玄関ドアをリフォームし、防犯性能を向上させる5つのポイント
玄関ドアは、家の「顔」であると同時に、不審者の侵入を防ぐ大切な場所です。防犯性能が低いドアは空き巣被害のリスクを増大させるため、ドアのリフォームでしっかりとした対策を行うことが重要です。この記事では、玄関ドアのリフォームで防犯性能を強化するための5つのポイントを解説します。家族と資産の安全を守るための参考にしてください。
2024.12.14
1. 侵入を防ぐドアの選び方
それでは早速、不審者や空き巣の侵入を防ぐためのドアの選び方を解説します。
防犯性の高い玄関ドアの素材
玄関ドアの素材選びは防犯対策の基本です。以下の3つのタイプが特に防犯に適しています。
鋼製（スチール）ドア
鋼製のドアは耐久性があり、強度が高いのが特徴。外部からのこじ開けや破壊にも耐えられるため、玄関ドアにも多く使用されています。
木製ドア
木製ドアは温かみがあり断熱性も高いですが、伸縮やカビ対策などメンテナンスが必要です。見た目を優先する場合、「木目調ドア」などの選択肢もあります。
強化ガラス付きドア
採光を取り入れるためのガラス付きドアは、防犯ガラスを使うことで防犯性とデザイン性を両立できます。
ドアの厚みの選び方
ドアの厚みは防犯性能に大きな影響を与え、40mm以上のドアは特に防犯性が高いとされています。ただし、厚みが増すと重量も増えるため、使い勝手を考慮して選びましょう。
2. 安全性を高める鍵とロックシステムの選択
防犯目的のドア選びは、素材だけでなく鍵とロックシステムの選択が最重要です。ここではピッキングに強い鍵などをご紹介します。
ピッキングやサムターン回しに強い鍵
玄関ドアからの侵入を防ぐには、ピッキングやサムターン回し（サムターンとは、ドアの室内側にある、錠の開け閉めを行うためのつまみ）を防ぐ対策が必要です。防犯性の高い鍵として、ディンプルキーや電子ロックが挙げられます。ディンプルキーは複雑な形状を持つためピッキングが難しく、電子ロックは物理的なピッキングが不可能になるのでおすすめです。
二重ロックや多点ロックの重要性
一箇所だけでなく複数箇所で固定する多点ロックや、二重ロックシステムは、不正な解錠を困難にします。一般的に、複数のロックがあれば侵入の時間を稼ぐことができ、犯行を諦めさせる効果が期待されます。
スマートキーの利便性とセキュリティ対策
スマートキーにはリモコンタイプやカードタイプなどさまざまな製品がありますが、簡単な操作で施錠・開錠ができ、ピッキングも不可能になります。最新のものは通信の暗号化が強化されているため、安全に利用できます。
3. 玄関周辺の防犯対策
ここまで、防犯観点でのドアと鍵にスポットライトを当ててきましたが、ここからは玄関まわり、その周辺での防犯対策について解説していきます。
ドア周りへの照明の配置や人感センサーライト
ドア周辺に人感センサーライトを設置すると、住人の利便性が高まるだけでなく、犯行を抑止する効果が期待されます。不審者はできるだけ人に気付かれずに侵入しようとするため、近づくと自動的に照明が点灯するセンサーライトを設置することは防犯対策に大変有効です。
ドア前の死角をなくす植栽や柵の工夫
植栽や柵を利用して、ドア前の死角を取り除くことも有効です。不審者が隠れにくい設計にすることで、防犯対策としても機能します。
人感センサーチャイムや監視カメラとの連動でさらに安心
音や光によって来訪を知らせる人感センサーチャイムを設置することも防犯対策に効果を発揮します。その他、防犯カメラとスマートフォンと連携させるなどの方法で、外出中でも玄関周辺の状況を確認できます。
4. 玄関ドアリフォームのコストと活用可能な補助金
実際にドアの防犯対策リフォームをする場合のコストと活用可能な補助金について解説します。
防犯ドアのコスト目安
ドアの交換にかかる費用は、少なくとも20〜60万円程度の予算が必要です。ドアの種類やオプションによって価格が異なりますが、効果的な防犯対策には一定の投資が求められます。
たとえば、デザインや最新機能などにこだわらず、ごく標準的なドアに交換するだけなら30〜50万円ほどで、機能やデザインにこだわれば60万円を超える場合もあります。
費用を抑えたい場合は、鍵のみを交換するといった方法もありますが、ドア本体の防犯性能もよく検討し、長期的に効果のあるリフォームを目指すことをおすすめします。
たとえば、デザインや最新機能などにこだわらず、ごく標準的なドアに交換するだけなら30〜50万円ほどで、機能やデザインにこだわれば60万円を超える場合もあります。
費用を抑えたい場合は、鍵のみを交換するといった方法もありますが、ドア本体の防犯性能もよく検討し、長期的に効果のあるリフォームを目指すことをおすすめします。
補助金制度や助成金を活用して費用を抑える方法
年度や自治体によって制度は異なりますが、防犯ドアのリフォームで活用できる補助金や助成金制度が存在します。事前に調査しておくと良いでしょう。
今すぐできる玄関ドアの防犯対策
以上の5つのポイントで、家の防犯性能を大きく向上させることができます。まずはご自宅に最適な防犯ドアのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか？
玄関ドアの防犯リフォームに関するご相談は、ぜひカシワバラコーポレーションまでお問い合わせください。お客様一人ひとりに最適なプランをご提案いたします。
玄関ドアの防犯リフォームに関するご相談は、ぜひカシワバラコーポレーションまでお問い合わせください。お客様一人ひとりに最適なプランをご提案いたします。
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