憧れのガレージDIY!仲間と作ったビーチハウス! 〜突撃!隣のDIY! Vol.25〜
家やお店で実践したDIYのアイデアを拝見する本連載。第25回目となる今回は、さまざまな工具を取り扱うショップ「FACTORY GEAR」のスタッフたちが協力し合って建てた、通称“BSB”に伺いました。
公開日 2018.10.12
更新日 2022.01.07
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千葉県屈指のビーチスポット、九十九里。その浜辺から100メートルほどの距離に、国内外に展開している工具店「FACTORY GEAR」の社員たちが研修などで使う一軒家があります。そこでは立派なガレージをはじめ、さまざまなものがDIYによって作られているとのこと。早速現地に向かい、CEOの髙野倉さんに詳しく話を聞いてみました。
「この一軒家は、バブル真っ只中の1990年に建てました。当時、僕は20代後半で持ち家すらありませんでしたが、学生時代にラグビーをやっていて合宿が楽しかった思い出があり、その時のようにみんなで集まって将来の夢とかを夜通しじっくり話し合える場所や人と人が繋がる場所が欲しい、と思ったのが建てたきっかけです」
こちらが通称、BSB(ブルー・スカイ・ベース)。ここで社員の研修を行ったり、休日に集まったりしているそう。一軒家の隣に大きなガレージが鎮座。広いガーデンに、なんとプールも備わっています!プールの隣には焚き火台もあって、贅沢な時間を過ごせそうな場所です。
「今となっては、社員の研修施設として使っていますが、家自体が古いので設備も古くて。水道の元栓を開けたり灯油ストーブを使ったり、っていうのを若い社員ができなかったんですよ。棚を作ろうとしても何も分からなくて。うちは工具屋なのに作業ができないスタッフが物を売っているのはマズイ!って思ったんです。そこで、まずは自分たちが何かを作って体験することに。はじめはガレージもガーデンもない一軒家だけでしたが、隣の土地も購入して何かを作り上げる環境を整えました」
ガーデン
そんな髙野倉さんの想いから、社員たちと一致団結してDIYがスタート。まず着手したのは、芝が敷かれたガーデン作り。「ここは最初、篠竹が生い茂っていたので開墾が必要でした。ユニック車を借りて、自分たちだけでできることからやっていくことに」
ガレージの屋上から見たガーデン。この広さを整地するのは、さぞかし大変だったことでしょう。ヤシの木も生えていて、アメリカ西海岸を思わせてくれます。
「土地の整地から芝を張る作業まで自分たちでやりました。芝生に種類があることを知らないスタッフがいたので、違う種類の芝生を植え、各々の芝生の違いを足の裏で感じてみることに。よくサッカー場で使われているティフトンと、公園で使われている野芝、そして葉が柔らかくて裸足で歩くと気持ちいい感触の高麗芝の3種類を植えています」
実際に裸足になって触れてみると、種類によって質感が全然違いました。ここに寝転んだら気持ち良さそう!
篠竹を刈ってみて気付いたそうですが、この2本の木が手を繋いでいるように伸びていました。BSBを建てた時に“人と人が繋がる場所”にしたいという髙野倉さんの想いとリンクしたシンボルのような木です。
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Japan
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