【2×10材のキッチン収納】八幡ねじの金具でDIYする、インテリア!

SIMPSON金具の正規取扱代理店であり、1946年創業という長い歴史を持つねじメーカー八幡ねじ。取り扱うねじ・金具の種類はなんとも豊富で、150,000種類以上!そんな八幡ねじの金具を使って、アレキサンダー・リー・チャンさんがキッチン収納をDIYしてくれました。

【2×10材のキッチン収納】八幡ねじの金具でDIYする、インテリア!

金具の新しい可能性を提案!

ホームセンターで何気なく購入している、ねじや金具。メーカーを確認してみると、実は八幡ねじが作っているものだったりするんです。それもそのはず、八幡ねじは創業70年を超える老舗ねじメーカー。プロ向けから我々DIYer向けの商品まで様々なプロダクトを取り揃えており、幅広い層に支持されるねじメーカーなんです。

見せて収納!2x10材でDIYするとにかく便利なキッチン収納!

今回は、そんな八幡ねじが販売する金具を使って、アレキサンダー・リー・チャンさんにおしゃれで実用的なインテリアを作っていただきました。プロスケーター、ファッションデザイナーという肩書きでありながら、登場していただくたびにプロ顔負けのプロダクトを作ってくれるリー・チャンさん。今回は、キッチンで活躍する見せて収納するキッチン収納を2x10材を使ってDIY!
いつもホームセンターなどで見かける形も目的も様々な金具たち。きっと本来の使い方はあるんだけれど、自分がやるDIYではどうやって使ったらいいかわからない…なんて方はぜひこちらの記事を読んでいただいて、金具の新しい可能性に触れてみてください!今度ホームセンターに行くときは、きっと違う見え方で金具と向き合えるはずですよ。
また、キッチン収納だけではなく、ハンモックプランツハンガーも八幡ねじの金具を使ってDIYしていただきました。その様子は下記リンクから確認してみてくださいね!

使用した金具

2x4材アジャスター

2x4材アジャスター

こちらはDIYerにおなじみの2x4材用アジャスター。2x4材に使用するものですが、今回は2x10材に合計2つ使って、壁へ固定します。光沢感のある金具部分は合わせる部屋を選ばずにすんなりとはまります。
ロープフック  No.7

ロープフック No.7

本来は木部にビス止めを行い、ロープつなぎとして使用することを目的とした金具であるロープフック。しかし、今回のDIYはキッチン収納。ロープフックが果たしてどのような役割を担うのでしょうか?
ロープフック  No.17

ロープフック No.17

先ほどのロープフックと形違いのこちらは、同様にロープを通して固定するために工事現場などで使用されています。輪っか状に成型された先端部分が、今回のDIYでどのように活躍するのか必見です。
厚サドル 100A

厚サドル 100A

厚サドルと呼ばれるこちらの金具。U字型に湾曲したこちらの金具は、塩ビ丸パイプや鉄製丸パイプなどの固定用に使われています。丸パイプとキッチン収納なんて、なかなかイメージが結びつきませんが、どのような使い方になるのか楽しみです。
パイプバンド No.24

パイプバンド No.24

厚サドルと同様に、こちらもゆるく弧を描くような形状のパイプバンド。こちらの金具は、配管などを壁面に固定するように使用されるもの。リー・チャンさんの活用術がどうなるのか、ますます気になってきます。

作り方

STEP.01 2x10材をカット

まずはキッチン収納のメインの材料となる2x10材をカットしていきます。2x4材の断面サイズが厚み:38mm×幅:89mmなのに対して、2x10材は厚み:38mm×幅:235mmと、約2.5倍の横幅となっています。この幅広なサイズを活かして、食器棚をDIYしていきます。

設置したい箇所の天井高を測り、そのサイズに合わせて2x10材をカットします。まずはカットする部分に印をつけていきます。リー・チャンさんのメジャーやさしがねを使ってスイスイと作業を進めていく様子に毎度惚れ惚れしてしまう編集部一同。

BOSCHのジグソーを使ってカットしていきます。ちなみに撮影現場となったのは、最近料理に目覚めた編集部員M宅。だんだんと増えてきた調理器具の収納に困っていたところに、今回の企画が舞い込みました。

STEP.02 金具の取り付け位置を決める

今回製作するキッチン収納は、調理器具を見せて収納するタイプに。ここで先ほど登場したロープフックやパイプバンド、厚サドルが登場します。
どのように収納するのかは、作業工程を進めながら確認していきましょう!

収納する調理器具は、フライパンにスキレット、キャンプで使うシェラカップなど。ほかにもヘラやフライなども収納したい旨をリー・チャンさんにリクエスト。

さしがねを使って、金具が2x10材の中央に取り付けられるように距離を測っていきます。

取り付ける位置が決まったら、印をつけていきます。写真右側に写っているのはパイプバンドとフライパン。何やらU字型の部分にフライパンの持ち手が通っている様子が伺えます。

STEP.03 金具を取り付ける

金具の取り付け位置が決まったら、あとはビスを使って止めていきます。DIYerにはおなじみの行程ですが、ビス止めの前にドリルで下穴を開けてから止めていきましょう。作業工程がだいぶスムーズに進行可能です。

パイプバンドは本来ボルトで固定するため、穴の径が大きくなっています。今回はワッシャーを使ってビス止めすることに。

続いてロープフックをビス止めしていきます。

ロープフックがビス止めし終わった様子がこちら。ここまでくると、キッチン収納がどのようなスタイルなのか、お気づきになった方も多いのではないでしょうか?

STEP.04 2x4材アジャスターを取り付ける

2x10材に、2x4材アジャスターを取り付けます。切断面の厚さが同じ仕様となっているので、2x10材にも流用が可能なのです。とはいえ、だいぶ横幅のある2x10材。今回は通常の1つではなく、2つのアジャスターを取り付けて、壁面へしっかりと固定します。

アジャスターの取り付け位置を正確に測ります。というのも、今回は2つのアジャスターを取り付けるため、それぞれのアジャスターがバランスよく設置されていないと見た目が悪くなってしまいます。

写真の状態がバランスのいい取り付け位置。両端からの距離やアジャスター同士の幅など、注意して取り付けましょう。

下穴を開けた部分にビス止めしていきます。やはり手際のいいリー・チャンさん。流石の一言です。

ちなみに編集部員Mのリビングには2x10材が入りきらなかったため、玄関先での作業に(笑)。狭いスペースでありながら、迅速に作業を進めてくれたリー・チャンさんです。

STEP.05 壁面にキッチン収納を取り付ける

全ての金具を取り付け終わったら、キッチン収納は完成です。気になる完成体を見る前に、実際にキッチンに取り付ける様子もご紹介。

アジャスターのネジを回して、天井に対して突っ張る力を発生させて、壁面にキッチン収納を取り付けます。この時、床に設置する部分には緩衝材を敷いてから作業しましょう。 床が傷つかないという点だけではなく、床と木材の間に摩擦が発生することによって、キッチン収納がずれたり、倒れたりすることを防ぎます。

壁に取り付けたら、調理器具を設置してみて、全体のバランスを確認。なんとか1発OKなようです!

2x10材で作るキッチン収納、完成!

お待ちかねのキッチン収納が完成しました!建材として使用される金具が見事に調理器具を見せて収納するための姿に生まれ変わりました。
ロープフックは飯盒やヘラ、フライなどをフックに引っ掛けて収納、パイプバンド、厚サドルはフライパンやスキレットの持ち手を通して収納しています。見た目のバランスのよさには注意しつつも、上から下にかけて使用頻度の高い調理器具を収納するように金具を取り付けています。
こだわりポイントは一番下に取り付けた厚サドルをタオルハンガーとして活用している点。編集部員Mの腰の高さになるように位置を決めました。

今回は塗装は行いませんでしたが、お部屋のテンションに合わせて木材を塗装することで、幅広いお部屋で取り入れられるプロダクトとなっています。

配管固定用のパイプバンドが、スキレットホルダーに大変身。メッキ塗装のツヤ感と、マットなスキレットのボディのバランスもいい感じです。

ロープフックは、ヘラやフライ、おたまの収納に活用しています。持ち手を穴に通すタイプ、持ち手の穴にフックを通すタイプ、2つの収納方法を取り入れることで、実際に調理器具を収納した時の見た目にリズムが生まれました。

実際は住宅工事の建材として使用される金具たち。アレキサンダー・リー・チャンさんのユニークなアイデアで、見せて収納する便利なキッチン収納に生まれ変わりました!
本来の用途として使用するだけではなく、自分のアイデアを具現化するためのパーツとして活用する、まさにDIYスピリットが色濃く反映されたプロダクトとなりました。みなさんもぜひ、本来の用途としてはもちろんのこと、自分好みの使い方を考えて、金具DIYの世界を広げてみてはいかがでしょうか?
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