縫わずに作れるキャンバスラック 。屋内外問わず吊るして収納!
小物の収納はどうしていますか?場所は限られているので配置に困ることも多いはず。そこで空間を活用するご提案。リビングやクローゼット、キャンプでも収納力を発揮する、吊り下げ式のキャンバスラックを作ります!
公開日 2019-12-29
更新日 2022-01-07
INDEX目次
見た目もグッド!携行性にも優れたキャンバスラックをDIY!
帽子やサングラスなどのファッション小物から、小説や雑誌まで、日常で使う細々としたものは、収納場所に困りますよね。さらにはフィギュアやグリーンなど、ディスプレイしておきたいものも、飾る場所が不足していませんか?
そんな悩みを解決するのが、“空間”です!
家の中に目を向けてみると、意外と余っている空間があるはずです。そこにキャンバスラックを吊り下げて、「見せる収納」を作ってみましょう。“見せる”と言うからには、ルックスにもこだわったものに仕上げたいと思います。
そんな悩みを解決するのが、“空間”です!
家の中に目を向けてみると、意外と余っている空間があるはずです。そこにキャンバスラックを吊り下げて、「見せる収納」を作ってみましょう。“見せる”と言うからには、ルックスにもこだわったものに仕上げたいと思います。
作るもの

キャンバス素材と板を組み合わせて吊り下げ式のラックを作ります。今回は、ミリタリーライクなカーキのキャンバスを使って武骨な印象に!そしてなんと、縫わずに作れるんです!
材料

板 240×275×25mm
帆布8号 2000×2000mm
丸棒 350×Φ18mm
帆布8号 2000×2000mm
丸棒 350×Φ18mm

両面テープ(強力布用) 15mm幅
ビス M5×12 12本
カシメ 頭径9mm 8個
ビス M5×12 12本
カシメ 頭径9mm 8個
STEP.01 帆布の加工

今回準備した帆布は、2000mmの正方形。大きすぎるので裁断からはじめましょう!お店によっては、500mmや1000mm単位などカット販売しているので、作りたいラックの大きさに合わせて購入しましょう。

カットする幅は、棚板の奥行き240mmに合わせますが、裁断面を折り返すので、その長さも加味してください。今回は縫わずに作るため、両面テープを使用します。ですので、両面テープの幅15mmを棚板の240mmにプラス。両端に両面テープを貼るので、
[棚板の奥行き(240mm)+両面テープの幅(15mm×2)]
と計算して、270mmの幅でカットします。
[棚板の奥行き(240mm)+両面テープの幅(15mm×2)]
と計算して、270mmの幅でカットします。

カット幅を決めたら、チャコペン(懐かしい!)で直線を引いて裁断しましょう。

次に、両面テープを両端に貼り付けます。

使っている両面テープは、強力布用ですが、貼ったあとに叩くことで圧着力が上がるので、ゴムハンマーで叩きました。

両面テープを剥がしつつ、折り返していきます。

再びゴムハンマーで叩きます。端がピシッと伸びて、きちんと圧着されているのが分かります。

裾も同様に両面テープを貼り、ハンマーで叩きます。
STEP.02 帆布をかしめる

吊り下げられるように、丸棒を差し込む部分の加工をしていきます。ミシンを使うより、手軽に使えて、見栄えも良くなるカシメを使って留めます!

先に、かしめる位置を決めます。丸棒を通すのに少し余裕があったほうがいいので、丸棒から10mmの位置にチェック。

カシメを打つ位置も決めましょう。両端から15mmの位置にマークして、等間隔で全4カ所に設定しました。

カシメを取り付けるために、キャンバスへ下穴を開けます。

下穴にカシメを通しましょう。

打ち具をセットしてハンマーで叩きます。ねじ式のカシメもあるので、そちらもオススメ!

裾も同じ間隔でかしめる位置をマーキング。下穴を開けてカシメを留めましょう。
STEP.03 棚板の取り付け

収納するものの大きさを想定して、棚板の高さを決めます。

上段の棚板は、丸棒から330mmの位置に取り付けることにしました。

板の厚さもマークして、中央にビスを打ち込む目印をつけておきます。ビスは、カシメと同じ間隔で打ち込むと見栄えが良くなりますよ!

片面4カ所をビス止め。

下段の棚の高さは裾から31.5mmの位置に設定しました。

上段と同じように、下穴を開けてビスを両側に4カ所ずつ打ち込みます。
STEP.04 吊り下げ用の丸棒に穴あけ

ラックを吊り下げるため、丸棒にヒモを通す穴を開けます。端から20mmの位置にマーク。

割れてしまわないように、下穴を開けておきましょう。逆側にも開けますが、角度がズレないように注意!

両側をドリルで穴を開けます。

ヒモを通したら……

完成です!
STEP.05 設置

自由に長さを調節できるように、ヒモは切らずに縛っています。

下段の棚板には、観葉植物をセット。本も収納できるように、少し高めに設定しています。

一番下は、トートバッグや収納袋を入れてみました。

キャンプに持って行く時は、コンパクトにまとまります!

吊り下げ式のキャンバスラックをDIYしましたが、いかがでしたか?ここではカーキのキャンバスを使って、ミリタリー顔に仕上げました。ワッペンを貼ってみたり、ステンシルで文字をプラスしてみたりすると、雰囲気がグッと高まりますので、ラギッドなスタイルがお好みなら、ぜひカスタムしてみてください!
監修 岩西 剛
岩西さんのおすすめプロダクトはこちらから!
INFORMATION
WRITTEN BY
Japan
DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!
Instagram
https://www.instagram.com/diyersjapan/