セルフリノベーションで築いたアトリエ兼ショップ〜突撃!隣のDIY!vol.18〜

地域や場所などにこだわらず、DIYのアイディアを追い求める連載企画。今回は寿司屋だった2階スペースを自身でリノベーションしたというJaplishさんに突撃取材してきました。

2022.01.11

▼手すり

レザーのカバーがつけられた手すり。

「レザーのプロダクトを作っているので、木材以上に端材が出るんですよ。捨てるのではなく使い道がないか…と考えた末、手すりに巻いてみました」

▼照明

和紙を通すことで温かみのある光に。

「蛍光灯そのままだと味気ないなと思ったので、木材の枠を天井につけて和紙を固定しています。燃えたりしないよう、蛍光灯との距離感は試行錯誤しました」

▼愛用の工具

使い込まれた工具たち。

「特にメーカーにこだわりはありませんが、木材を切ることが多いのでBLACK+DECKERの電動ノコギリは重宝しています。刃を替えたら、ジグソーとしても使えて便利なんですよ」

▼レザープロダクト

長財布¥16,200

「イチオシはこの財布。ジャバラにボリュームを持たせ、ふっくらとしたシルエットにすることで女性らしさを出しました。また、そのジャバラはもちろん、収納力を高め、機能的にも貢献しています」

飽くなき探究心が感じられる長島さんのDIY。その魅力についても伺いました。

「モノ作りはそれなりに長くやってきましたが、いまだにワクワクできるんですよね。このショップも時が経つにつれて、変えたい場所が出てきたら自分でアレンジしたらいいし、自分で作ったモノならバラして全然違うモノも作れてしまう楽しさがありますから」

廃材がたくさん出たタイミングで、「捨てるのはもったいない」と梁や柱などに足していったそう。その工程が、秘密基地のような雰囲気を高めているのかもしれません。

今後のDIYでやりたいことは?

「だいたい2年に一度くらいのペースでショップの雰囲気を変えるんです。そして、その時期がまさに今年の夏。階段の色を塗ったり、窓枠を付けたり、外観もイメージチェンジできたら、と目論んでます。また、自宅がメゾネットで屋上があるので、DIYで菜園っぽくしたいなと思っています」

手を加えたいと語る階段と外観。どのように変わるのか楽しみです。

解体やDIYで出た廃材も、素材として再利用し、新しいモノへと生まれ変わらせている長島さんのDIY。正解にこだわらず、その時の発想で楽しみながら取り組む姿勢が、魅力的でした。ぜひ、その少年の心が映し出されたアトリエ兼ショップを訪れ、ワクワクを感じてみてはいかがでしょうか。長島さんが手がけるハンドメイドならではの温かみを感じさせてくれるレザープロダクトも、合わせてチェックしてみてください。

SHOP INFORMATION

Jpalish
住所:福岡県福岡市中央区港2-9-15
電話番号:092-400-3522
営業時間: 12:00〜18:30
定休日:月火水(HPのカレンダーに記載)
URL:http://www.japlish.jp
Facebook:https://www.facebook.com/0389japlish/
Instagram:https://www.instagram.com/japlish0389leather.cat/
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DIYer(s)

Japan

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