超大判カメラをDIYして、写真撮影をする 〜vol.4〜

カメラ、フィルム、移動暗室。写真に関するいろいろをDIYで整え、作品作りに挑戦しています。

2022.01.07

超大判カメラで、全国各地20人の工芸の職人、作家たちを撮影する作品作りをしています。

慣れない撮影手法にてんやわんやで、記録の写真も撮れていませんでしたが、少しずつ余裕が出てきました。

なので、どんな感じで旅して撮影してるのかをアップ。
夜な夜な、道の駅とかで、次の日に使用する現像液などを調合します。
ガラスも磨きます。これは25x30cmのガラス。
50x60cmも磨きます。
地味に大変な作業。
そしてその作業台で、そのまま寝たりしてます。
コットを使ってたりもしましたが、もうこっちでいいや、と。
そしたらコットよりも調子いいです。
そして、こんな感じでカメラをセットさせてもらって、、、
光によって露光時間は変わりますが、1分、カメラの前でジッとしてもらいます。
今回の作品は、10年前に一度撮影した職人さんたちを訪ねています。
当時、10年後の自分に宛てて手紙を書いてもらいました。
その手紙を僕が預かっていて、それを届けつつ、もう一度肖像写真を撮影させてもらっています。

この撮影の前に、その手紙を読んでもらって、自分の10年を振り返ってもらう。
そしてさらに、もう一度10年後を想ってもらう。
カメラの前に座ってもらって、レンズを見つめながら。
過去・現在・未来、20年分の想いが1枚の写真に宿っています。
ストロボなどを使って鮮明にすることもできますが、瞬間を切り取りたいわけじゃなく、時間、想い、光をしっかり焼き付けたい。
そう思っています。
この作品の制作費を現在CAMPFIREのクラウドファンディングにて募っています。
残り2日間。
ご支援、拡散、宜しくお願い致します。