足を上げると気分もアガる!トランクカーゴが贅沢オットマンに変身するDIY

限られたアイテムを使って快適な空間を作り上げるのは、キャンプの醍醐味の一つ。今回は“座れる収納”として定評のあるトランクカーゴを使って、贅沢なチェア兼オットマンをDIY!これからのキャンプシーズンをより快適に過ごすためにも、ぜひチャレンジしてみてください。

公開日 2021.09.16

更新日 2021.09.16

足を上げると気分もアガる!トランクカーゴが贅沢オットマンに変身するDIY

はじめに

近頃は少しずつ気温も下がってきて、秋の到来を感じる季節になってきましたね。秋といえば、読書や食事はもちろん、快適なキャンプシーズンというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか!そう、虫も少なく、気温もちょうど良いこのシーズンは、焚き火を見つめながら野外でゆっくりと過ごすのにぴったりなんです。
そんな秋だからこそ欠かせないのが、外で長時間、ストレスなく座っていられる快適な環境!そこで今回は、例年よりもワンランク上のキャンプシーズンを迎えるために、“ある製品”をカスタマイズするDIYレシピをご紹介したいと思います。

作るもの

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“ある製品”というのがこちら!DIYer(s)でも何度かご紹介しており既にお馴染みになりつつある、リス株式会社の「トランクカーゴ」です。その優れた耐荷重性能から“座れる収納”としても知られる同製品ですが、今回は座面にクッション性を持たせることによって、その座り心地を大幅に高めていきます!
また、背の高いキャンプチェアに合わせてオットマンとして使うのもオススメ。野外でゆったりと足を伸ばすという、贅沢体験を味わうこともできてしまうんです。
過去のトランクカーゴに関する記事はこちらから!
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そして、今回のDIYに欠かせないのがこちらの図面。これが何かと言うと、なんとトランクカーゴ販売元であるリス株式会社が、公式にデータ配布を行っている型紙なんです。これ自体はトランクカーゴの蓋に木材をスタッキングして、フラットなテーブルをDIYするためのもの。ですが、せっかくなので今回はこの仕組みを利用して、フカフカの座面を作っていこうという企画になっております。

材料

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ウレタンフォーム T30×60×60mm
スポンジ T15×60×60mm
ベニア T9×400×700mm(上板・下板を切り出せるサイズがあればOK)
スプレーのり
お好みの生地 1m(帆布などの生地の厚すぎるものは不向き)
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今回はTC-30Sという比較的コンパクトなタイプのトランクカーゴを使用して、作っていきたいと思います。同製品は高さや横幅などさまざまなサイズ展開がありますが、今回のDIYはどの製品にも応用可能なレシピとなっておりますので、お好みの製品に合わせたサイズで作ってみてください。ちなみに前述した材料はあくまでもTC-30Sに合わせたものですので、お使いになるトランクカーゴに合わせて材料も調整しましょう!

STEP.01 座面の制作

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それでは早速作業に入っていきたいと思います!まずは座面の基礎となる木材を切り出したいので、型紙の“上板”と書いてある方の曲線をハサミでカットします。そしてこの時、型紙がしっかり原寸サイズで印刷されているかを事前に確認しておきましょう。もし拡大や縮小がかかってしまっていると、座面の制作サイズにズレが出てきてしまうので、要注意です。
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次にベニヤ板を手持ちのトランクカーゴに合わせたサイズにカットして下板に当たる部分を切り出していきます。今回はTC-30Sを使用するので、型紙データにも書いてある300×298mmという大きさにしました。
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切り出した型紙をベニヤ板の角に当てて、写真のように曲線をマークしていきます。残る3つの角にも同様の処理をしていってください。これで、下板となる部分のマークは完了です。
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次は今回の上板に当たる部分の制作です。下板は型紙データの“上板”に合わせて角を取りましたが、上板はトランクカーゴの蓋の縁を使って曲線を出していきます。写真のように鉛筆を寝かせて、できるだけ正確に角を取れるように工夫してみてください。
そして、角が取れたらそれぞれのポイントを直線でつなげて、上板に必要なシルエットが取れたら完了です。
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上板・下板(型紙の上板)をそれぞれマークし終わった様子がこちら。ベニヤ板の端を使うことで、極力カットする手間を省いています。
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マークが終わったら、次はもちろんカット。この作業でミスがあると、トランクカーゴにスタッキングした際ぐらついてしまったり、上手く収まらないなんて事態になる可能性も...!気を抜かないように、ジグソーで丁寧にカットしていきましょう。
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カットし終わったら、次は大切な工程。下板(小さい方)のバリをとるついでに、やすりを使って片面の角をしっかりめに削っておいてください。というのも、トランクカーゴの蓋は段差がゆるい傾斜に仕上げられているので、板が直角だと蓋に取り付けた際に上手くフィットしません。
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角を取った後がこちら。しっかりと角が取れているのが分かるかと思います。お手持ちのトランクカーゴに合わせて、ちゃんとフィットするかを確認しながら進めていくと、間違いがないのでオススメです!

STEP.02 クッションの取り付け

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ここからは、切り出した木材にウレタンフォームを取り付け、座面にクッション性を出していきたいと思います。大まかな構成としては画像のようになっておりますので、完成形をイメージしながら作業をしてみてください。
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それでは、ウレタンフォームをカットして、座面にクッション性を持たせていきたいと思います。まずは先ほど切り出した上板をウレタンフォームの上に置き、分かりやすいようにマッキーなどの太めのペンで外周をマークしていきます。ペン先は、3mm程度のものが望ましいので、もしある方はご用意ください。
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マークできたら、ウレタンフォームをカット。今回はカッターで作業していますが、ウレタンフォームをカッターで切るとカッターの刃がすぐに切れなくなりますので替え刃を多く用意しておくとよいでしょう。もしご自宅に裁ちバサミがある方は、そちらを使うことをオススメします。
また、この時のポイントは座面板よりもウレタンフォームを少し大きめに切ることです。そうすることで座面を良い状態で長く使えるようになりますので、マークした線の外側をカットするイメージで進めてみてください。
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ウレタンフォームのカットが済んだら、スプレーのりを満遍なく吹きかけていきます。この時、スポンジを下敷き代わりに作業することではみ出したのりが付着し、次の工程で楽になりますので、やってみてください!
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スプレーのりが充分に行き渡ったら、上板を載せ、体重をかけてしっかりと吸着させます。
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続いてスポンジにも改めてスプレーのりを行き渡らせてください。ここは剥がれやすい箇所になりますので、先ほどよりも多めにつけておきましょう。
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上板を貼り付けたウレタンフォームをその上に載せて、まわりを包むようにスポンジを貼り付けていきます。
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上板と概ね同じラインになるようにハサミでカットしていきます。この時、部分的に剥がれてきてしまったりもするので、そこにはスプレーのりを追加で吹きかけて再度貼り付けるようにしてください。
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裏返すと、このような状態に。かなり座面っぽいビジュアルになってきましたね!ここまでで、一旦クッションの下地は完成となります。

STEP.03 装飾

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それでは、仕上がってきたクッションをツリーカモ柄の布生地で覆うことで、キャンプ場で映えるデザインにしていきたいと思います!生地を広げて、クッションより一回り大きくなるようなイメージでカットしていきましょう。
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カットが終わったら、生地を内側に巻き込んで、タッカーで止めていく作業です。この時、写真のように一旦はセンターで仮止めして、そこを起点に外側に向かって止めていき、角でシワを綺麗に揃える、という流れで進めると綺麗に仕上がります。
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タッカーは50〜100mm間隔くらいで打ち込んで、強力に固定することを意識しておきましょう。
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生地で綺麗に包むことができたら、蓋をするように下板を取り付けていきます。ビス位置は適当で構いませんが、あまり角で打ち込むと木材が割れてしまう恐れがあるので、写真のような位置で4箇所固定することをオススメします。また、ビスの頭が飛び出すと蓋を傷つけてしまうので、頭が出ないように打ち込んでください。

完成

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下板を取り付けたらトランクカーゴに載せて...完成です!嬉しいことに、一回でぴったりと収まってくれました!今回はカーキのケースとツリーカモ柄の生地を合わせることで、ナチュラルかつワイルドな、アウトドアテイストな仕上がりになったかと思います。さて、その座り心地とはいかに...早速使ってみましょう!

設置

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クッションの制作前、そのままのトランクカーゴに試しに座ってみていたのですが、もちろんそれなりに快適な座り心地でした。ですが、恐る恐るクッションを載せて
から座ってみると「はっ!全然違う!」と驚く編集部一同。少なくとも、既に本懐が収納とは思えない快適さが実現されており、いよいよ別でキャンプチェアを持っていく必要がないような気さえしてきました。
また、活躍の幅はキャンプに限りません。普段は自宅の収納として使っておくことで、来客用の椅子としてもぴったり。座面をDIYで作った小話をするだけで、楽しみながら座ってもらえること間違いなしですよ!
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撮影小物として持ってきていたキャンプチェアがあったのですが、「これはもしや...」と思い足を伸ばしてみると、これが大当たり!足を乗せた感触がとても心地良い、贅沢なオットマンが誕生しました。少ない荷物でソロキャンプというスタイルの方であれば、トランクカーゴに小物はまとめて、背もたれ付きのキャンプチェアと組み合わせて使うことで超・快適な時間を過ごすことができます。これなら、何時間でも焚き火を見ていられますね。
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しかも今回のプロダクト、何よりも注目したいのは座面がトランクカーゴの中にすっぽりと収まる設計になっていること。なので、「座面が柔らかくなるのはいいけど、荷物が嵩張るのはちょっと...」という方も安心!トランクカーゴに一通り荷物を詰めたあと、内蓋をするような感覚で座面を持ち歩くことができてしまうんです。しかも、突然の雨でもこのように座面を収納してしまえば布が濡れてしまうこともありませんので、安心ですね!
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今回はカーキにツリーカモ、グレーにブラウンを合わせた2種類を作ってみました!あまりの人気からキャンプ場では周りの人と被ってしまいがちなトランクカーゴですが、オリジナリティのあるクッションと合わせて使うことで差別化を図ってみるのはいかがでしょうか?
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まとめ

今回は人気の収納“トランクカーゴ”を使って、快適なチェア兼オットマンをDIYしてみました。これからのキャンプシーズンを盛り上げてくれるプロダクトに仕上がっているかと思いますので、みなさまも是非チャレンジしてみてください。また、今回ご紹介した型紙データを使えば、今回のような蓋を利用したスタッキングアイテムを簡単に作ることができます。チェアやテーブルに限らず、アイデアを巡らせてオリジナリティの高いプロダクトを作ってみるのも、楽しそうですね。

撮影:薮内努(TAKIBI)
監修:岩西剛

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