世界のクラシックカー×赤レンガ倉庫による夢の競演:GLION MUSEUM

クルマ好きの方に朗報です。大阪府は大阪港にある赤レンガ倉庫を用いた「GLION MUSEUM」ではクラシックカーが一同に集結しているんです。100年近い歴史を持つ建造物の中で往年の名車が輝く、何ともラグジュアリー感たっぷりの空間でした。

2023.04.16

BMWファン失神確実のコレクション

ミュージアム内は、4つのフロアに別れ展示が行われています。最初に迎えるのは車の起源である馬車の展示から始まり、日米英の代表的なクラシックカーが並びます。

このフロアには「カメラのドイ」の創業者である土居君雄がドイツの工業技術に対する憧れから、名車BMWを長年にわたり収集された堺市ヒストリックカーコレクションも展示されていました。

その中には、あの世界的なロックスター、エルビス・プレスリーが愛用していたBMW「507ロードスター(同車種)」の姿も。製造台数わずか252台という貴重な1台が、こんなにも近くで見ることできるんです。

1900年代前半のアメリカを支えた名車たち

続いてのフロアではファンも多いであろうアメリカ製のクラシックカーを中心に展示。

前方左に展示されているのが、アメリカはフォード社で1908年に発売された「モデル T」の1923年製造モデル。この赤レンガ倉庫が竣工された時代と同じという、何とも壮大な夢を感じさせる1 台です。

無骨なモデルたちが、鉄骨で補強された屋根、赤レンガの外壁と相まって、より一層輝きを放っていました。

ジョン・レノンも愛したロールスロイス

アメリカに続いて、次はヨーロッパへ。第2次世界大戦前後の車体を始め、圧巻のロールスロイスコレクションが展示されています。

左から2番目の車体が、ビートルズのジョンレノンが鮮やかなペイントを施し、世界中で話題を呼んだロールスロイス「ファントムV」と同じモデルなんです。またこのクルマのエクステリアは1992~1993年にオーストラリアで修復作業が行われ、TV、CD、BAR、冷蔵庫を装備している超高級車というエピソードつき。

写真に映るロールスロイスはイギリスの貴族、プリンセス・マリナが購入した「シルバーレイス」。ロールスロイスの象徴である女神像が片膝をついていると希少なモデルなんです。

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