どんな場所でも挟むだけ!“IKEAクランプ”で省スペースなディスプレイラックをDIY
機能性を持たせつつ、持っていくアイテムは出来るだけコンパクトにしたいのがキャンパー心理というもの。今回はIKEAのクランプを利用することで、わずかなスペース大容量の収納に変身させてしまうプロダクトをDIY!この絶好のキャンプシーズンのお供に、是非。
公開日 2021.10.13
更新日 2022.01.07
はじめに
暑かった夏が終わり、「これぞ秋!」というような過ごしやすい時期がやってきましたね。そして、そうなるとやることは一つ、キャンプです。1年間少しずつ買い溜めてきたお気に入りのキャンプギアたちを一斉にお披露目するこのシーズンに、浮き足立っているキャンパーの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そんなキャンパーのみなさまに向けて嬉しいご提案!先日の記事でご紹介した“IKEAクランプ”を使って、たくさんのキャンプギアを省スペースに収納&ディスプレイ可能なラックをDIYしていきたいと思います。
そこで今回は、そんなキャンパーのみなさまに向けて嬉しいご提案!先日の記事でご紹介した“IKEAクランプ”を使って、たくさんのキャンプギアを省スペースに収納&ディスプレイ可能なラックをDIYしていきたいと思います。
作るもの
こちらが、今回作っていくクランプ式のラック。ご覧の通り、テーブルなどに木材を取り付けることで、ごちゃっとしてしまいがちなキャンプギアたちお洒落にディスプレイすることができる優れものなんです!また、木材の長さやクランプする位置を変えるだけであらゆるシチュエーションで使うことができ、お使いのキャンプテーブルに合わせて制作することも可能。ぜひチャレンジして、お気に入りのキャンプギアを飾ってみてください!
材料
角材 2本 20×20×400mm
丸棒 2本 Φ8mm 900mm
蝶ネジ M4 ×4×30mm〜
IKEAクランプ
丸棒 2本 Φ8mm 900mm
蝶ネジ M4 ×4×30mm〜
IKEAクランプ
STEP01.角材に穴開け
まずは400mmの長さにカットした1本の角材に対して、計4つの穴を開けていくのですが、その位置を示したものが上の写真になります。ここでの注意点としては、上2つの穴と下2つの穴はそれぞれ役割が違うため、同じ面に開けられていません。上の写真をしっかり見て、穴を開ける位置関係を理解してから作業に入ると、ミスが少なく済みます。
それと、木材が金具よりも出っ張ってしまうと、クランプの効き目が悪くなることもあるので、そちらもご注意ください。
それと、木材が金具よりも出っ張ってしまうと、クランプの効き目が悪くなることもあるので、そちらもご注意ください。
ちなみに、写真に赤字で入っている「クランプのビス穴をマークして出す」というのはこういうことです。ここの穴を使うことでクランプと木材を連結していきますので、マークして穴の位置がわかったら4mmのドリルを使って下穴を開けておきましょう。
下2つの穴がクランプとの連結用なのに対して、上の2つの穴は丸棒を通すためのものです。そのため最終的に8mmのドリルで大きめの穴を開けるのですが、いきなりやると木材が割れてしまう恐れがあります。なので、写真のように4mmなどの細いドリルで下穴を開けてから作業することをオススメします。
STEP02.塗装
今回はアウトドア使いを想定しているので、キャンプギアなどに馴染みやすくするために水性ステインで塗装をしました。もちろん無塗装、好みの色で仕上げていただいてOKです!
STEP03.組み立て
塗装が済んだら、あとは用意した蝶ネジで角材とクランプを連結させ、側面に丸棒を通すだけ!ちなみに、お気づきかとは思いますが、今回は蝶ネジを用いることで、組み立て・取り外しに工具が一切必要ありません。全て素手で作業することができますので、キャンプサイトでも簡単に取り扱える、まさにキャンパー目線で考案されたプロダクトなんです!
ちなみに、このクランプにはビス穴が上下に、計4つ付いています。これは、厚いものにクランプしたい場合は上の穴、薄いものだと下の穴という使い分けをすることで、より幅広い対象物に取り付けることができるというもの。ぜひ、お手持ちのキャンプテーブルに合わせて活用してみてください。
ちなみに、このクランプにはビス穴が上下に、計4つ付いています。これは、厚いものにクランプしたい場合は上の穴、薄いものだと下の穴という使い分けをすることで、より幅広い対象物に取り付けることができるというもの。ぜひ、お手持ちのキャンプテーブルに合わせて活用してみてください。
完成
塗り終わって組み立てたら、完成です!インテリア編に続き、こちらも脅威のお手軽さ。それだけIKEAのクランプ自体が持つ能力が高いことを示していますね。それでは、早速設置していきたいと思います。
設置
キャンプサイトでは、まずクランプを使ってお手持ちのテーブルに挟み込んでください。ちなみに今回は天板の厚さが10mmほどのテーブルを使いましたが、しっかりと固定してくれました。他にも、ラックなどテーブル以外のアイテムに取り付けてみるのも面白いと思うので、ぜひお試しを。
実際にキャンプギアをレイアウトしてみました!どうでしょう、今回は丸棒の長さが900mmとかなり幅広で作ったので、より収納力が伝わりやすいのではないでしょうか。また、クランプの位置を変えれば、小さいスペースでも取り付け可能です。わずかなスペースに高い収納力を付加できるというのは、キャンパーにとって非常に魅力的な要素ですよね。
取り付け方も、アイテムによってさまざま!シェラカップやランタンはもちろんそのまま引っ掛けられますし、S字フックがあればナイフやカトラリー、クリップを使えばコーヒーフィルターなどの紙製品もこの通り。工夫次第では、まだまだ収納できるアイテムの幅を広げることができそうです。
使い終わったら、パーツごとに分けることでこんなにもスリムに!これなら車のスペースに余裕がなくても、隙間にスッと収納することができますね。また、使っていくうちにパーツが劣化してきたとしても、数百円の木材を交換するだけで何度でも使っていけるので、永く愛着を持って所有することができそうです。「キャンプサイトではギアが他の人と被ってしまいがちで気になる...」という方は、ぜひ本プロダクトでオリジナリティを演出してください。
まとめ
“IKEAクランプ”を使ったDIYのキャンプ編、いかがでしたでしょうか。荷物をコンパクトに収めたいキャンプシーンにおいて、挟むだけで固定できるクランプという存在は相性が抜群ですね!また、インテリア編とは違った使い方となりましたが、この“IKEAクランプ”にはまだまだ他にも活用の余地がありそうなので、もし何かアイデアがあればDIYer(s)編集部までご一報ください。
撮影:薮内努(TAKIBI)
監修:岩西剛
監修:岩西剛
WRITTEN BY
Japan
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