【THE BOOTS SHOP】靴作りとお店作り。手仕事で叶える理想の形
いわゆる東東京と呼ばれる東京・浅草エリア。海外からの観光客も多いこの土地にお店を構えるのが、THE BOOT SHOP。職人たちの手仕事によって生み出されるブーツがずらりと並ぶ圧巻の様子は、秀逸なDIYで生み出されていたんです。
公開日 2018.08.20
更新日 2022.01.07
THE BOOTS SHOP バックヤード
ストレージ
レコードラックにもなる、おしゃれな上開き扉のストレージ。こんなマルチに使える商品があったなんて!と驚きましたが、もともとは横開きの収納棚を90度回転して設置しただけなんです。蝶番の位置だけ若干ずらして止め直すことであえて“閉まりきらない”状態を作って、高い位置のものでも取り出しやすく。
ブーツラック
商品在庫を収納するブーツラック。レザーの雰囲気に負けない重厚感がありますが、実はこちらも既存品のカスタム。無塗装のラックにオイルペイントを施すだけで、モダンなインテリアに早変わりするんです。
ブーツのこだわりについても聞いてみた
Rolling dub trioの中でもひときわ多くのファンを持つcoupen(コペン)。コッペパンを由来に持つ本作は、短靴とブーツの中間であるくるぶし高のミッドカットが人気の理由の一つ。
履き口の処理やステッチの1本で履き心地の変わるブーツ。coupenでは、履き口のレザーを外側に向かって巻き込むように処理することで、履き口が広がるように設計し、足首へのあたりをしっかりとケア。
ほかにも長く履いてもらうためにこだわっているのは、靴に使用するパーツの数。多くなれば壊れてしまう部分も増えるため、パーツの数を少なくすることで、10年先まで経年変化を楽しみながら履ける靴作りを行っているんです。
先ほどのcoupenを3年近く履き続けたものがこちら。一般的な革靴よりも、厚みのあるレザーを使用しているため、茶芯のつま先やシワなど、経年変化で生まれる表情もまた格別なものに。素材探しに手間取ることもあるそうですが、そこも履き手を思いやってこそのこと。
INFORMATION
住所:東京都台東区花川戸2-3-3
電話:03-6802-8083
営業日:金曜日 15:00~20:00
土曜日 13:00~20:00
日曜日 13:00~20:00
月曜日 15:00~20:00
WRITTEN BY
Japan
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