リフォーム、絶対後悔したくない!よくある失敗例と対策まとめ!

リフォームのよくある失敗例と解決策を紹介します。間取りやレイアウト、資材、デザインなど、さまざまな事例をピックアップし、後悔しない業者選びのコツにも触れていきます。これからリフォームを行う人はぜひ参考にしてみてください。

公開日 2021.01.18

更新日 2022.01.07

リフォーム、絶対後悔したくない!よくある失敗例と対策まとめ!

住宅を長く安全に使用するためには、水回りのメンテナンスや外壁・屋根の塗り替えなどのリフォームが不可欠です。しかしリフォームでは、施工が終わるまでは、なかなか完成イメージを把握しづらく、「実際に生活してみたら使いにくかった」という失敗も多いようです。当記事では、リフォームでよくある失敗例と、その解決策を紹介します。これからリフォームを行う人は、ぜひ参考にしてください。

後悔しないリフォームの鍵は「想定外」をなくすこと

リフォームで失敗しないために大切なことは、「施工後の暮らし」をできる限り具体的にイメージしておくことです。ショールームやカタログでは、最新式のシステムや魅力的なデザインなどがたくさん紹介されています。ただ、現在どの設備に不満を感じているのか、どの部分を優先してリフォームしたいのかなどを決めておかないと、無駄な設備に投資をし過ぎたり、かえって生活しにくいリフォームをしてしまったりすることもあります。

納得のいくリフォームにするためには、失敗例をできるだけたくさん知り、あらかじめそれらを避ける対策を講じておくことが重要です。費用や間取り、日当たりなど、さまざまな角度から検討し、リフォーム後に想定外の結果が起こらないように準備しましょう。

また、情報収集にはSNSを活用するのもおすすめです。おしゃれなデザインや、家を建てる際にやってよかった事例、もしくは失敗例などが、実際に暮らしている人の視点から発信されています。等身大の意見はとても参考になりますよね。DIYer(s)のインスタグラムアカウントでも、さまざまな事例を取り扱っていますので、ぜひ参考にしてください。

場所&内容別!よくあるリフォームの失敗例と対策8選

ここでは、よくあるリフォームの失敗例をまとめています。間取り変更を伴う大掛かりな施工から壁紙の交換までさまざまな事例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

間取りで失敗?!家族の距離が縮まる、オシャレなリビング階段のはずが…。

廊下がなくても設置ができるリビング階段は、狭いスペースを有効活用したい人や、ワンランク上のリビングを作りたい人などに人気です。しかし、リビング階段は、廊下に階段を設置した時とは生活の動線が大きく変わるため、間取りを注意しないと後悔するリフォームなることも。
「リビング階段を置くことで回り道をしなくてはならず、家事がスムーズに進まない」「必ずリビングを通る動線になるため、友達を家に招待しにくい」といった失敗もあります。
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また、リビング階段を設置したことで、空間に圧迫感が生まれることもあるでしょう。階段の蹴込み板を取り払ったスケルトン階段なら、部屋をすっきりとした印象に見せてくれます。しかし、小さいお子様がいる場合は、ネットを取り付けるなどの安全対策を施す必要もあります。

憧れの対面式・アイランドキッチンが、使いにくいレイアウトに

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デザイン性に優れたオシャレなアイランドキッチンを、一度は導入してみたいと思う人も多いでしょう。しかし、普段とは違うレイアウトになるため、かえって使い勝手の悪いキッチンになることもあるのです。アイランドキッチンは、従来の壁付けキッチンやL型キッチンよりも広いスペースが必要です。そのため、無理にリフォームを行うと「冷蔵庫や収納を置くスペースがない」「作業スペースが狭い」といった失敗につながることもあります。

見栄えを重視したデザインのバスルームで、水垢・結露の悩みが発生

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バスルームをはじめとする水回りの交換は、人気のリフォーム箇所です。バスルームは毎日使う場所だからこそ、デザインにこだわりたい人も多いでしょう。しかし、デザインを重視するあまり、メンテナンス性や機能性を損なってしまうこともあるので注意が必要です。

ユニットバスの素材やカラーによっては、水垢が目立ちやすいものや、結露やカビに弱いものもあります。業者とバスルームのデザインを打ち合わせる際は、「汚れが目立ちにくくするにはどうしたらよいか」「水捌けのよい素材に変更できるか」なども確認するとよいでしょう。

見落としがち!トイレが狭くて後悔…。

トイレの間取りが失敗につながるケースもあります。狭い空間なだけに、ドアの形状や便器・洗面台のサイズなどを間違えると、使いづらい空間になることも。
よくある失敗は、ドアを内開きにしたところ、スリッパや収納などを置くスペースがなくなる例です。また、トイレの中で人が倒れた時、内開きだとドアが開かないこともあります。外開きにするスペースが取れない場合は引き戸にするなど、なるべく内開きのドアは避けることがオススメです。

また、洗面台の下に収納を作る人も多いでしょう。スペースを広く取りたいあまり洗面台を高くし過ぎると、手を洗う時に肘から水が伝って服が汚れてしまいます。平均的な洗面台の高さは80cmほどなので、家族の身長を参考に適切なものを選んでください。

寝室の大き過ぎる窓が安眠を阻害?!

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寝室は1日の疲れを癒す大切な場所です。リフォームによっては、よく眠れない部屋や過ごしにくい部屋になることもあるので、注意しましょう。

気をつけたいのが、「寝室に大きな窓を設置したものの、朝日が眩しくてよく眠れない」「夏場は温度が上がりやすく光熱費がかさむ」などの失敗例です。寝室に窓を取り付ける時は、その方角に注意が必要です。東側に窓を設置すると、夏場は朝日が差し込みやすく、眩しさや暑さで後悔することも。どうしても窓の位置を変更できない時は、カーテンや内窓などで遮光対策を行いましょう。

張り替えで追加費用も?場所に適さない床材選びで失敗!

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見落としがちなのが、床材の種類です。空間を占める割合が高いだけに、床材で失敗すると部屋の雰囲気を損ね、イメージと違う仕上がりになってしまうこともあります。「コストダウンのために床材を安価なものに変更したところ、全体が安っぽい雰囲気になった」という失敗もあるので、デザインにこだわりがある人は、ぜひ床材にも気を配ってみてください。

また、床材の種類によって、耐久性やメンテナンス性などの特徴は異なります。見栄えを優先するあまり、リビングに耐久性の低い床材を使用すると、かえってメンテナンス費用が膨らむこともあるでしょう。また、タイルや石素材はメンテナンス性が高い一方で、キッチンで使用すると油などで滑りやすいデメリットも。床材それぞれの特性を理解した上で、場所に合ったものを選ぶことが大切です。

無難がよかったかも…。こだわった壁紙が後悔ポイントに

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気軽に住宅の雰囲気を一新してくれる、壁紙の張り替えリフォーム。近年、輸入壁紙の専門店やアンティークの壁紙を扱う個人店なども増え、購入できる壁紙のデザインも幅が広がっているようです。
しかし、個性的な柄や派手なカラーの壁紙をリビングや寝室などの広い空間に使用すると、落ち着かない部屋になることもあります。カタログだと可愛らしく思えたものでも、実際に壁に貼ると印象が異なるケースも多いのです。派手な壁紙にチャレンジしたい人は、クローゼットやトイレなど狭い空間に施工するのがオススメです。

また、「子ども部屋の壁紙を可愛い柄のものにしたところ、成長とともに好みから外れてしまった」という失敗談も。壁紙を長く使用するためには、好みに左右されないベーシックなものを選ぶのが無難でしょう。

高い天井や吹き抜けで、開放感と引き換えに冷暖房効率がダウン

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開放感のある空間を目指して吹き抜けを取り入れたり、天井を高く設計したりする人も多いです。採光や風通しの優れた部屋を作れる一方で、冷暖房が効きづらく、冬場は寒くて夏場は暑いというデメリットも挙げられます。床や壁などに断熱材を追加したり、間仕切りで部屋を仕切れるようにしたりなど、対策を行うとよいでしょう。また、人が集まりやすいリビングや寝室などは避け、玄関や廊下に吹き抜けを施すなど、設置場所を工夫するのもオススメです。

リフォームで失敗しないためには「業者の選び方」も重要!

業者選びは、リフォームのクオリティを左右する重要な要素です。トラブルを回避するには、見積もりや対応などが信頼できる業者に依頼しましょう。ここでは、後悔しない業者選びのポイントを紹介します。

綿密な事前打ち合わせを行う業者は信頼度が高い

スタッフの態度や雰囲気だけで、業者の良し悪しを選ぶのはなかなか難しいでしょう。注意すべきは、打ち合わせにしっかり時間をかけてくれるかどうかです。どのようなリフォームにしたいのか要望を汲み取り、綿密な打ち合わせを行う業者は信頼度が高いと言えるでしょう。また「わからないことがあったら細かく説明してくれるか」「予算やデザインなど、希望に合わせた提案をしてくれるか」なども業者選びの重要なポイントです。

保証やアフターサービスが充実していると、万が一のトラブル時も安心

リフォーム会社によって、施工後のアフターサービスや保証、保険の有無などが異なります。それらの内容や期間などを確認し、充実している業者に依頼すれば、リフォームのクオリティも確保できるでしょう。

また、もし工事に欠陥があった場合、リフォーム瑕疵保険に加入している業者ならきちんと補修を行ってくれます。リフォーム完了後に、専門の建築士が仕上がりをチェックします。そのため万が一、ずさんな箇所などが見つかってもすぐに修繕可能です。

安過ぎる見積もりには注意?相見積もりで相場を知ろう

リフォームは、2〜3社を目安に複数の業者から見積もりを取るのがオススメです。相見積もりをすることによってリフォームの価格相場がわかり、より適切な業者に依頼できるでしょう。その際は、値段が安ければよいわけでなく、リフォーム内容が適切かをしっかりと確認する必要があります。安い業者に依頼したものの、工事がずさんでかえって追加工事が必要になるケースもあるのです。
リフォーム、絶対後悔したくない!よくある失敗例と対策まとめ!
水回りや間取りの変更など、リフォームには多くの費用がかかるため、できるだけ後悔のない仕上がりにしたいものです。完成後の暮らしを具体的にイメージし、予想外のトラブルが発生しないように準備しましょう。具体的な費用や内容の相談は、実績豊富な「カシワバラ・コーポレーション」に、ぜひお任せください。

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