ツーバーナーでキャンプグルメの幅が広がる!時短にオススメ20選!

今回ご紹介するのは、アウトドアグルメを盛り上げてくれるツーバーナー。各メーカーからたくさんの種類が販売されていますが、その中からオススメ20点をセレクトしてみました!

2022.01.07

アウトドアの醍醐味の一つが、大自然の中でいただくご馳走。バーナーがあれば普通に料理はできますが、火元が一つだけだとなかなか調理が進みません。そんな時に便利なのが、2つのコンロを備えた、ツーバーナーです。ツーバーナーを使えば時間短縮はもちろん、調理の幅もぐっと広がりそうですね。そこで今回は、ツーバーナーのオススメ20点をご紹介します!

【Coleman】

多くのアウトドアファンを魅了してやまない人気メーカー「Coleman(コールマン)」。ツーバーナーも多数販売されており、家庭用コンロの火力の強さや、デザイン性、機能性などが支持されています。丁寧に使い続ければ10年は持つといわれているコールマンのツーバーナーをチェックしていきましょう!

IL パワーハウスLP ツーバーナーストーブ Ⅱ(インディゴ)

「Urban Bohemian」をテーマに、ファッション性の高いアウトドア用品を販売しているMonro(モンロ)とコールマンが立ち上げたブランド「インディゴレーベル」。これまでのコールマンのデザインとは、また違ったレトロな可愛さが魅力的ですね。そんなインディゴレーベルから販売されているツーバーナーは、コールマンならではの機能性や耐性はもちろん、おもちゃのような色合いやブラウンやミントブルーの寄木細工のようなプラスチックケースなどデザイン面でも大注目のアイテムです!

413Hパワーハウスツーバーナーストーブ 40thリミテッド (ライムグリーン)

こちらは、コールマンジャパン40周年を記念して生産された限定モデルのツーバーナー。1976年当時のカラーを復刻したアイテムなんだとか。火力は最高時約3,650kcal/h(メインバーナー)、約2,750kcal/h(サブバーナー)とバッチリ!コールマンファンは要チェックのアイテムです!

パワーハウス(R)LP ツーバーナーストーブ Ⅱ

その名の通り、最大火力約3,500kcal/h(両バーナーとも)のハイパワーを誇るツーバーナー。持ち運びに便利なキャリーハンドル付きで、組み立ても簡単。火力が強い上に持ち運びが簡単なため、災害時などにも役立つこと間違いなしのアイテムですよ。

413Hパワーハウス(R)ツーバーナー

約¥30,000で購入することができる、コールマンの定番ツーバーナーがこちらです!火力は、最高時約3,650kcal/h(メインバーナー)、約2,750kcal/h(サブバーナー)と申し分なし。ガソリン式のバーナーなので、寒冷地でも安定した火力が期待できます。登山やキャンプの相棒にいかがですか?

【Snow Peak】

かつて世界最小、最軽量、最もコンパクトな、ポケットに入るガスコンロを作り、衝撃のデビューを果たした「Snow Peak(スノーピーク)」。その高い開発力はツーバーナーにも遺憾なく発揮されています!Snow Peakのツーバーナーは、ガス缶をセットしてなかの液化ガスを気化させて使用するスタンダードなタイプと、液化ガスを液体のまま使う2タイプあります。ご自身のスタイルに合ったものをセレクトしてみてください!

ギガパワーツーバーナー液出し

こちらがSnow Peakならではの液体のまま燃焼させるタイプのツーバーナーです。特徴は、安定した火力。気化熱により缶が冷え燃焼力がダウンしてしまう、ドロップダウン現象が起こらず、最後まで強い火力が持続します。トロ火から強火まで対応する火力調節のしやすさや、重さに強いところも嬉しいポイントですね!

ギガパワーツーバーナー スタンダード

液出しモデルと同じ凹型バーナーヘッドを搭載したスタンダードツーバーナー。床面はフッ素加工が施してあるので、料理の際に付いてしまうしつこい汚れも簡単に落とすことができますよ。最大出力は2800kcal/h、燃焼時間は230分です。

【UNIFLAME】

使いやすさに定評がある、「UNIFLAME(ユニフレーム)」のツーバーナー。軽量ながらも、ダッチオーブン料理に対応できるほどの強度を誇り、火力も強いところが高い評価を得ています。カセットボンベ仕様でメンテナンスが簡単なところも嬉しいポイントですね!

ツインバーナー US-1900

スタイリッシュなアルミボディが特徴の「US-1900」。重さは4kg弱とほかのツーバーナーに比べると大変軽量で、女性でも比較的簡単に持ち運ぶことができます。こんなに軽量でありながらも、最大出力はなんと3900kcal/h!しかもガス切れの際には、カセットガスも使用できる親切設計となっている、三拍子揃ったツーバーナーの決定版です。

【SOTO】

火力に定評がある「SOTO(ソト)」のツーバーナー。ガス缶が均等に減っていき、片方だけガス切れになる事態を防ぐ、ガスシンクロナスシステムが搭載されています。オプションとしてツーバーナー専用鉄板などもあるので、用途に合わせてセットで購入するのもいいですね。

レギュレーター2バーナー GRID

2018年4月にSOTOから発売された「レギュレーター2バーナー GRID」。ムダを削ぎ落としたデザインのコンセプトは“テーブルを囲んで団欒できる調理スタイル”です。約11cmと低めのゴトクは、テーブルの中心に置いて、料理を楽しめるスタイルを実現。バーナーの火口には、マイクロレギュレーターが搭載されており、低温時の調理も安心です。風防を外せば、大きめの鍋を置けるところも便利ですね。

ハイパワー2バーナー ST-525

コンパクトに折りたためるツーバーナー。機能が豊富で、先述したガスシンクロナスシステムのほかにも、簡単に添加できるワンアクション圧電点火方式が採用されていたり、パワーブースター(別売)が取り付け可能だったりします。ほかにもスタンドや鉄板などオプションアイテムが豊富なのも魅力ですね!

続いて120年以上の歴史を持つブランドが登場。

【PRIMUS】

大人数のキャンプの際に大活躍するツーバーナーですが、時として置き場所に困ることもありますよね。そんな時に便利なのが、テーブルの上に設置できる「PRIMUS(プリムス)」のツーバーナー。とってもコンパクトなので、いろんな場所に持っていきたくなること間違いなしですよ。

P-COJオンジャ

コンパクトに折りたたんで収納でき、専用のバッグで持ち運びができるツーバーナーです。セッティングも、ウッドボードを外して、X字型に開けば、ウィンドスクリーンと一体になった火口が現れるという簡単さ。ウッドボードはゴトクの上に載せて蓋代わりにしたり、鍋敷きにしたりできます。最大出力は3500kcal/hと強力な火力を誇ります。

P-CKJ キンジャ

男前なブラックのボディが素敵な「キンジャ」。一つのカートリッジで2つのコンロを点火できます。ガスの流量を自動的に調整するレギュレーター機能が搭載されているので、長時間使っても安定した出力が得られるところも魅力的。煮込み料理にはもってこいです!

P-CTK トゥピケ

オシャレさと機能性を兼ね備えたツーバーナー。キンジャ同様のスリムなボディと、ガスを無駄なく使える便利なレギュレーター機能に加えて、マグネットで固定するタイプの風防や、折りたためるフォールディングスタンドが付いている優れものです。スペックは最大出力2500kcal/h、重さ4.25kgと申し分なし!

【CAPTAIN STAG】

アウトドア総合ブランド、「CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)」のツーバーナーの魅力は、スペックの高さと、約¥10,000で購入できるお値段の安さ。ツーバーナーが気になっているけど、高額なのはちょっと…という人は、まずこちらのツーバーナーを購入してみてはいかがでしょうか?一段とキャンプが楽しくなること間違いなしですよ!

BBQ用 ステイジャーコンパクトガスバーナーコンロ

重さは約4.6kg、出力は3000kcal/hと高い性能を誇るツーバーナー。そのままコンパクトに折りたたむことができるので、持ち運びも楽ちんです。表面にはメラニン塗装がされているため、耐久性も抜群。渋いブルーのボディがキャンプ気分を盛り上げてくれそうですね!

【Iwatani】

大阪に本社を置くエネルギー企業「Iwatani(イワタニ)」は、カセットコンロなどで馴染みがある会社ですね。そんなIwataniのツーバーナーは、もちろんカセット式。安価で、どこでも購入できるところも嬉しいですね。

スタンド型BBQグリル グリルスター

ハンドル、キャスター付きで持ち運びが便利な「グリルスター CB-SBG-1」は2,800kcal/hと強い熱量を誇るので、どんな料理でも安心です。こちらのハンドルと本体は簡単に分離するので、テーブルの上に乗せてみんなでワイワイ盛り上がりながら食事を楽しめます。もちろん室内コンロとしてもOK。使える幅が格段に広がります。グリルプレートを取り付ければ、お手軽にバーベキューもできますよ!

ツーバーナーで網焼きはできる?

バーベキューでは網を使うという人も多くいるでしょう。網は軽くて持ち運びが便利です。また価格が安いだけでなく、調理の際に余計な脂分が落とせて、とってもヘルシー!網はアウトドアの調理にとって多くのメリットがあります。
しかし、残念ながらツーバーナーで網焼きはできません。脂が網の下のバーナー部分に落ちてしまうと、爆発の危険があるためです。ツーバーナーで料理をする場合は、フライパンや縁の立ち上がった専用の鉄板を使いましょう。鉄板にも、食材のサイズを選ばず、隅のほうまでまんべんなく加熱できるといったメリットがあります。

ホワイトガソリン式とガス式の違いは?

ツーバーナーには、ホワイトガソリン式とガス式の2種類があります。
ホワイトガソリン式は、高い純度で精製されたガソリンを燃料として使います。安定した火力を持ち、専用タンクに入れて使用するので空き缶などのゴミも出ません。ただし、使う度に燃料をタンクに出し入れする手間がかかり、さらにガス式よりもサイズが大きくなります。
一方、ガス式のツーバーナーは、小型のガス缶を燃料として使用します。手軽に使えて軽量・コンパクト。しかし、寒い時期には火力が安定しないことがあり、使用済みの缶がゴミになることもマイナス点です。また、燃費はホワイトガソリン式より割高です。
手軽さを考えると、アウトドア初心者にはガス式がオススメです。しかし、ランタンなど、既にホワイトガソリン式のアイテムを使っている場合は、ツーバーナーもホワイトガソリン式に合わせたほうがいいでしょう。

ガス缶に使われているLPガスの種類

ガス式のツーバーナーで使われるガス缶の中身は一般にLPガスと呼ばれ、都市ガスでも使われているポピュラーなものです。LPガスは3種類あり、それぞれ外気温による火力への影響の受け方が異なります。多くのメーカーでは、一般的なガス缶(ノーマル・レギュラー)のほかに、ガスの配合を変えることで寒冷地でも性能を発揮できるガス缶(スーパー・ハイパワー)も販売しています。ここからは、これらのLPガスの特徴について見ていきましょう。

プロパン

LPガスといえばプロパンガス、というくらい知名度の高いガスでしょう。特長は沸点が-42.1℃と極めて低く、火力も非常に強いこと。冬の雪山などの厳しい条件でも難なく着火が可能です。ただし配合を高め過ぎると内圧が高まり危険になるため、一定の比率以下で使われます。火力が高い反面、燃費が悪いことがデメリットです。

イソブタン

沸点が-11.7℃とプロパンに次いで低いガスで、-10℃でも着火するため、寒冷地仕様のガス缶の多くに使われています。蒸気圧も高く安定した火力を保ちますが、プロパン同様、燃費は多少落ちることが難点です。

ノルマルブタン

沸点は-0.5℃と一番高く、氷点下以下では着火しなくなるので、寒冷地での使用には向いていません。ただし内圧が上がりにくいため、3種類の中では最も安全。蒸気圧が小さいので最も長持ちします。温暖な条件に向くノーマル・レギュラー缶の主成分です。

OD缶(アウトドア用ガス缶)とCB缶(カセットガス缶)の違いは?

このようにガス缶には、配合の違いにより、温暖な条件向けと寒冷な条件向けの2種類があります。ガス缶は、それに加えて、カートリッジの形状の違いから、同じく2種類に分けられますが、それがOD缶とCB缶です。
OD缶のODは「アウトドア」。その名の通りキャンプなどのアウトドア用途に開発されたガス缶です。風雨に負けないようにドーム型の安定した形状で、高い火力で冬の寒冷地でも問題なく使用できます。サイズは基本的に250mlと500mlの2種類です。
CB缶のCBは「カセットガスボンベ」。家庭用のガスコンロにも使われていて、非常に安価に入手できます。しかし、対応する器具のほとんどで火力はOD缶には及ばず、また寒冷地での利用にも不向きです。ただし最近では、アウトドア向けに設計された出力の高いガス器具も販売されるようになってきました。

アウトドア用やカセットボンベ用ガス管ってある?

ガス缶を使うバーナーでは、ガス管を通さず、直接カセットボンベからガスを供給します。そのためアウトドア用にはカセットボンベと器具を繋ぐガス管や、ガス管の付属したカセットボンベはありません。なお、ガス缶を装着する時は、カセットボンベのネジ山をネジ切ってしまわないように注意しましょう。

ツーバーナーのメンテナンス

キャンプでツーバーナーを使用した後は、適切にメンテナンスしましょう。きちんと手入れをすればするほど、ツーバーナーは長く使い続けられます。
ホワイトガソリン式のツーバーナーは、まずポンプノブの先端、ポンプカップの状態をチェック。乾いていたら専用のオイルを差しましょう。ポンプカップが破損するとポンピングができなくなるので、破損している場合は交換する必要があります。次にチェックするのはジェネレーター。本体から取り外し、ふきんに中性洗剤をしみこませて、丁寧に拭いていきます。ジェネレーターの耐用年数は3~5年程度ですので、時期が来たら交換を検討してください。最後に点火バルブ。火が消えにくくなったらバルブを交換しましょう。
ガス式のツーバーナーは、ガスが出てくるノズルが煤(すす)でつまると火の勢いが落ちてしまいます。ワイヤーブラシなどを使って定期的にクリーニングしましょう。なお、どちらの方式でも本体の水洗いは厳禁ですよ!
アウトドアクッキングの幅をより一段と広げてくれること間違いなしのツーバーナー。お値段も高いものから、リーズナブルなものまでいろいろあるので、ご自分のスタイルに合った一品を探してみてくださいね!

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DIYer(s)

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