテリアなども、スケルトン天井ならしっくりと馴染んでくれるかもしれません。ほかとは違う住まいを作りたい人や、従来の部屋から大きく印象を変えたい人などは、スケルトン天井がぴったりでしょう。
天井リノベーション検討時のポイント・注意点
天井リノベーションで注意すべきポイントは、住宅の種類によって施工できる内容が異なることです。特に、天井を高くしたり、吹き抜けを作ったりする施工の場合、建物の構造に注意しましょう。
建物の躯体と天井の間に隙間がある「二重天井」であれば、下地材を取り払うことで天井を底上げできます。しかしすでに構造が露出している「直天井」の場合は、高さ変更は不可能です。ほかにも、壁の面で建物を支えるツーバイフォー住宅も、天井の高さを変えられないため要注意です。加えて、マンションの規定によっては、天井の構造を大幅に変更できないケースもあるので、どんな改修が可能なのかを事前に確認するとよいでしょう。
また、素材そのものの印象だけでクロスや建材などを決めてしまうと、天井に施工した際、イメージと違う仕上がりになることもあります。例えば明るいカラーを選ぶと天井が高く見え、暗いカラーを選ぶと重厚な印象になります。色によってもこのような違いが生じるので、天井に施した時の特徴を考慮しながら、慎重に素材を選ぶとよいでしょう。
建物の躯体と天井の間に隙間がある「二重天井」であれば、下地材を取り払うことで天井を底上げできます。しかしすでに構造が露出している「直天井」の場合は、高さ変更は不可能です。ほかにも、壁の面で建物を支えるツーバイフォー住宅も、天井の高さを変えられないため要注意です。加えて、マンションの規定によっては、天井の構造を大幅に変更できないケースもあるので、どんな改修が可能なのかを事前に確認するとよいでしょう。
また、素材そのものの印象だけでクロスや建材などを決めてしまうと、天井に施工した際、イメージと違う仕上がりになることもあります。例えば明るいカラーを選ぶと天井が高く見え、暗いカラーを選ぶと重厚な印象になります。色によってもこのような違いが生じるので、天井に施した時の特徴を考慮しながら、慎重に素材を選ぶとよいでしょう。
ここまで変わる!天井リノベーションの施工事例
ここでは、ぜひ参考にしたい優れた天井リノベーションの施工事例をまとめました。住まいのタイプやデザイン、改修の内容などにも触れながら、施工のポイントを紹介します。
吹き抜け天井で開放感を演出するリノベーション
via renoverisu.jp
まずは「リノベりす」より、吹き抜け天井のリノベーション事例を紹介します。築14年のメゾネットマンションを全面改修し、ヴィンテージデザインが印象的なスタイリッシュな住まいに一新。リビングダイニングの天井を吹き抜けにアレンジしたことで、採光と開放感をアップしました。
デザイン性抜群の勾配天井リノベーション
こちらは「CRAFT」より、デザイン性の高い勾配天井をピックアップ。築年数22年のマンションを事務所に改修し、間取りや内装などをすべて変更しました。仕事関係の来客が多いため、落ち着きやリラックス感を重視したデザインを採用しています。天井を底上げし、重厚感と温かみのあるレッドシダーを貼ったのもポイントです。
インダストリアルな雰囲気が魅力のスケルトン天井も!
via www.renoveru.jp
最後は「リノベる。」より、スケルトン天井で空間の雰囲気を大きく変えたリノベーション事例を紹介します。もともとは白いクロスで統一されたシンプルな内装の中古マンションでしたが、天井をスケルトン化することでインダストリアルな雰囲気に。アンティーク調の家具や布などを組み合わせたり、レトロなタイルを取り入れたりと、インテリアにもこだわりました。
リノベーションで後回しになりがちな天井ですが、実は住宅の機能性やデザイン性をアップするのに欠かせないパーツです。費用を抑えて手軽に施工したい人はクロス・塗料の変更を行い、部屋のイメージを大胆に変えたい人は天井高を変更したり、スケルトン天井化したりするなど、自分に合ったリノベーションを検討するとよいでしょう。
具体的な費用や改修内容について知りたい人は、天井リノベーションの施工実績が豊富な「カシワバラ・コーポレーション」にぜひご相談ください。
具体的な費用や改修内容について知りたい人は、天井リノベーションの施工実績が豊富な「カシワバラ・コーポレーション」にぜひご相談ください。
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