外壁塗装で運気アップ?!「風水」を取り入れた色選びのススメ

外壁の色に風水の考え方を取り入れる方法をまとめました。運気アップを見込める方角ごとのカラーや、上げたい運気に合ったカラーの組み合わせ、風水を外壁カラーに取り入れる際の注意点などを紹介します。外壁デザインで迷っている人や、風水に強い家を作りたい人は、ぜひ参考にしてください。

2024.02.07

「風水」とは、中国で古くから伝えられている環境学の1つです。「身の回りの事物すべてを使って運気を上げよう」という考え方のことで、現代では家の間取りや配色を決める時などによく用いられます。風水によい絵画やインテリアなど、なんとなく室内で用いられるイメージのある風水ですが、外壁のカラーにも効果が期待できます。そこで今回は、家の建て替えや外壁のリフォームを行う際に知っておきたい、風水を取り入れた色選びについて解説します。

外壁の色選びに悩んだら、「風水」を参考にするのもアリ!

外壁のカラーは、家の第一印象を決定する重要なポイントです。外壁の色に迷ったら、風水の効果を考えて配色を決めるのもオススメです。ここでは、外壁に風水を取り入れるメリットを具体的に紹介します。
さらに、外壁の風水カラーを選ぶ際は、方位が大事な基準となります。以降では、この方位の調べ方などもまとめていきますので、ぜひ参考にしてください。

面積の大きい外壁は、より風水の効果がアップするかも?

風水は本来、住居だけでなく衣食住すべてに気のエネルギーを取り入れ、運気をアップさせようとするものです。現在、広く普及している風水は、日本の「家相学」という考え方を組み込み、独自で発展を遂げたものです。家の方角に合った間取りや、運気アップを見込めるインテリアなど、部屋のデザインや配置などを決める際、多くの人に利用されています。

室内の風水テクニックは頻繁に使用されていますが、外壁カラーにも風水を取り入れられることはあまり知られていません。外壁は、家の中で最も広い面積を占めるため、実は風水に大きな影響を与えます。家具や小物などに風水カラーをポイント使いするよりも、より効果的に運気を呼び込めることもあるのです。「より効果のある風水を試したい」「外観のイメージを変えたいものの、どのカラーにすべきか決まらない」という人は、風水を考慮して外壁のカラーを決めるとよいでしょう。

何が基準?外壁の「方位」の調べ方

自然界のあらゆる事物は風水上、陰・陽どちらかの性質を持つと言われ、相性のよい組み合わせがあります。互いの強みを活かして運気がアップするものもあれば、運気を相殺し悪いエネルギーを生み出すものもあるため注意しましょう。
外壁の方位を調べる時は、まず間取り図で家の中心を探し、そこから外壁がどの方位にあるのか方位磁石などを使って測定します。同じカラーでも方位によって効果は大きく異なるため、忘れずに確認を行いましょう。ベースとなるカラーを決める時はもちろん、雨樋・窓枠などの付帯部分や、ベランダ・玄関などのアクセントカラーを決める時などにも、方位と相性のよいカラーを選ぶことで風水効果をより高められます。

方位別!相性のいい色と、その色に期待できる効果

ここからは、外壁にオススメの色や期待できる風水効果について、方位ごとに解説します。それぞれの方位が持つ運気も紹介しますので、恋愛運や仕事運など気になる運気がある人は、ぜひ参考にしてください。

全方位で風水効果が期待できる色

ホワイト・ベージュはどの方位とも相性がよく、ベースカラーとして人気です。エネルギーを浄化する効果があり、潔白さや誠実さを表します。対人運に影響を与え、家族や友達、職場の人間関係などの改善に効果が期待できるので、「幸福な家庭を築きたい」「よくない縁や人間関係をリセットしたい」といった人にぴったりです。

白は汚れが目立ちやすく、「外壁に使うとお手入れが大変なのでは」と感じる人もいるでしょう。風水効果を高めつつ、メンテナンス性も考慮したい場合は、やや黄色がかかった色味のオフホワイトがオススメです。白よりも温かみがあり、親しみやすい印象の住宅になります。

「北」や「北東」の外壁と相性がいい色

北は、恋愛運や金運を司る方位です。黒やダークグレーなどブラック系のカラーと相性がよく、効果的に使うと貯蓄運を高めてくれます。ただしブラック系の色は、方位によってはよくない気を溜め込み、運気をダウンさせることもあるので、デザインのワンポイントに使うのがオススメです。また、住宅の使用者が女性の場合は、温かみのある淡いピンクを使うと恋愛運上昇につながります。

北東は変化を表す方位で、転居や転職、相続、不動産などに影響を与えます。白やブラウンなどをベースに、ポイントカラーとして赤を取り入れるとよいでしょう。情熱や勝負を表す赤は、人生によい変化をもたらします。

「東」や「東南」の外壁と相性がいい色

東は仕事運や発展運、知性に影響を及ぼします。冷静さや勤勉さを表すライトブルーを取り入れれば、ビジネスや資格取得などに効果が見込めるでしょう。また、東は若さの象徴でもあるので、「若々しさを保ちたい」「年齢に関わらず、自分自身の成長や発展を目指したい」という人にもブルー系のカラーはオススメです。

東南は人間関係や結婚運など、縁にまつわる運に強い方位です。再生や成長を表すグリーンや、行動力を高めるオレンジなどと相性がよいと言われています。貯蓄運を高めたい人はグリーン、温もりのある家庭を築きたい人にはオレンジがオススメです。

「南」や「南西」の外壁と相性がいい色

南は見た目の美しさや知性・直感・芸術などを司る方位です。情熱や力強さ、エネルギーを表す赤を取り入れるのがよいでしょう。ベースカラーに使用すると個性的な外観になり過ぎる恐れがあるので、雨樋や窓枠、軒天などの付帯部分にポイント使いするのがオススメです。南側に赤いポストを配置するだけでも、十分に風水効果を発揮します。
南西は安定を表し、家庭運や健康運などに影響を与えます。温かみのあるブラウンを使用すれば、健康で安定した家庭を築けるでしょう。ブラウンをベースに、自然を連想させる淡いグリーンやクリーム色などを差し色にすると、より運気アップが見込めます。ブラウンは近年、外壁カラーの中でも特に人気を博している色なので、どの色にしようか迷っている人はブラウンを取り入れるのもオススメです。

「西」や「北西」の外壁と相性がいい色

西は商売運や金運、レジャーや豊かさなどを表します。人気やお金などを連想するイエロー系と相性がよく、クリーム色やアイボリー、パステルイエローなどなら、外壁のベースカラーとして使っても周囲の景観を損ねません。イエロー系は仕事運や勉強運にも効果があり、風水ファンにも人気の配色です。
北西は事業運や出世運、人からの援助などに効果をもたらします。安定感があり心に落ち着きを与えるグレーや、親しみやすさがあり金運アップも見込めるピンクなどと相性がよい方位です。グレーはビルや商業施設などの外壁にも多く使われており、幅広い年齢層の人に人気があります。ブルーやピンクなどを混ぜると、ニュアンスの違いを楽しめる点も魅力の1つです。

外壁塗装に合わせて、玄関ドアの色にもこだわると◎

近年、玄関周りを塗り分けるバイカラーのデザインや、玄関ドアと家の付帯部分のカラーを統一するデザインなど、個性的でオシャレな住宅にリフォームする人が増えています。外壁塗装のタイミングで、併せて玄関ドアや玄関周りのカラーを変更すれば、よりまとまりのある外観に仕上がるでしょう。
玄関ドアが北にある家なら淡いピンクやアイボリー、東なら赤、西ならイエロー、南はグリーン系の玄関がオススメです。玄関は人の目に留まりやすいので、「ポイントカラーを効果的に使いたい」「デザインのアクセントで色を塗り分けたい」といった人は、玄関周りの配色にも気を配ってみてください。

注意点はある?風水で外壁の色を決める時のポイント

風水カラーを外壁に取り入れる時、運気アップにこだわるあまり、まとまりのないデザインになってしまったり、色を使い過ぎたりするなどの失敗もあるようです。ここでは、風水で外壁の色を決める時の注意点や、失敗しないポイントなどを紹介します。

メンテナンス時期のライフステージによって色を変えるのもオススメ

一般的な一戸建て住宅では、10〜15年ほどで塗装の塗り替えが必要です。外壁塗装は家の美観を保つだけでなく、紫外線や天候の変化などから家を守り、寿命を延ばす役割もあります。住宅を長く安心して使用するには、定期的な外壁のメンテナンスが不可欠なのです。

せっかく一定期間ごとに外壁を塗り替えるなら、ライフステージの変化に合わせて外壁カラーを変えてみるのもよいでしょう。子どもの受験なら勉強運、家族が高齢なら健康運に影響する風水カラーに塗り替えるなど、その時々で気になる運気に合わせて色を選べるからです。これから外壁の塗り替えを行う人は、次の10年間でどの運気を呼び込みたいか、成功させたい家族や仕事の予定はないかなどを考えて、配色を決めるのもオススメです。

原色や濃い色を取り入れたいなら一工夫しよう

方角にはそれぞれ相性のよいカラーがありますが、「赤やオレンジなどの原色を外壁に塗るのは抵抗がある」という人もいるでしょう。また、地域によっては景観を損ねる可能性があり、奇抜な色の塗装ができないこともあります。

濃い色を外壁に取り入れたい時は、全方位と相性がよい白やベージュなどを基調に、気になる運気のある方角だけにポイント使いするのがオススメです。付帯部分も含めて、使用する色は3色ほどに抑えると統一感を出しやすく、初心者でもオシャレなデザインに仕上がります。
配色を決める時は、ベースカラーを基準に同系色でまとめたり、アクセントカラーに反対色を取り入れたりするとよいでしょう。「外壁のみ塗り替えた結果、エクステリアと馴染まず、ちぐはぐなデザインになった」という失敗もあるので、外構の色合いから逆算してベースカラーやポイントカラーを決めるのもオススメです。

住宅の中で最も広い面積を占める外壁は、実は風水効果を高める重要な要素です。室内のインテリアや間取りなどと同じように、方位に合ったカラーで塗装すれば、運気アップが見込めるでしょう。外壁塗装は住宅を所有している人なら必須となるリフォームなので、風水に興味がある人は、ぜひ同じタイミングで風水カラーを取り入れてみてください。
風水も考慮しつつオシャレに外壁を塗装したいとご希望の人は、リフォーム実績豊富な「カシワバラ・コーポレーション」にぜひご相談ください。

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