天井リフォームの種類と費用の相場一覧!知っておきたい注意点とは?

本記事では天井リフォームの種類と、それぞれの費用相場や工期、リフォームを検討すべきタイミングについて解説しています。また、天井リフォームで得られる効果や、リフォーム時の注意点などにも触れていますので、ぜひ参考にしてください。

公開日 2021.05.26

更新日 2021.05.26

天井リフォームの種類と費用の相場一覧!知っておきたい注意点とは?

天井リフォームには、クロス張り・板張り・塗装・天井高の変更などいろいろな方法があり、施工内容によって費用や工期、部屋の印象が大きく変わるのが特徴です。そこで本記事では、天井リフォームをすべきタイミングや、リフォームで得られる効果、それぞれの費用相場と工期について詳しく解説します。併せて天井リフォームを行う際の注意点も紹介しますので、天井リフォームを検討中の人はぜひ参考にしてください。

天井リフォームを検討すべきタイミングと、リフォームで得られる効果

天井リフォームは、インテリア性の追求や機能性の向上など、さまざまな目的で行われます。中でも機能性は、経年劣化により失われやすい部分なので、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。

天井リフォームを検討すべきタイミングは、天井の見た目に変化が表れた時と言われています。特にシミや変色がある場合は、雨漏りしている可能性があるため、お早めにリフォームを検討してください。「湿気がひどい」「冷暖房の効きが悪い」という時は、断熱材を入れたり、調湿機能のあるクロスに張り替えたりするのもよいでしょう。

また、機能性だけでなく、色やデザインからクロスを選ぶのもオススメです。明るい色のクロスを選べば部屋全体がすっきりとした印象になり、木目調や柄物を上手く取り入れるとオシャレな空間を演出できます。さらに、部屋に開放感を与えたい場合は、天井を高くしたり、吹き抜けを作ったりするとよいでしょう。

どんな工事ができる?天井リフォームの主な種類とそれぞれの費用相場について

ここからは、天井リフォームの主な種類と内容、費用相場や工期について解説します。

気分も一新!天井のクロス(壁紙)を張り替えるリフォーム

天井リフォームの種類と費用の相場一覧!知っておきたい注意点とは?
天井リフォームで一番ポピュラーなのは、クロスの張り替えです。クロスの張り替えは、「費用が安い」「工期が短い」「デザインが豊富」という理由から人気があります。また、キズに強い・ひび割れしにくい・汚れにくい・消臭・抗菌・抗アレル・調湿・防音など、さまざまな機能を備えたクロスがあるのも魅力です。

天井のクロスを選ぶ際は、派手過ぎる柄やデザインを選ばないようにしましょう。天井は面積が大きいので、攻め過ぎたデザインを選ぶと失敗しやすくなります。天井のクロスは機能性にこだわり、部屋全体のバランスがよく見える色やデザインを選ぶのがポイントです。

クロスの張り替えにかかる費用の相場は、20㎡(12畳)あたり大体3万〜6.5万円で、工期は1日~2日程度と言われています。金額に幅があるのは、使用するクロスのグレードや素材(ビニール・織物・紙など)の違いによるためです。1万円代の格安なものもあれば、15万円を超えるハイグレードなクロスもあるなど、選ぶものによって金額が大きく変わります。

木ならではの温もりが魅力♪板張り天井へ張り替えるリフォーム

和室などでよく見られる板張り天井は、自然の風合いと木の温もりを感じられるのが魅力です。洋室の天井でも施工できるので、ナチュラルテイストの部屋を作りたい人は、板張り天井へリフォームするとよいでしょう。

板張り天井に使われる材木は、主に無垢材・天然木化粧板・プリント合板の3つです。無垢材は、天然木を切り出した状態の材木で、高級感があり、自然な木の香りを楽しめます。また調湿に優れ、断熱性が高いのもメリットです。一方で、価格が高く、変形しやすいなどのデメリットも抱えています。

天然木化粧板とは、薄く削った天然木を化粧板の表面に貼り付けたものです。無垢材と比べてリーズナブルで、変形しにくいというメリットがあります。ただし、表面が剥がれやすかったり、キズが付きやすかったりするため、扱いには注意が必要です。

プリント合板とは、木目がプリントされたシートを合板の表面に貼り付けたものです。板張り天井の中でも圧倒的に安い素材で、施工やお手入れも簡単です。プリント合板の種類によっては、チープな印象を与えてしまうこともありますが、リアルなプリント合板を選べば問題ありません。

板張り天井のリフォームにかかる費用の相場は、20㎡あたり大体5万〜95.5万円で、工期は2日程度と言われています。使用する材木によって金額が大きく変わるので、あらかじめ業者に予算を伝えてから、最適なものを紹介してもらいましょう。

印象的な空間づくりに貢献!塗料や漆喰などで塗り替えるリフォーム

天井リフォームの種類と費用の相場一覧!知っておきたい注意点とは?
クロスの張り替えと同じく人気なのが、塗料で天井を塗り替えるリフォームです。クロスと違い継ぎ目がないので、美しい見た目に仕上がります。塗料の種類によって工期が変わるほか、調湿・消臭・防火・防カビなどいろいろな機能があるのも魅力です。

塗り替えリフォームに使う塗料は、主に漆喰・珪藻土・水性ペンキの3つです。漆喰は、石灰に砂や糊、植物の繊維を混ぜて作ったもので、日本では古くから使われています。調湿・耐火・抗菌に優れ、有害物質を吸着して分解します。価格が高く、施工にも時間がかかりますが、健康志向の人にオススメの塗料です。

珪藻土は、藻の化石が積み重なってできた土のことで、調湿・耐火・脱臭に優れています。漆喰と同様に価格が高く、工期も長めですが、ザラザラとした独特の質感や表情が楽しめます。

水性ペンキは、天井を塗り替えるリフォームで最も使われている塗料です。色の種類が豊富で、価格が安く工期も短いため、手軽に使えます。ただし、ペンキは化学物質を含んでいるため、健康への影響が気になる人にはオススメしません。

天井を塗り替えるリフォームにかかる費用の相場は、20㎡あたり大体1.6万〜12万円で、工期は半日〜2日程度と言われています。使用する塗料によって金額に差が生じます。

内装と合わせてやりたい、和室の天井を洋風に変えるリフォーム

天井リフォームの種類と費用の相場一覧!知っておきたい注意点とは?
和室の天井を洋風に変えるリフォームは、クロスの張り替え、または塗装のどちらかで行います。そのほか廻り縁の付け替えや、天井と壁の隙間を埋める下地処理など、追加の工事も必要です。

和室の天井を洋風に変えるリフォームの費用相場は、塗装の場合で20㎡あたり大体2.4万円、クロスの張り替えは大体1.8万~3万円と言われています。工期は半日〜4日程度で、施工する面積によって異なります。また、和室の天井を洋風に変えるリフォームの場合、廻り縁の付け替え(撤去費用含む)や下地処理に6万~7万円程度かかるため、通常の塗装やクロスの張り替えよりも費用が高くなると覚えておきましょう。

開放感が一気にアップ♪天井高を上げるリフォーム

天井リフォームの種類と費用の相場一覧!知っておきたい注意点とは?
天井の形式で多いのは、断熱性や吸音性が高い二重天井(天井材を二重にした構造)です。天井高を上げるリフォームは、二重天井から天井材を1つ取り払い、直天井(天井板が1枚の状態)にすることで開放感を演出します。費用相場は、大体6万~35万円で、工期は1週間程度です。
ただし、断熱性や吸音性が低くなるため、冷暖房の効きが悪くなったり、外からの音が気になりやすくなったりする、などのデメリットもありますので注意しましょう。

意外と目立つ!天井に開いた穴を補修するリフォーム

天井に穴が開く原因は、害虫・腐食・雨漏りなどさまざまです。穴が小いうちは、パテ埋めなどの簡単な補修で済みますが、大きくなると天井ボードの交換や大がかりな工事が必要になってしまいます。

天井の穴を補修するリフォームにかかる費用相場は、小さい穴で大体1.5万~3万円、大きいものでは10万円程度かかることもあります。工期は半日程度です。天井の穴は、大きくなればなるほど補修費用がかさむため、見つけた場合は速やかに対処するようにしましょう。

冷暖房の効きがアップするかも?天井の断熱性を高めるリフォーム

天井リフォームの種類と費用の相場一覧!知っておきたい注意点とは?
「冷暖房の効きが悪い」「部屋が暑過ぎる(または寒過ぎる)」という人には、天井の断熱性を高めるリフォームがオススメです。
このリフォームでは断熱材を天井上(天井裏)に敷くのが一般的ですが、天井裏に人が入るスペースがない時は、室内側から施工します。この場合、天井を剥がす工事などが追加で必要です。そのため、天井上に断熱材を敷く方法よりも、費用が20万円以上高くなることもあります。

天井の断熱性を高めるリフォームの費用相場は、天井上からの場合、20㎡あたり大体4万~16万円で、工期は2日~4日程度です。上記のように室内側から施工する場合は、追加工事費がかかると考えておいてください。

集合住宅や二階建て住宅の防音対策に!二重天井で吸音性を高めるリフォーム

天井リフォームの種類と費用の相場一覧!知っておきたい注意点とは?
音抜けが気になる時は、天井を二重天井にすると吸音性が高まります。吸音性を高めるリフォームの費用相場は大体50万~100万円で、工期は3日〜数週間です。ただし、吸音性の高いハイグレードな素材を使ったり、遮音性が極端に低い建物へ施工したりする場合は、大体100万~200万円の費用がかかると言われています。

また工事費用以外にも、コーキング処理(隙間を埋める)の費用が1箇所あたり大体5,000~8,000円かかります。正確な費用を知りたい時は、業者に見積もりを依頼しましょう。

天井リフォームをやる前に!知っておきたい3つの注意点

最後に、天井リフォームにおける注意点を3つ紹介します。

天井の状態によっては、下地の補修や入れ替えが必要になることも

天井の状態によっては、下地の補修や入れ替えを要する場合があります。特に築年数が古いものは、カビや腐食などによって天井が損傷していることが多く、補修費用がかさみがちです。下地の補修費用の目安は2万~3万円程度ですが、入れ替えの場合は7万〜10万円以上と高額です。

戸建てでもNGかも?天井高を変えられない構造の住宅がある

天井リフォームの種類と費用の相場一覧!知っておきたい注意点とは?
戸建てやマンションに限らず、構造的に天井高を変えられない住宅があります。それは、先述した直天井や、「ツーバイフォー構造」と呼ばれる壁や天井が面と面で支え合っている建物です。
直天井は、そもそも天井を高くできるスペースがないため、施工不可能です。一方ツーバイフォー構造も、壁や天井、床がそれぞれに支え合っているため、天井を抜くというリフォームは難しいのです。

マンションの天井リフォームは、管理規約を要確認!

マンションなどの集合住宅にお住まいの場合は、リフォーム・リノベーション前に必ず管理規約を確認しましょう。マンションの管理規約には、「天井の工事が可能かどうか」など、リフォームに関わる重要事項が記載されています。マンションによっては、天井のリフォームを不可としているところもあるため、自己判断でリフォームを進めないように注意してください。
また、天井リフォームの実行が決定したなら、トラブル防止のため、工事内容や日程などを事前に近隣住民へ周知しておきましょう。

【関連コンテンツ】自分でもリフォームできる?天井をDIYするならこちらの記事もチェック!

和室の天井をDIYしたい人は、以下の記事をご覧ください。天井に関する基礎知識やDIYの作業手順、リフォームの費用目安などを詳しく解説しています。
また、天井を自分で張りたい人には、以下の記事がオススメです。断熱材を入れるところから、天井板を固定するところまで、DIYで施工する方法を掲載しています。
天井リフォームの種類は、クロス張り・板張り・塗装・天井高の変更などさまざまです。使用する材料や施工する範囲によって、費用や工期に差が出るため、正確な金額を知りたい時は、内装業界で70年の実績を誇る「カシワバラ・コーポレーション」にぜひご相談ください。長年培ってきたノウハウで、理想の天井作りに最適なプランをご提案します。

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