フローリングが床鳴りするのはなぜ?原因の見分け方と対策方法を一挙解説!

本記事では、フローリングが床鳴りする原因や、その見極め方などを紹介します。音を聞き分けておおまかな床鳴りの原因を探る方法や、床鳴りが発生している場所によって原因を予想する方法など、自分ですぐに行える方法を取り上げていますので、床鳴りにお困りの際はぜひ参考にしてください。

公開日 2021.04.09

更新日 2021.04.09

フローリングが床鳴りするのはなぜ?原因の見分け方と対策方法を一挙解説!

築年数の新しい住宅で床鳴りがすると、「床材が劣化しているのでは」と不安になるものです。床鳴りが必ずしも重大なトラブルにつながるわけではありませんが、なかなか治まらない場合は、見えない部分で劣化や問題が発生しているかもしれません。
そこで今回は、「新築なのにフローリングがギシギシ鳴る」「最近床鳴りが気になりはじめ、修理すべきか迷っている」などの人に向けて、フローリングが床鳴りする原因や、それらを見分ける方法などを紹介します。DIYで応急措置をする方法も解説しますので、家の床鳴りでお困りの人は、ぜひ参考にしてください。

そもそも床鳴りとは?放置するとどうなる?

フローリングが床鳴りするのはなぜ?原因の見分け方と対策方法を一挙解説!
「床鳴り」とは、歩くたびにフローリングもきしみ、音が鳴る現象のことです。床鳴りが必ずしも重大なトラブルにつながるわけではなく、住宅の状況によってさまざまな原因が考えられます。

よくある原因の1つは、木材の変形によるものです。木材は気温や湿度によって伸縮するため、年月が経つにつれて、新築時とは形が変わっている可能性があります。木材の伸び縮みによって、今まで触れていなかった部分に資材が触れるようになったり、フローリングとほかの資材との間に隙間が生まれたりして、床鳴りが発生するのです。こうした場合は、木の性質による自然現象なので、特に修理を施す必要はありません。

しかし木材の性質によるものでなければ、家の資材や構造などに何かしら床鳴りの原因があるはずです。しばらく様子を見ても治さまらない時は、その原因を特定し、適切な処理をする必要があります。見えないところで被害が広がっている可能性もあるので、そのまま放置せず、必ず業者に相談しましょう。

新築のフローリングが床鳴りするのは施工不良?考えられる原因と見分け方

ここでは、新築が床鳴りする時に考えられる原因や、その見分け方を紹介します。どのような音が鳴るか、木材の種類はどうかなど、自分の家とよく比較しながら、床鳴りの原因を見極める参考にしてください。

床鳴りは「フローリング」もしくは「床下地」に問題のあるケースが多い

床鳴りが発生する時は、フローリング材や床下の下地材・根太などに問題のあるケースも、比較的多いです。フローリング材のトラブルでよくあるのは、資材の剥がれやたわみ、釘のこすれなど。これらによって、床材と土台の間に隙間ができ、床鳴りが発生します。

一方、床下地のトラブルで考えられるのは、下地材・土台・根太・大引・束の劣化や、シロアリ被害などです。気付かないうちに床下で漏水が起きており、床下材が大きく劣化したため床鳴りが生じるケースもあります。この場合、放置していると大きなトラブルにつながりかねないので、「たかが床鳴り」と侮るのは禁物です。床鳴りが発生している場所を見つけたら、業者に依頼したり、自分で調べたりして原因を見つけましょう。

「キシキシ」「キュッキュ」など比較的高い音が鳴る場合

ここからは、床鳴りの音によって原因を見極める方法を紹介します。
フローリングが床鳴りするのはなぜ?原因の見分け方と対策方法を一挙解説!
「キシキシ」「キュッキュ」「パキッ」など、比較的高い音の床鳴りは、床表面に近い箇所でトラブルが起きているサインです。下地材や土台のトラブルというよりは、フローリング自体に問題のあるケースが多いでしょう。修復するには、施工の技術や床暖房に関する知識などが必要なので、プロに依頼するのがオススメです。
フローリングが床鳴りするのはなぜ?原因の見分け方と対策方法を一挙解説!
また、壁のそばで床鳴りが発生している場合は、床と壁が近過ぎるため床材と壁がこすれてしまい、音が鳴っている可能性もあります。巾木を外すと、壁と床との間にスペースが生まれ、床鳴りを止められることもありますが、こちらも業者に依頼し直してもらうのがベターです。

「ギーギー」「ギシギシ」など低い軋み音が鳴る場合

「ギーギー」「ギシギシ」など、比較的低い音で床鳴りする時は、床下の下地材や構造材に問題があるケースも少なくありません。床下は床下地材・土台・根太・束・大引などの資材からできており、それぞれ異なる役割があります。
「根太」は床板を支える横木のことで、フローリングの下に横方向に通し、床板を補強しています。「大引」は根太の下に組まれている、建物の根幹をなす床下材です。「束」とは、大引を支えている小さな柱のことで、床の重みを地面にしっかりと伝える役割があります。
低い音の床鳴り意外にも、床下や構造部分の劣化を疑うべきポイントがあります。部屋の中央がへこんでいたり、重いものを置くと床が目に見えてへこんだりする場合も、注意が必要です。これらのケースでは下地が傷んでおり、床全体の剛性に問題がある可能性も高いので、同じような症状がほかの箇所でも見られないかどうか、家全体を確認してください。

床下や構造部分の床鳴りは、フローリングを剥がしてみないことには、原因特定が困難です。「劣化ではなく業者の施工不良だった」「下地材がシロアリ被害に遭っていた」など、予想外のパターンも十分に考えられます。音が日増しに大きくなっていると感じるなら、業者に状態を見てもらいましょう。

馴染んでいないだけかも?伸縮を繰り返す無垢フローリングはいったん様子見を

フローリングが床鳴りするのはなぜ?原因の見分け方と対策方法を一挙解説!
見た目で原因を判断するのが難しく、時に重大なトラブルにつながることもある床鳴り。しかし、床鳴りがするからといって、必ずしも施工不良や木材の劣化が起きているわけではありません。

例えば無垢材フローリングは、気温や湿度などの条件により、木材そのものが伸縮します。季節が変わるごとに、年間通して少しずつ伸び縮みを繰り返すため、少し期間を空けると床鳴りが治さまることもあるのです。新築で床鳴りがする場合や、リフォームで床材を張り替えて間もない場合は、半年〜1年ほど様子を見るのもよいでしょう。

どうにかしたい!床鳴りが続く場合の対応策について

中には廊下やリビングなど、家族が頻繁に使う場所で床鳴りが起こり、不安を感じている人もおられるでしょう。ここでは、「様子を見たものの床鳴りが治さまらない」「前よりも床鳴りがひどくなっている」といった場合の対処法を紹介します。

新築なら、まずは売主や施工業者へ現地確認を依頼しよう

新築で床鳴りがする場合、まずは家の売主や施工業者へ連絡し、現地確認を依頼してください。その際、床鳴りの場所や音などの具体的な症状、推測に至った原因、建物の状態などをあらかじめ記録しておき、電話口で伝えるとスムーズに依頼できます。住宅が保証の期間内なら、無償で補修してくれる可能性も高いので、新築時の保証内容や期間なども確認しておくと安心です。

現地確認の結果、補修を要する症状であることが判明した場合は、具体的な補修案を提示してもらうとよいでしょう。認識の食い違いなどのトラブルを防ぐためにも、双方で内容を確認し、必ず書面で補修案をもらってください。

費用相場はいくら?築年数が経過している家は床のリフォームも検討を

ある程度築年数の経過した住宅で床鳴りがする場合は、床材の張り替えリフォームも視野に入れるとよいでしょう。ただし、床鳴りの原因によって施工内容や費用は異なるので、注意が必要です。1万円前後でできる部分的な補修もあれば、床下の大掛かりな補修を要し50万〜80万円ほどかかるケースもあるなど、建物の状態によって費用に幅があります。

例えば、フローリングと根太の間に隙間ができている場合は、金具を締めたり補修材を流し込んだりといった施工を行います。費用はおおむね1万〜2万円ほどですが、建物の階数によって値段が多少前後します。
また根太に腐食や劣化が見られる場合は、根太木材の補強工事を行います。費用は5万〜10万円ほどで、劣化の度合いがひどく、床下全体を補修する場合などはもっと高くなることもあるでしょう。

自分でもできる?DIYで床鳴りの応急処置をする方法

素人が床鳴りの原因を正しく見極めるのは、案外難しいものです。基本的にはプロに相談することが推奨されますが、「スケジュールが合わずなかなか依頼できない」「業者が来るまでにまだ日数がある」などの人もいるでしょう。ここでは、DIYで床鳴りに応急処置をする方法について紹介します。

床表面に原因がある床鳴りは、DIYで修理できることも

フローリングが床鳴りするのはなぜ?原因の見分け方と対策方法を一挙解説!
比較的高い音が鳴る時など、床表面に床鳴りの原因があると思われる場合は、DIYで補修できます。「実(サネ)」と呼ばれる、床材を組み合わせる凹凸が擦れている場合は、カッターをフローリング材の境目に差し込み、隙間を作ると床鳴りが止むことも。フローリングのつなぎ目ではない箇所に切れ目を入れないよう注意し、焦らずゆっくり作業することがポイントです。なお、床暖房のフローリングの場合、暖房パネルを破損してしまうことがあるため、この方法は使えません。

そのほか、市販の補修液を使用し、フローリングの隙間を埋めるという手もあります。商品によって使い方に多少の違いはあるものの、基本的には床鳴りが起きている実に沿って、補修液を流し込むだけでOKです。無垢材フローリングの場合は、補修液が付着すると変色する可能性があるので、誤って見えるところに付かないように注意しましょう。

DIYしても音が止まない場合や、床下に問題があると考えられる場合は早めにプロへ相談を

DIYで補修をしても床鳴りが治さまらない時は、専門業者に補修を依頼するのがオススメです。住宅の状態によってさまざまな原因で生じる床鳴りは、床が抜けるなどの大きなトラブルに発展する恐れもあります。特に低い音の床鳴りや、築年数の古い住宅で見られる床鳴りなど、床下に原因があると考えられる場合は、なるべく早くプロに相談してください。

床鳴りは、原因となるトラブルを解消しない限り、補修を行っても音は止みません。同じ場所で再発するケースも多いので、アフターケアや保証が充実している業者に頼むことが大切です。
フローリングが床鳴りするのはなぜ?原因の見分け方と対策方法を一挙解説!
床鳴りがするからといって、必ずしも床にトラブルが発生しているわけではありません。しかし、床下の漏水やシロアリなど、基礎構造にかかわる重大な問題の発生も考えなくてはならないことが、床鳴りの怖さです。見た目ではわからない問題が隠れていることもあるので、床鳴りを見つけたらプロに相談するのがオススメです。
具体的な床鳴りの修繕費用、フローリングの張り替えリフォームなどは、ぜひ「カシワバラ・コーポレーション」にご相談ください。

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