収納付きダストボックス(ゴミ箱)をDIY!おしゃれ&大容量ダストボックス編
今回DIYするのは、大容量のダストボックス。生活感を隠せるように、扉を備えたものを作ろうと思います。そしてそこに、前回製作したツールボックスを組み合わせ、収納ができる仕様にしますので参考にどうぞ!
公開日 2019.07.23
更新日 2022.01.07
INDEX目次
暮らしの道具が収納可能なダストボックス!
今回は、大容量のダストボックスをDIYします。45リットルのゴミ袋をそのまま取り付けることができるので、家庭内のゴミを一箇所に集められてとても便利。投入口には扉を搭載するので、生活感が隠せるし、嫌な臭いの予防にも役立ちます。足元にキャスターを搭載するので移動も楽々!さらに、前回製作したツールボックスをぴったりズレずにスタッキングできる、ちょっとしたギミックも採用します。サイズをカスタマイズすることで、家の中のデッドスペースを有効活用できるので、ぜひ作ってみてください!
作るもの
板を組み合わせて作る大容量のダストボックス。扉を搭載した凝った作りですが、工程は簡単です。そして、前回DIYしたツールボックスを上部にスタッキングできる仕様にするので、日用品などの収納場所としても活躍すること間違いなし!最後にペイントを施してオリジナリティをプラスします。
材料
木材A 910×324×12mm 2枚
木材B 910×410×12mm 2枚
木材C 300×410×12mm 1枚
三角棒
端材
マグネット 2組
蝶番
キャスター 4つ
木材B 910×410×12mm 2枚
木材C 300×410×12mm 1枚
三角棒
端材
マグネット 2組
蝶番
キャスター 4つ
STEP.01 仮組み
まず木材にボンドを塗って仮組みをします。この時、ボンドは多めに塗っておくとしっかり固定され、ビス打ちがやりやすくなります。
底面となる木材Cに、木材Aを1枚(背面)、木材Bを2枚(側面)をボンドで仮組みします。
大型クランプを使用すれば、確実に接着することができるのでオススメです!
STEP.02 ビス打ちして組み上げる
ボンドが乾いたらビスで固定。ビスを中心に打てるように、板の厚みを鉛筆でマークキングをしています。
両側面と背面を組み上げます。マーキングした線は消しゴムを使ったり、サンディングをしたりすれば簡単に消えるので、はっきりと書いておきましょう。
STEP.03 前面に投入口をくり抜く
まだ取り付けていなかった、もう1枚の木材Aが前面パネル。そこに投入口をくり抜きます。今回は250×250mmの大きさで投入口を空けるので、まずはマーキングを。上から100mmの位置に設定しました。
ジグソーを持っているなら短時間で切り抜くことができますが、持っていない場合は、手ノコで表面をなぞるようにして切り抜きます。まっすぐ切るために、ゆっくり作業しましょう。
見事、手ノコでくり抜くことができました!切り出した部分が投入口の扉になります。
切り出した扉が引っ掛からないようにやすりがけをして、全辺を1、2mmほど削ります。
STEP.04 扉にペイントして、前面パネルを取り付ける
ここでデザインをプラスします。英字新聞や海外の雑誌などからフォントを拾い、クリアファイルにアウトラインをなぞって、ステンシルを作りました。スポンジにペンキを付けて、叩くようにして塗装すると、綺麗に仕上がります。
ペンキが乾いたら、くり抜いた木材Aに扉を戻し、蝶番をビス打ち。そして前面も本体に取り付けます。
STEP.05 ゴミ袋を固定するパーツを製作
ゴミ袋を取り付けるためのパーツを製作。端材に、磁石と同じ直径・厚みの穴を開けます。磁石の厚さは5mmなので、それ以上深く穴を空けてしまうと、効力が弱まってくっつかなくなるので、深さを確認しながら空けましょう。
磁石にビス打ちし、端材を三角形に切り出しました。
ゴミ箱本体にワッシャーをビスで止めれば、先ほど作った磁石のパーツがゴミ袋を固定してくれます。
STEP.06 ツールボックスをスタッキングするギミックを付ける
前回製作したツールボックスの底に三角棒を合わせて、浮かせた底の高さをマーキング。
底の高さ分を出っ張らせて三角棒をビス打ち。これをゴミ箱本体の四隅に取り付けました。
この出っ張りがツールボックスの底に引っかかり、ゴミ箱へ乗せてもズレることはありません。
ゴミ箱とぴったり同じサイズなので、ズレずにぴったりスタッキングができます。
ツールボックスを搭載した大容量のダストボックスが完成!ツールボックスを取り外すことで、ゴミ袋を交換することができます。本体にペイントを施すことで、お部屋の雰囲気に合わせることも可能。オイルやワックスを塗ってみてもいいですね。材料はホームセンターで調達できますし、木材カットサービスを利用すれば、すぐに完成するほど工程は簡単。ぜひお住まいの空いているスペースに合わせてDIYしてみてください!
監修 RECLAIMED WORKS 岩西 剛
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