遊び心あふれるスケートボードアートの作品の世界/CIRCLE of DIY VOL.26
全国各地で活躍するDIYerたちとその作品を訪ねる本企画。今回は、スケートボードアーティストとして活躍されるトミーさんこと、オオトミヤスヒロさんにその作品と、それが生まれる工房の中をご案内いただきました。
公開日 2017.10.03
更新日 2022.01.11
誰も持っていないアイテムが欲しかった
笑顔で出迎えてくれたトミーさん。奥には、ご自身で作った提灯が。よく見ると、上輪と下輪部分がスケートボードの素材で出来ています。
工房のいたるところに、作品が置かれていました。カラフルなストライプが特徴的です。
-とても素敵な作品ですね。一体、どんなきっかけで作りはじめたのか教えてください。
-トミーさんの作品は、色付きの板が何層も重ねられたデッキの断面を活かしたスタイルのモノが多いですが、その着想はどこから得たのでしょうか?
自動車の整備会社を営む実家の2階の一部を工房として使っています。もちろんこちらもトミーさんがDIYして作ったそうです。
作業用のイスもスケートボードで作られていました。
設計は、0.0ミリ単位までこだわる
-どうやってスケートボードがこのような作品になるのでしょうか。製作過程を教えて下さい。
-トミーさんの作品はどうすれば手に入るのでしょうか。
工房の前には山積みのスケートボード。
設計図は、ミリ単位まで誤差が出ないようにしっかりと書き込まれていました。丁寧な仕事ぶりがうかがえます。
8枚前後のベニヤ板が圧縮されているスケートボードのデッキ(ボード部分)。
作品にあわせてスケートボードの板を同じ大きさにカットします。
カットした板を接着剤をC型クランプで固定し、接着剤でつなぎ合わせます。
こちらは、木材を固定し、回転しながら削っていく旋盤(せんばん)という機械。
木材に穴を開けるために使用するホルソー。工房内には様々な大きさのものが置かれていました。
固定作業に欠かせないクランプ。
糸鋸で板を削っていきます。
湾曲しているスケートボードの板をきれいに削るためには、集中力が欠かせません。
WRITTEN BY
Japan
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