3331 Arts Chiyoda:中学校の跡地を生かし、東京の中心でアートと人を繋ぐ

東京の観光地として、国内外から多くの人が集まる秋葉原のすぐ裏にある“3331 Arts Chiyoda”。旧校舎という建物を生かしたこの場所はアートと人を繋ぐ場所でした。

2018.04.17

3331 Arts Chiyoda:中学校の跡地を生かし、東京の中心でアートと人を繋ぐ

「新しいアートの拠点」と「憩いの場」の2面性

美術館やギャラリーという言葉を聞くと「敷居が高い」、「圧倒される」などのイメージを抱いてしまい、なかなか足を運ぶのをためらう人もいるのではないでしょうか。かく言う筆者も好きなアーティストがいたり、気になった作品展があったり、気持ち的には行ってみたいという思いを抱きながら中々腰が重いのが現実。
ただ最近、とある施設を教えてもらったんです。それが千代田区外神田にある“3331 Arts Chiyoda(アーツ千代田 3331)”。千代田区文化芸術プランの重点プロジェクトとして始まり、なんと閉校になった練成中学校を再利用しているんです。最近でこそ、地方などでは廃校を再利用した施設は耳にすることがありましたが、この施設が位置するのは国内外問わずの多くの人々が行き来する秋葉原のすぐ近く。東京の中心地で前衛的な取り組みを行う同施設へ今回お邪魔してきました。

外観はそのまま中学校。施設は誰でも出入りすることができる上に、芝生のエリアは練成公園として解放されているので色々な人が休憩していました。

・3331 Arts Chiyodaとは

「新しい文化、芸術表現を発信する場」というコンセプトのもと、2010年にスタートしたアートセンター。地下1階、地上3階の館内にはアートギャラリーやオフィス、カフェなどが入居。国内外で活躍するアーティストたちによる展覧会をはじめ、アートに触れられるワークショップや講演会が行われています。また、誰でも無料で利用できるフリースペースも充実しており、昼時には近隣に勤める人やベビーカーを押すお母さんたちで賑わい、夕方には宿題をする子供たちの姿も見られるなど、地域に密着しているのも特徴です。

正面入り口すぐのコミュニティースペース。もともとは職員室だったそうで、脇には書籍、雑貨、DVD、オリジナルグッズや、インディペンデントな活動を続けるアーティストたちの商品が並び、メインギャラリーの展覧会に合わせたフェアなども行っている“3331 CUBE shop&gallery”が併設されています。

同じく正面から入って右側にはカフェスペース“COPAINS de 3331”が。ここではオリジナルのコッペパンが楽しめ、夜には本格フレンチのディナーが味わうことができます。

4フロアの中にはデザイン事務所やラジオ放送局、シェアオフィスなど、様々な企業・団体が入居しています。

外観同様に内観も中学校の雰囲気を残しており、都会の真ん中とはいえノスタルジックな雰囲気を味わえるのが、この施設ならでは。

1Fのメインギャラリーの他にも10以上のギャラリーが点在。館内では常に様々な作品と触れ合うことができます。ちなみにこの写真は多摩美術大学が運営するオルタナティブ・スペース「アキバタマビ21」。卒業後のキャリア形成支援を行うことを目的として、卒業生の自己プロデュースによる年8回のグループ展、シンポジウムなどを開催しているとのこと。

運動場として使われていた屋上は菜園に。家族、友人同士、会社の仲間と一緒になど、利用者は1区画(約1坪)をレンタルし、思い思いの野菜やハーブを育てていました。またこの屋上はイベント時などには開放されるそう。

その屋上では女子建築学生が中心となったプロジェクトも進行していました。「これからの暮らしや住まい」について考え、都心に断熱タイニーハウスを作るプロジェクトで9/30にはお披露目も開催されるそうなので、詳しくは下記リンクをチェックしてみてください。

体育館は昔の姿そのままでイベントスペースとして使用されるほか、平日の夕方はバレーやバドミントンなど区民のスポーツの場としても利用されているとのこと。

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