倉庫をDIYで改築!?〜突撃!隣のDIY! vol.17〜

DIYerの突撃取材を行う本連載。今回は、浅草にある築50年以上の物件を自らリノベーションして生まれ変わらせた、“乾物カフェラウンジ”にフィーチャーしました。

公開日 2017.05.16

更新日 2018.04.16

倉庫をDIYで改築!?〜突撃!隣のDIY! vol.17〜

仲間たちが集う居心地の良さを追求した空間作り

東京を代表する観光地、浅草雷門近くのシェアアトリエ「KAMINARI」の1階を改装し、誕生した「ほしや」。昨年11月にプレ、今年3月にグランドオープンしたばかりと月日は短いですが、国内外からの観光客のみならず、地元の人たちも含め多くのファンを集めています。そんな注目のカフェラウンジは、もともと人形の反物屋の倉庫を、自分たちの手で改装した空間なんです。今回、セルフリノベーションにまつわるエピソードやアドバイスなどを、発起人である池田洋介さん、山本倫広さん、佐藤シュンスケさんに伺ってきました。

皆様ご存知、雷門から徒歩1分という好立地。

雰囲気のある入り口。夏場はフルオープンにするそう。

額縁を使ったアイデアもDIYの参考にしたいところ。

ーまず浅草という場所を選んだ理由は?

(佐藤)「もともとは新宿方面で探していたけどいいところが見つからないで、悩んでる時に、山本がとあるウェブメディアで見つけてきたのがこの物件。『浅草なんだけど、どうかな』って夜中にグループチャットに入ってきて。でも、最初は『浅草って!』みたいな(笑)」

—その当初の予定とは違った場所でしたが、最終的に決めた理由は?

(山本)「その記事がビル丸ごと19万円で借りられますって内容だったんですよ。浅草だけど、その値段は美味しいんじゃないかと思って、他で決まっちゃう前にとりあえず見に行った。ただ、内覧時に不動産屋さんとよくよく話したらメディアのほうが間違っていて、19万円で借りられるのはこの1F部分だけだったんですよ。他も借りると想定より高くなっちゃうんだけど、この物件って屋上が気持ちよくて、見に来たら好きになっちゃってましたね」

風抜けがよく気持ちのいい屋上でした。

—なぜ飲食店の形式にしたんですか?

(山本)「僕らも含めて自由に生きたい人が周りに多いんですよ。自分の仕事やりながら他のこともやってるとか、収入は高くないけどやりたかった仕事をやってる人とか。その中でも副業的に飲食店でバイトしている人が多かったから、いっそ自分たちがオーナーシップをやってる店を作ってしまえばいいんじゃないかってなったんですよ。あと、パーティーをやっていた人間なので、相談せずとも食べ物と飲み物が出る店でしょって共通認識がありましたね」

(池田)「飲食店でも7人いたら、週1で回せるでしょっていう割と安直な考え方もありました(笑)。あと、食べ物と飲み物が出るお店って人を誘う口実になるんですよね。例えば僕らがオフィスを作ったから遊びに来てくださいって言っても、気軽に来れるのは最初だけで、その後はフランクには来れないと思うんです」

店名の由来ともなった乾物。スタッフたちで実際に干しているとのこと。

—そもそもの3人の出会いはなんだったんですか?

(佐藤)「僕が武蔵野美術大学に通っていた時に韓国の美術・建築学生との合同展示会に関わる機会があったんです。山本も千葉大学でその展示会に関わっていたこともあって、1週間ぐらい韓国に行っていて、展示会だけでなくプライベートな時間もあって自然と仲良くなりました。その後、帰国してからも当時、山本は西千葉でルームシェアをしていて、僕も実家が千葉県市川市と近かったのと、お互いがよくパーティーをやっていたんですよ。僕は母親がスナックをやっているのでそこの定休日を利用して、とか、山本も住んでいたシェアハウスで、とか。そして僕らが繋がったことで、両方のパーティーにそれぞれの仲間が行き来して、コミュニティーがどんどん大きくなった。その仲間たちがほしやを作った際に手伝ってくれたんです」

佐藤シュンスケさん。

(山本)「僕は大学院を卒業後、コワーキングスペースを運営する会社で働いていて、その会員が池田だった」

(池田)「始めはシェアオフィスの運営側と入居者という関係だったね」

(山本)「それから池田もお酒が好きなの人なので自然と仲良くなって、さっきの飲み仲間の一員に、いつの間にかなってました(笑) 。それが3人の関係ですね。仕事でってよりはプライベートで遊んだり飲んだりする仲間」

左から池田洋介さん、山本倫広さん。

—完全飲み仲間からのスタートだったんですね(笑)。そこから本題のDIYによる店作りですが、期間はどれくらいだったんですか?

(山本)「7末から工事を始めて、10月末にはお披露目パーティーをしたので、2カ月ちょいで仕上げました」

—もともと人形の反物屋の荷造りをするために使っていた倉庫だと伺いましたが、手始めの状態は?

(佐藤)「僕らが入った時は車が止めてあって、ガレージみたいな感じ。なので最初の片付けは大変でしたね。床を何回磨いても汚いし、隅っこの柱の裏から得体の知れないゴミが出てくるんですよ」
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