森を感じる収納ボックス「A BOX」!重ねて並べて片付け上手に。

戦後植林された森林資材を活用して作り出す、木箱A BOX。シンプルながら味わい深い質感に、日常で役立つ利便性も兼ね備えた逸品をご紹介。

2023.04.23

森から生まれた、とにかく使える現代版木箱

5枚の板からなる木箱は、戦後植林された森林資材から作られる「A BOX」。東京で空間デザイン、家具の製作管理を行う有限会社SOLOが中心となって邁進するプロジェクト「aemono project」から誕生しました。2015年よりスタートした本プロジェクトは、“生産と消費のいい関係”をコンセプトに、素材生産者、職人、建築家、デザイナーが集い、ジャンルを超えてそれぞれの本音を“和え物”のように混ぜ合わせて商品を生み出しています。A BOXはそんなaemono projectの中から、東京都檜原村にて林業を行う株式会社東京チェンソーズとの協業により実現したのです。
A BOXに使用される材料は全て檜原村で植林された森林資源(木材)を使い、隣接するあきる野市の木工所・小野木工製作所が一つ一つ丁寧に作り上げたもの。素材のよさから“100年使えるクオリティ”と、耐久性にも職人たちから太鼓判。
シンプルでありながら、天然木が持つ木目やフシを生かした木の呼吸が感じられるデザインも特徴的なA BOX。木箱の大きさは60、120、240と3サイズ、材料はスギ、サワラ、ヒノキ、モミの4種類から展開しており、暮らしに合わせたデザインを選べます。
デザインを手がけるのは、空間・プロダクトデザインで国内外で活躍する真喜志奈美さん。材料が持つ雰囲気を崩さないように、板材ごとの接続部分には釘などを使わずに、組継と呼ばれる接合方法を採用。そういったデザインにまつわる試行錯誤や開発プロセスをSNSで発信することで、作り手と使い手のコミュニティが育つ事も、A BOXの目的の一つ。

A BOX240を並べてレイアウトすれば、シンプルな2段シェルフが完成。本棚やたたんだ洋服の収納などに活躍します。

A BOX60は、日々のガジェット収納や食事のトレイとしても活用可能。慌ただしい暮らしの中に、こういった木のぬくもりが加わるだけで、ホッと一息つけますね。

「A BOX」産直販売イベントを開催!

今回、aemono projectの産直販売イベントが、2月23日(土)に開催決定!プロダクトデザイナー、素材生産者が一堂に会するイベントで、消費について考えてみてはいかがでしょうか?
イベント概要
日時:2019 年 2 月 23 日(土) 16:00〜19:00
トーク:青木亮輔(東京チェンソーズ)×真喜志奈美(デザイナー/LUFT)×鶴岡学(収育コンサルタント)×神 梓(プロデューサー/SOLO)
場所:東京都文京区湯島 1-12-6 高関ビル 6F-B 有限会社 SOLO
内容:東京都檜原村産「A BOX」産地直送販売会
申込先:aemono@solosolo.co.jp

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DIYer(s)

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