捨てるはずのマットを芸術へ!?親子で楽しむスタンプアートDIY
お子さんの成長と共に不要になりがちなクッションマット。ただ捨てるのはもったいないけど何かに使えないの...!?そんなお悩みを受け、今回はアップサイクルで作るスタンプアートのDIYレシピをご紹介。お一人はもちろん、親子で楽しめる内容になっていますので、ぜひチャレンジしてみてください。
公開日 2022.06.25
更新日 2022.06.26
INDEX目次
はじめに
家を見渡すと不要なものばかりが目について嫌になること、ありませんか?スペースも限られているから処分したいけど、思い出深かったりどう捨てたら良いか分からなかったりで、なんとなく捨てられないものって意外と多いですよね。ところが、こんなお悩みだってDIYにかかれば即解決!DIYといえばホームセンターで買ってきた木材を使わないといけないと思っているかもしれませんが、そんなことはありません、不用品だって立派な材料なんです。
作るもの
ということで、今回はお子さんのいる家庭で不要になりがちな「クッションマット」を使って、スタンプアートを作っていきたいと思います!使うマットや絵の具によって色や形全て自由に制作していただけるので、かなりオリジナリティの高いものを作ることが可能です。
さらに、危ない工具なども使うことがないので、お子さんも一緒に楽しむことができる超ファミリー向けDIYなことも特徴!夏休みの自由研究のテーマにするなどして、ぜひご家族で楽しんでみてください。
さらに、危ない工具なども使うことがないので、お子さんも一緒に楽しむことができる超ファミリー向けDIYなことも特徴!夏休みの自由研究のテーマにするなどして、ぜひご家族で楽しんでみてください。
材料
不要になったクッションマット
台紙
絵の具
台紙
絵の具
STEP01.好きな形・大きさにカット
それでは、早速作っていきましょう!まずは身近にあるものを使ってマットにガイド線を記入していきます。完成形を思い描いてからそれに必要な形を家から探すもヨシ、家にあったものをで偶然できた形を使って作るのもヨシ、初っ端から自由度MAXで遊んでみてください!もちろん、好みの絵柄をフリーハンドで描くのもOKです。
ガイド線を描き終わったら、それに沿ってマットを切り出していきましょう。この時、発泡スチロールカッターを使うととても便利で、サクサク切れていく感触がクセになります。あまり力をかける必要もないのでお子さんでも作業可能ですが、その際は必ず大人の方が見ていてあげてください。
この通り、さまざまな形にカットすることができました。切り抜く形は自由ですが、大小に差をつけたり、丸や四角など、バリエーションがあると面白い仕上がりになりやすいのでお試しください。多少ガタガタになっても、アートですからそれも味と言い張れば問題ありません!
STEP.02 塗る
マットの切り出しが終わったら、いよいよスタンプアートを作っていきましょう。まずはマットに絵の具をつけていくのですが、その前に水を染み込ませたティッシュなどでマットを濡らしておいてください。こうすることでマットへの塗料の染み込みが抑えられ、より鮮やかに描くことができるようになります。
マットの上に塗料を出して、写真のようにスポンジを使って全体へ伸ばしていきましょう。この時、スポンジをポンポンと叩きながら使うと均一に色が渡ってくれます。
マットに塗料が行き渡ったら、台紙に色を移していきます。慎重にやりたくなる気持ちも分かりますが、ラフな仕上がりもそれはそれでお洒落に見えるものなので、「えいやっ」と思い切りよく進めてみてください。
スポンジを置いたら、上から軽く手で圧をかけて少し待ち、ゆっくりと剥がしてみましょう。
スポンジを置いたら、上から軽く手で圧をかけて少し待ち、ゆっくりと剥がしてみましょう。
するとこの通り、綺麗に転写されました。まだ湿っているので紙がたわんでいますが、乾くと伸びてくれるのでご心配なく。
STEP03. レイアウトを考えながら繰り返し塗る
一つ目でコツは掴んだと思いますので、違うスポンジにも塗料をつけて、どんどん描いてみてください。この時、写真のように図形同士を少しずつ重ねてみると色の変化が見られて、とても芸術的!お子さんが色の仕組みについて楽しく考えてくれる、良い機会になること間違いなしです。
もちろん楽しいのは子どもだけでなく、撮影スタッフもワイワイと夢中になって作業していました。このように、スタンプアートは上手い下手も、正解もないものですので、親子で一緒に作り上げるコミュニケーションとしてもオススメです。もしくは同じマットを共有しながら別の台紙に描いてみて、どれだけ完成形が違ってくるかを楽しんでみるのも面白そうですね。
完成
スタンプし終わったら、台紙をフレームに入れて完成です。いかがでしょう、家にあったマットで作ったとは思えないアーティスティックな仕上がりになりました。サラッと隅にそれっぽいサインを書いておけば、著名な芸術家の作品にしか見えないですね。これを部屋に飾っておけば、友人に「なにこれかっこいい!」と言われること必至です。
設置
それでは、早速壁に飾ってみましょう!とは意気込んだものの、今回は作品がアートなだけに、配置する場所だってとても重要。「もうちょっと右!」「やっぱりあっちの壁」なんていう親子の熾烈なやり取りが始まり、設置にもなかなか苦労がありました。
最終的に、このように飾ってみました。カラフルな幾何学模様によって、お部屋の文化レベルが一気に上がったのを感じませんか?なんといっても、このプロダクトは高見えする上に手軽に作れるのがポイントなので、いくつも作ってみたいなと妄想を膨らませております。
今回のスタンプアートのポイントはなんといってもこの掠れ具合!マットでポンポンと着色したことによって良い味が出てくれました。やり直しても決して同じものにはならないので、「次はどんな仕上がりになるんだろう」とワクワクすることができます。遠くから見ても、近づいて見ても楽しめるこんなスタンプアート、ぜひ親子でチャレンジしてみてくださいね。
まとめ
今回は不要なクッションマットを使ったスタンプアートのDIYをご紹介しました。いつも利便性の高いプロダクトをご紹介しがちなので、たまにはこうした飾り物も良いですね。お洒落な大人のインテリア作りとしても、夏休みの自由研究としても優秀なこんなプロダクト、作らない手はないですよね。それでは、次回のDIYもお楽しみに。
撮影:薮内努(TAKIBI)
監修:岩西剛
撮影:薮内努(TAKIBI)
監修:岩西剛
WRITTEN BY
Japan
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