OSB合板が好き!かっこいい使い方31選

公開日 2016.12.19

更新日 2023.09.11

OSB合板が好き!かっこいい使い方31選

可能性を秘めているOSBの世界!

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DIYerにはおなじみの素材「OSB」。

配向性ストランドボードの略称で、木質ボード(木材の小片を接着剤と混ぜて熱圧成型した板)の一種です。

その構造は、

 

“北米で住宅の構造用下地材として開発された面材であり、ストランド(細長い削片)を向きを揃えて並べて(オリエンテッド-配向性)作られたボードを互いに直行させて層をなし”

via:http://osbpanel.org/

 

ており、その魅力は、

 
“合板と同じような交差積層による強度と剛性を備え、断熱性、気密性、防虫性にも優れています。”

via:http://www.dairinet.com/

 

とある通り、とても機能的なところ。さらに、合板を作る際に出る木片が使えるので森林保全の点で環境に優しく、お値段もリーズナブルです。

 

そして何より、見た目がかっこいい!

 

表面は接着剤のおかげでツヤがあり、ささくれも少ないので、ニスやワックス、オイルいらずでそのまま使えるところも嬉しいですね。

 

先日の記事【先日のDIYの件ですが。vol.2 〜“マルチに使えるソーホースが欲しい”編〜】でも使用して、その魅力に改めてハマった編集部一同なのでした。

 

そこで、OSBを使って作りたいプロダクトをピックアップ。見れば見るほど、OSB愛が止まらなくなります…!

 

シンプルデザインでも十分な存在感

OSBは表面が実に表情豊かなので、どんなにミニマルな造りでもきちんと存在感があって、かっこいいんです。

 

1.ただの箱なのに、ちゃんとデザイン性があるプランターカバー。

via:http://www.likebutter.com.au/

 

2.シンプルなデザインのウォールシェルフ。配置がランダムなだけでも十分アクセントになる一品です。

via:http://homesick.nu/2014/01/trend-osb/

 

3.こちらのウォールシェルフもごくシンプルですが、サボテンなどカジュアルなグリーンと合わせるといいアクセントに。

via:http://entermyattic.blogspot.nl/

 

4.ベンチ兼収納。カラーボックスの周りに薄いOSBを貼り付けて、蝶番で扉を付けたら簡単に再現できそう。

via:http://www.mademoiselleclaudine-leblog.com/

 

5.大小のボックスを組み合わせた壁いっぱいの収納は、インパクト大!こんな風に他の木材と組み合わせてもかっこいいですね。

via:http://www.plumetismagazine.net/

 

6.背板+L字に組んだディスプレーコーナー。置かれたモノがポップに見える、OSBの不思議。コの字に組んだだけのスツールも可愛いです。

via:http://www.qubik.com/zr/

 

部屋の絶妙なアクセントになるインテリア小物

使われている面積が小さくとも、十分に主張してくれるOSBは小物家具やインテリア雑貨の素材としてもおすすめ。

 

7.セメントの座面との組み合わせがインダストリアルなスツール。どんな異素材と組み合わせても、意外と馴染むOSBの懐の深さにリスペクトすら覚えます。

via:https://www.etsy.com/

 

8.アイアンとも相性良し。OSBで小さなボックスを作り、既製品のフロアランプのシェード部分と取り替えれば、いけそうですね。

via:http://laykodom.livejournal.com/

 

9.好きな形にカットして、数字をステンシルし、電池式の針を取り付けた壁時計。ステンシルした時のかすれ具合がジャンクで良いですね。

via:http://www.plumetismagazine.net/

 

10.家具をOSBで作ったら、さりげなくコーディネートしたい蛍光灯カバー。サイズに合わせて箱型にするだけですが、これ以上の装飾は必要ありません。

via:http://moupila.be/

 

既製品パーツとの相性も抜群!

個性的な表情のOSBですが、異素材との相性も抜群。組み合わせるだけで、程よく凝ったデザインになります。ここでは既製品のパーツを付けただけなのにかっこいいプロダクトをご紹介。

 

11.ロの字に組んだOSBにメタル製の脚を付けたベッドサイドテーブル。ちょっと主張の強いデザインのパーツにも負けない存在感。

via:http://hello-hello.fr/

 

12.円形の天板がかわいらしいミニテーブル。脚のカラーに合わせて側面をカラーリングするという小技も参考になります。

via:http://www.theblogdeco.com/

 

13.アイアンの脚に分厚いOSBがかっこいいダイニングテーブル。既存のテーブルの天板をOSBに交換するだけで劇的なイメージチェンジも可能。

via:https://s-media-cache-ak0.pinimg.com/

 

14.IKEAの引き出しを脚代わりに使ったワークスペース。ブラックで揃えた空間に、OSBが有機的なイメージをプラス。かっこいいです。

via:https://s-media-cache-ak0.pinimg.com/

 

ディスプレーにも活躍

主張が強いようでいて、意外と背景としての役割を担わせてもいい仕事をするOSB。まったくもう、何て使えるヤツなんでしょう。

 

15.大判のOSBに、細長いOSBでレールを設けただけの簡単DIYディスプレースペース。OSBは重量があって安定感があるので、倒れにくいのもポイント。

via:http://nicanel.tumblr.com/

 

16.レール部分にデザイン性を持たせ、角材で脚を作ってA型看板風にした進化バージョン。

via:http://theophilespapers.tumblr.com/

 

17.ワークデスクと壁の間に設置して、メモなどを貼るボードとしても。頑丈なためプッシュピンは少し刺さりにくいですが、付箋やマスキングテープとの相性はバッチリ。

via:http://blogs.cotemaison.fr/

 

18.壁面や天井の一部をOSBにしてしまって、自由にディスプレーを楽しめるようにしちゃうのもアリ。

via:https://www.facebook.com/

 

OSB好きなら家具にチャレンジ!

OSB愛が深まってきたら、存在感のある家具で存分にその魅力を堪能しましょう。構造用の素材だけに重厚で、安定感抜群です。

 

19.OSBオンリーで作ったディスプレー兼収納棚。棚の扉は内側から蝶番で固定し、つまみの代わりに丸くくり抜いたところがチャーミング。

via:http://kvbarchitecten.nl/interieur

 

20.壁いっぱい使って設置した、棚板が可動式のシェルフ。ここまで厚みのあるOSBは手に入りにくいですが、主役級のどっしり感が素敵です。

via:http://diariodesign.com/

 

21.ヘビロテのレコード、プレーヤー、スピーカーを美しく収めたオリジナルの棚。オーディオ周りのアイテムとのマッチングも文句無し。

via:https://s-media-cache-ak0.pinimg.com/

 

22.カウンターデスクとスツールのセット。直線カットとビス打ちだけで成立してしまうOSBの安定感があればこそ。

via:http://www.archdaily.mx/

 

23.キッチン収納からテレビ台までをひと続きに。キッチン設備とテレビ周りではテイストを揃えにくいですが、どちらとも相性の良いOSBでつなげば難なく馴染みます。

via:http://www.archilovers.com/

 

24.ロープと組み合わせた、ユニークなブックシェルフを発見。ビスで穴を開けて伸縮性のあるロープを通したもので、服エンド代わりに。

via:http://maison-au-naturel.blogspot.be/

 

25.ステップ付きのベンチ。ベンチの下は空洞になっていて、モノをしまったり、ペットが出入りしたりできるようになっています。

via:http://heju.fr/

 

床にも敷きたい

接着剤で固められているので表面がつるつるしていることが多いOSB。裸足にも気持ちいい素材だから、しっかり床面に固定できれば、床材としても意外と使えちゃいます。

 

26.OSBを敷き詰めた階段。見た目はバッチリですが、角に足をぶつけたら痛そうなので、土足スペースでない限りトリミングとサンディングはしっかり行いたいところです。

via:http://design-milk.com/

 

27.ポイント使いにこんな幾何学模様の床もいいですね!カラーリングしたピースを敷き詰めていくのは労力と技術を必要としそうですが、素敵です。

via:http://re-fuze.co.uk/blog/page/2/

 

ペイントする楽しみも!

どんな色と組み合わせてもキマってしまうOSB。一部や全部を好きにペイントすれば、さらにアレンジの幅が広がりますよ。

 

28.カット面をターコイズカラーに塗ったシェルフ。そのままだとジャンクなイメージですが、かわいい系カラーと合わせると木片もグラフィックに見えてきます。

via:https://instagram.com/p/uvwBojAiKu/

 

29.全体にペイントしたものがこちら。刷毛ではなくあえてローラーで塗って、凹凸によって生まれる模様を生かしているのが面白いですね。

via:http://torafu.com/works/w

 

好きすぎるのでOSBに囲まれたい

OSBの魅力にどっぷり浸かりたい方は、空間のメインマテリアルをOSBにしてしまうのもアリです。

 

30.こちらはホテルなのですが、床も壁も家具もOSB。シンプルなデザインながら、温かみがあり、かつ木の色に癒される空間となっています。DIY猛者にチャレンジしてほしい…!

via:http://www.gooood.hk/

 

31.【番外編】これはもうDIYレベルではないですが、OSBを配したオフィス、憧れます。無機質になりがちなオフィスこそ、同じパターンが2つとないOSBで有機的な要素を加えたら、癒しと刺激の両方を得られる気がします。

via:http://officesnapshots.com/

 

以上、OSBの万能ぶりをご覧いただきました。

重たい、下地材なので多少の粗さがあるなどデメリットもあるにはありますが、使いどころを間違えなければさまざまに活用できます。

いいな、と思ったアイデアがあった方は、ぜひ試してみてくださいね!

 

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