大人の秘密基地をDIY!森の中で楽しむツリーキャンプ【完成編】

前編、中編と密着取材を行ってきたnozawa green fieldの拡張プロジェクトも、いよいよ最終回!どのような仕上がりとなったのでしょうか?

2022.01.07

ついに完成!大人の秘密基地!

日々、東京は品川で業務をこなすDIYer(s)編集部が、長野県野沢温泉にたびたび赴いたこの夏。その目的地は、木々に囲まれた山の中にある1日1組限定のツリーキャンプ場nozawa green field。すべて代表を務める河野健児さんとその仲間たちで手作りされたツリーハウスが象徴的な空間です。そんなnozawa green fieldのウッドデッキ部分を大きく増築するという話を聞いて、4回にわたる密着取材を行いました。
今回のプロジェクトは、DIYer(s)だけにとどまらず、様々なジャンルの第一人者たちが多数参戦。世界的アウトドアブランドTHE NORTH FACEのほか、ドイツ生まれの工具メーカーBOSCH、映像プロダクションRIGHT UP、フォトグラファーのTSUTOMU YABUUCHI[TAKIBI]といった方たちによる共同プロジェクトなんです。

取材4日目!2階建てウッドデッキを総仕上げ!

前回は、ウッドデッキの設営から、手すりの設置までの様子をお届けしてまいりました!今回取り組むのは、階段の手すりやサンディングといったウッドデッキ作りの総仕上げ。nozawa green field拡張プロジェクトの集大成となっています。

取材4日目は、ウッドデッキのふちへサンダーをかけている河野さんの様子からスタート。

ウッドデッキの2階部分を見上げると、前回製作途中だった手すりも無事に完成。早速2階へ!

ツリーハウスのあるウッドデッキからすると、約4m超の高さがある2階部分。丸太を支柱代わりにした手すりによって、落下を防いでくれます。

nozawa green fieldの材料は、その多くが山から伐採してきたもの。木材が持つ温かみを損なわないように、極力金具などは使用していません。丸太や2x4材へ切り込みを作ることで、それぞれを固定しています。

前述の通り、丸太を固定するのにも端材に穴を開けたパーツを使っているんです。

2階部分のウッドデッキもカットした際のバリがあったため、BOSCHのサンダーを使ってサンディング。

ということで、ウッドデッキ2階を囲む手すりは無事に完成!取材4日目の作業は階段・踊り場の手すり作りから始まります。

踊り場の手すりも、ほかの手すりと同様に作業を進めていきます。

まずは丸太を通すための穴をBOSCHのジグソーを使って開けていきます。

今回の丸太は切りたてのため、まだ水分を含んだ状態。重さがあるため、安全に2人がかりで運搬を。

垂直になるように、支柱役の丸太を通します。

2本目の設置もOK!

続いて、丸太を固定するための支えを取り付けます。BOSCHのプロフェッショナルシリーズからリリースされているインパクトドライバーで、しっかりとビス打ち。

2x4材を設置するための溝も、のみを使って削っていきます。ウッドデッキが一つ一つ手仕事で作られているのが、伝わるのではないでしょうか?

溝ができたら、2x4材をはめ込んでビスで固定して、踊り場の手すりが完成です!

もともとあったスペースから、増築したウッドデッキへの階段にも手すりが設置できたところで、テントやテーブルなどを設営していきます。

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DIYer(s)

Japan

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