今年のハロウィンは塗って・割る!ムード抜群の本格派飾りをかんたんDIY
今回は、のりを使って簡単にできるクラッキング加工を用いた、ハロウィンの文字飾りをDIYしたいと思います。しかも、ピアノ線を使うことでまるで浮いているような仕上がりになることも特徴。来たるハロウィンに備えて、いつもよりワンランク上の飾り付けを作ってみませんか?
公開日 2020.10.14
更新日 2022.01.07
INDEX目次
今年はもっとかんたんに!だけど、本格的!
いよいよ近づいてきたハロウィンシーズン!みなさま、お部屋の飾り付け準備はできていますでしょうか?一応飾り付けはするけど、100均で買ってきた物を並べるだけで毎年マンネリになっているという方も多いのではないかと思います。
そこで、今回は手軽かつ安価にできて、その上ハロウィンムードをググッと上げてくれるDIYレシピをご紹介!あのおどろおどろしいハロウィンの雰囲気も、自宅にある「あれ」を使うだけで簡単に演出できちゃいます。お子さんと一緒に楽しみながら作ることもできますので、早速、作り方をみていきましょう。
そこで、今回は手軽かつ安価にできて、その上ハロウィンムードをググッと上げてくれるDIYレシピをご紹介!あのおどろおどろしいハロウィンの雰囲気も、自宅にある「あれ」を使うだけで簡単に演出できちゃいます。お子さんと一緒に楽しみながら作ることもできますので、早速、作り方をみていきましょう。
作るもの
今回作るものは、ハロウィンパーティーの際、お部屋をムード満点に飾り付けるオブジェ。木製の台座とアルファベットをピアノ線で繋げてあるだけの簡単な作りですが、注目すべきは文字がひび割れているように見せるクラッキング加工!置いてあるだけで、ハロウィンムードを引き立ててくれること間違いなしです。
また、文字を付け替えればクリスマスなど、別のシーンでも活用することができるので、汎用性の高さも魅力ですね。
また、文字を付け替えればクリスマスなど、別のシーンでも活用することができるので、汎用性の高さも魅力ですね。
材料
無垢角材 30×40×910mm
ピアノ線 Φ0.3mm
アルファベット(ピアノ線が刺さればOK。今回はMDFのものを使用)
のり
ピアノ線 Φ0.3mm
アルファベット(ピアノ線が刺さればOK。今回はMDFのものを使用)
のり
STEP.01 下地を塗る
まず始めに、アルファベットに下地となる黒を塗装していきます。これは後ほど、塗料が割れた際に露出してくる部分となりますので、元の色が見えないようにしっかりと隅々まで塗っていきます。
また、アルファベットによっては刷毛やスポンジでは塗りにくい部分もありますので、塗装には写真のような筆がオススメです!
また、アルファベットによっては刷毛やスポンジでは塗りにくい部分もありますので、塗装には写真のような筆がオススメです!
次に、アルファベットを支える台座を角材から切り出していきます。写真のように、底辺が750mm、角度は45度となるように線を引いていきましょう。今回は「HALLOWEEN」という9文字を作りたいので、台座も同じく9つ必要となります。
切り出すとこのような形に。ヤスリでしっかりとバリをとっておきましょう。
9つ切り出し終わったら、台座も黒で塗装します。エイジング加工はアルファベットのみに行うため、台座は全面塗装が終われば、完成です。
STEP.02 クラッキング加工
では、いよいよクラッキング加工に入っていきましょう!ここで、文房具や事務用品でお馴染みの「のり」が登場。一体何に使うんだろうと思っていた方もいらっしゃるかもしれませんが、今回はこれを使って、アルファベットをカッコよくクラッキングしていきたいと思います。
その方法ですが、まずは水とのりが1:1の割合になるように容器に入れ、薄めます。よく混ぜ合わせたら、それを筆でとり、アルファベットの表面に塗っていきましょう。この時、丁寧に隅々まで塗るというよりは、表面のみをサササッと塗っていくイメージです。
その方法ですが、まずは水とのりが1:1の割合になるように容器に入れ、薄めます。よく混ぜ合わせたら、それを筆でとり、アルファベットの表面に塗っていきましょう。この時、丁寧に隅々まで塗るというよりは、表面のみをサササッと塗っていくイメージです。
のりを塗り終わったらしばらく置き、触っても問題がないくらい完全に乾燥させます。その後、ハロウィンらしいオレンジ色の塗料をスポンジでポンポンと軽く叩くように塗っていきましょう。この時、伸ばすように塗ってしまうと、のりが塗料を吸着してしまい、きれいな仕上がりにならなくなります。そのため、あくまで色を置くように、優しく塗っていくことがポイントです。
全てのアルファベットの色を塗れたら、ドライヤーで表面を一気に乾燥させます。こうすることで下に塗ったのりが急速に乾くと同時に亀裂が入り、表面のペンキも割れ始めるという仕組み。写真のようにきれいなひび割れを表現できれば、クラッキング加工成功!グンとハロウィンらしい雰囲気が出てきましたね。
STEP.03 ピアノ線で連結
次に、ピアノ線を使って台座とアルファベットの連結をしていきます。まずは、用意したピアノ線を100mm前後にカット。ニッパーやペンチを使って左右にひねっていくと、上手く切断することができます。
この時にピアノ線の長さに差をつけておけば、仕上がった際アルファベットの高さにバラつきが出て、動きを作ることができます。
この時にピアノ線の長さに差をつけておけば、仕上がった際アルファベットの高さにバラつきが出て、動きを作ることができます。
次は、台座にピアノ線を差し込む下穴を開けます。ここでは、カットしたピアノ線の端材を金槌で打ち込むと、ちょうどいい大きさの穴を開けることができます。
アルファベットにも同じようにピアノ線で下穴を開けます。この時、あまり偏った場所に挿してしまうと自立しなくなる恐れがありますので、できるだけ重心が均等になるように意識して作業しましょう。
また、「H」のように中心が凹んでいて短いピアノ線で打ち込みにくい場合は、100mmにカットした長いピアノ線を使って穴開けると楽に作業できます。
また、「H」のように中心が凹んでいて短いピアノ線で打ち込みにくい場合は、100mmにカットした長いピアノ線を使って穴開けると楽に作業できます。
台座とアルファベット、それぞれに下穴が開いたらいよいよ連結していきます。できるだけ奥に、揺らしても取れないくらいに差し込んでください。
また、今回は横向きに揺れる設計にしたいので、台座の長辺が正面を向くような形でアルファベットを取り付けることも忘れずに。
また、今回は横向きに揺れる設計にしたいので、台座の長辺が正面を向くような形でアルファベットを取り付けることも忘れずに。
STEP.04 完成
以上の工程を9つ分終えて、完成です!オレンジと黒のコントラストがとても鮮やかで、非常に立体感のある文字飾りになりました。
今回の目玉であるクラッキング加工も、いい感じに仕上がっています。ひび割れたアルファベットからはホラー映画やテーマパークのホーンテッドハウスのようなハロウィンらしい雰囲気が漂います。それでは、早速並べていきたいと思います。
STEP.05 設置
実際にお部屋に飾ってみた様子がこちら。いかがでしょうか、アルファベットと台座の連結に細いピアノ線を使ったおかげで、文字が浮いているような印象を受けますね。また、横一列きれいに並べるのではなく、立体感が生まれるように前後に差をつけて設置することが、飾り付けのポイント。
また、ピアノ線は柔らかいので、手で触ると左右によく揺れます。実はこのゆらゆら感も、今回演出したかったポイントの一つ。ゆらゆらと揺れる様子に、ぜひハロウィンムードを感じてください。
ちなみに、頭のアルファベットを付け替えれば別の文字に置き換えることも。お店のOPEN・CLOSEや、別の季節行事の際になど、アレンジを考えるのも楽しそうですね。このように様々なシーンを彩ってくれる本プロダクト、ご家族やカップルでもぜひ作ってみてください。
監修:岩西剛
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