補助金でトイレリフォームがお得に?制度の対象や内容を解説!

トイレをリフォームする時に使える補助金があることをご存じですか?この記事では、トイレリフォームの方法や確認しておくべき補助金制度、補助金を受給する際の注意点、工事の流れ、工事にかかる費用相場などを紹介します。

公開日 2020.08.13

更新日 2020.08.13

補助金でトイレリフォームがお得に?制度の対象や内容を解説!

補助金でトイレのリフォームがお得になる?

「古いトイレをきれいにしたい」、「高齢者でも使いやすいトイレにしたい」など、トイレのリフォームを考えているなら、工事にどれくらいの費用がかかるのか気になるところです。
実は、補助金制度を使ってお得にトイレをリフォームする方法があります。今回は、トイレリフォームの費用相場や知っておきたい補助金制度、補助金を受給する際に気を付けるポイント、工事の流れなど、トイレのリフォームに関するお役立ち情報をまとめています。

そもそもトイレのリフォームにかかる費用は?

トイレのリフォームを考えているなら、まずは工事費用の相場を確認しておきましょう。便器を丸ごと新しいものに取り換える場合、ウォシュレットなどの機能が付かないシンプルなタイプで5万~10万円、ウォシュレットや暖房機能が付いたタイプで15万~25万円程度です。
さらにタンクレストイレにする場合や、便器の自動洗浄、蓋の自動開閉などの高度な機能が付いたトイレに変える場合は、30万円前後はかかるでしょう。また古い便器の撤去などに、別途3万~5万円が必要です。

クロスを張り替える場合、1帖ほどの広さで2万~4万円が目安です。そのほかにも床材をフローリングに張り替える場合は1万~2万円、タイルへの張り替えは3万~6万円ほど、追加でかかります。
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和式トイレを洋式トイレに取り換える場合は、段差を調整するために床や壁を解体しなくてはなりません。汲み取り式か水洗か、床がコンクリートか木製か、といった条件にもよりますが、基本的に大掛かりな工事になるため、作業費だけでも20万円は見込んでおきましょう。

このようにトイレのリフォーム費用は、工事内容によって幅があります。予算が10万円未満なら床や壁の張り替え、10万~20万円あれば便器交換、20万~50万円あれば便器交換と床や壁などの内装工事、50万円以上あれば高機能な便器への交換と内装工事ができる、と考えておくとよいでしょう。

トイレのリフォームで使える補助金制度

便器を交換して内装もきれいにしようとすると、数十万円という金額がかかってしまいます。ですが、補助金制度を利用すれば、少ない負担でトイレのリフォームをすることができます!

介護保険

トイレリフォームに利用できる補助金制度の中で、もっとも申請のハードルが低いのが介護保険です。上限20万円までなら、工事費用の7~9割を補助金として受給可能。和式から洋式便器への取り換え工事や、手すりの設置工事などについて、この補助金を申請できます。

ただし、この方法で補助金を受け取れるのは、自治体から「要支援」や「要介護」といった介護認定を受けている、介護保険の被保険者です。受給の手続きのためには、ケアマネージャーなどに相談した上で、申請用の理由書を書いてもらう必要があります。
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各自治体の補助金や助成金

各自治体が実施する、さまざまな補助金や助成金を活用する方法もあります。受け取れる金額や工事の内容は自治体によって異なりますが、介護目的や省エネ推進、子育て世帯向けのリフォームを適用対象としていることがほとんどです。
また受給のための条件として、住民税を滞納していないことや、自治体が指定する業者に工事を依頼することなどが定められています。各自治体のホームページで詳細を確認してみましょう。

リフォーム減税制度

リフォームを行った事実を確定申告時に明示することで、減税してもらえる制度もあります。耐震やバリアフリー化、省エネ化などを目的とするリフォームを行うと、所得税や固定資産税の控除が受けられるほか、10年以上の住宅ローンを利用して100万円以上のリフォームをした場合に受けられる住宅ローン減税などもあります。こうした主な減税制度による控除金額の目安を、下記に記載しました。制度別に、申請条件がそれぞれ異なっているので、住宅リフォーム推進協議会サイト(http://www.j-reform.com/zeisei/)などでよく確認しましょう。

・バリアフリーリフォーム:所得税は20万~25万円、固定資産税は1年度分のうち1/3
・省エネリフォーム:所得税は25万~35万円、固定資産税は1年度分のうち1/3
・住宅ローン減税:最大400万円

また建物が古い場合は、耐震リフォーム費への援助として、以下のような減税制度が適用されます。

・投資型減税:1981年5月31日以前に建築された住宅を対象とし、リフォーム費の10%(最大25万円まで)を、1年間の所得税より控除
・固定資産税減額:1982年1月1日以前に建築された住宅の場合は、固定資産税が1年度分の税額のうち1/2控除

上記のような控除を受けるためには、工事を行った年の翌年中に確定申告を行う必要があります。確定申告が期間内に間に合わない場合、減税制度が適用されないことがあるため、早めに申告の準備をしておきましょう!

トイレリフォームの種類について

ここからは、先述した補助金制度や、リフォーム減税制度の対象になるトイレリフォームについて、詳しく見ていきましょう。

バリアフリーリフォーム(介護リフォーム)

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トイレをバリアフリーリフォームする際の具体的な工事としては、まず手すりの設置が挙げられます。狭いトイレの中で立ち座りや衣服の着脱などの動作をスムーズに行えるよう、適切な位置に取り付けることがポイントです。トイレの出入り口に段差がある場合は、トイレの床を高くして段差を取り除きます。滑って転倒してしまうのを防ぐために、水やアンモニアに強い床材を選ぶのもおすすめです。
また、足腰の弱い高齢者にとって、用を足すのにしゃがまなければならない和式トイレは不便なものです。和式トイレを洋式トイレへ変更するためには、床や壁を取り壊す必要があり、工事は大掛かりになりますが、バリアフリーのためには欠かせないリフォームと言えるでしょう。

省エネリフォーム

具体的に言えば、省エネリフォームとは、エコキュートやエネファームなど高効率給湯器の設置をはじめ、壁や窓、外壁、屋根の断熱工事、節水型トイレとの交換、蓄電池や太陽光発電システムの導入、などを行うリフォームのことです。
特に、節水型トイレへ交換すれば、省エネ化するだけでなく、毎年の水道代の節約も期待できるでしょう。ただ便器交換には排水工事が必要となり、排水方式や排水位置、また水圧によっても、設置できる便器が異なります。希望する節水型トイレが自宅に取り付けが可能かどうか、リフォーム業者とよく相談しましょう。

その時の生活に合わせた快適なトイレリフォームを

介護目的のリフォームや省エネ化に限らず、トイレの使用年数や劣化状況、自分自身や家族のライフステージに応じて快適に利用できるようリフォームするのが一番です。
自治体の補助金や住宅ローン控除を使えば、「出産を機により使いやすいトイレにしたい」、「20年以上使っている古いトイレを新しくしたい」、「家のリフォームに合わせてトイレも最新のものにしたい」といったさまざまなシチュエーションで、お得にトイレをリフォームすることができます。毎日使うトイレだからこそ、価格の安さだけにこだわらず、機能面や快適性を重視して選びたいものです。

トイレのバリアフリーリフォーム施工事例

ここからは、実際の工事の際に参考になるトイレリフォームの施工事例をみていきましょう。

車椅子完全対応のバリアフリートイレ

補助金でトイレリフォームがお得に?制度の対象や内容を解説!
SuMiKaよりバリアフリートイレのリフォーム事例をご紹介します。交通事故で下半身が麻痺し、車椅子生活を余儀なくされたことをきっかけに、家全体を建て替え、バリアフリー化。トイレの中も車椅子が自由に動ける広さを確保しています。

安全性とデザイン性を両立したバリアフリーリフォーム

PanasonicリフォームClubより、安全性はもちろん、デザインにもこだわったバリアフリーリフォームの事例です。車椅子でも移動しやすいよう、狭かったトイレ内のスペースを拡大。冬場には足元が冷え、滑りやすかったトイレの床を、明るく清潔感のある素材に変更しました。

木の雰囲気が温かい広々としたバリアフリートイレ

LIXILより、広々とした通路を作ったバリアフリートイレの事例です。通路幅は+90cmと余裕のある作りになっているため、将来車椅子を使うことになっても安心。広々としていながらも、低い壁があることでしっかりプライバシーにも配慮されています。壁や天井には杉版が貼られており、木の温かみを感じる落ち着いた空間になっています。

【関連コンテンツ集】トイレリフォームにまつわるお役立ち情報

最後に、DIYマインドを持った大人のためのWEBメディア「DIYer(s)」から、トイレリフォームにまつわるお役立ち情報をいくつか紹介します。

最適なトイレの手すりの位置や高さについて

【快適暮らしの入門編】トイレ手すりの位置や高さはどこが最適?失敗しない取付ガイド
手すりの取り付けで失敗しないためには、手すりの種類ごとの特徴を把握し、最適な位置や高さに設置することが大切です。例えばL字型の手すりは、効き手側の便器横に設置すると、立ち座りの動作がしやすくなり、肘を置いて体を支えることも可能になります。
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“トイレ以外”のトイレリフォームやその費用について

便器の交換や内装工事以外にも、トイレに関わるさまざまなリフォームがあります。
換気扇から今までにない異音が聞こえるようになったら取り替えの合図です。工事費用は作業の難易度や業者によっても幅がありますが、大体2万~4万円程度を見込んでおくとよいでしょう。
ドアノブがガタついたり、鍵がかかりにくかったりする場合は、プラスドライバーとマイナスドライバーの2本さえあれば、DIYでも対処が可能です。ドアノブのメーカーを確認して、サイズやドアの厚みなどを正確に測り、きちんと適合するものを購入して取り付けましょう。
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ある日突然、トイレのレバーが回らない、空回りして使えない、という事態が発生することもあり得ます。このような不具合は、レバーそのものが壊れているか、レバーを固定している部品が壊れていることが原因です。ほとんどは経年劣化によるものなので、何か違和感を覚えたら、不具合が起きないうちに、早めに新しいレバーと交換しておきましょう。

通常は数十万円かかるトイレのリフォームも、補助金制度を活用すれば費用負担を大幅に抑えることが可能です。ですが、せっかくリフォームをするなら、頼れるリフォーム会社にお願いしたいですよね。
トイレのリフォームを検討しているなら、リフォーム実績が豊富なカシワバラ・コーポレーションへの依頼をおすすめします。
優れたデザイン提案で、暮らしの中のちょっとした不便を解消してくれます。気になる人は、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。

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