収納難民大歓喜!!コンパクト&便利な壁面収納を“アレ”で作る！
突然ですがみなさん、収納場所に悩んでいませんか？そんなときは壁を使うのです！今回は、壁面を最大限に活用でき、なおかつ使用しないときにはコンパクトに収まるハンモック式収納をご紹介します！
公開日 2021.04.30
更新日 2022.01.07
INDEX目次
これにて、いっちょあがり。この工程を4回繰り返します。
取り付けたい場所に爪付きフックを取り付けます。プッシュピンで取り付けができ、穴が目立たないタイプのものも売っていますので、賃貸にお住まいの方はそういったもので代用しましょう！
ここが外れてしまうと強度に支障が出るので、しっかりとねじ込みましょう！
STEP08 余った糸をカット
入りにくい場合は、やすり、もしくはカンナで削いで調整をして、ピッタリフィットするサイズ感を探ります。
今回も意外な“アレ”使っちゃいます！
恒例になってまいりました、DIYer(s)の「意外なものでDIYシリーズ」。今回使うのは、なんと水道管と水道管をつなぐ“エルボー”という部品と、タコ糸を使用したハンモック式収納！キッチンでお野菜やフルーツを収納するもヨシ、洗面所でタオルを入れるもヨシ、子供部屋でお子さまのおもちゃを入れるもヨシ！一度作り方を覚えてしまえばアレンジや量産もできてしまうので、ぜひ一度トライをしてみてほしい逸品です！
作るもの
場所を選ばず使えるハンモック式収納を使います。使わないときはパタンと折りたたんで置けるので、とってもフレキシブル。材料もたったの4種類だけで作れますので、おうち時間のお供にぜひおひとつ、いかがでしょうか。気になるDIYレシピをご紹介していきます！
材料
丸棒 900mm×Φ15mm 2本
たこ糸（太め）
管継手 エルボー L3/8 4個
爪付きフック 2本
たこ糸（太め）
管継手 エルボー L3/8 4個
爪付きフック 2本
STEP01 丸棒をカットする
まずは丸棒をサイズに合わせてカット。900mmの丸棒から、300mmを2本、600mmを2本切り出します。
STEP02 糸をしばる印を付ける
続いて、300mmにカットした丸棒2本に、糸をしばっていくための印をつけます。まずは端から10mmの部分にマーク。
反対側に至るまで同様に、10mmごとに印をつけました！
STEP03 タコ糸をカットしていく
さて、ハンモック部分に使う糸を切っていきます。今回は折り返して60mm、つまりは1本が120mmになるようにカット。みなさんは自分が収納したいものの大きさに合わせて調整してくださいね。
棒につけた印と同じ数、13本の糸をカットしました！
STEP04 丸棒にタコ糸を結びつける
続いて、丸棒に糸を結びつけていきます。このときに、仕上げを左右するひと手間が。
このままキュッと結びつけてもいいのですが、これだと糸が左右に動いてしまう可能性が。
ここでDIYクリエイター、岩西プロの出番です。輪っかを少し緩めて、、、
できた輪っかを向かって右側にねじります。
すると、このように八の字ができます。
この八の字に、垂れている糸を通せば完成！
13箇所、同様に結びつけていきましょう！
STEP05 タコ糸を編んでいく
続いてはハンモックになるように、タコ糸を編んでいくのですが、この編み方には強度を上げるためのちょっとした工夫が。ここから詳しく解説していきます！
まずは隣り合う束から1本ずつとってペアを作ります。ここからは、右側の糸をA、左側の糸をBと呼びます。
続いて、AをBのまわりにまきつけるようにぐるっと一回転。このときに。Aの糸の先端が輪っかの下になっていることをご確認ください！
この輪っかをつまんだ状態で、Aの糸をBの上にクロスさせます。
クロスをさせたら、Bの糸を最初に作った輪っかの中に通します。
輪っかはつまんだまま、Bの糸をひっぱると…
こんな感じで小さな輪っかと大きな輪っかできるので、このままAの糸とBの糸を両方、同じくらいの力で引っ張ります。
すると、このようにプレッツェルのような形の結び目ができます。
さらに同じ力できゅっと引っ張れば、結び目の完成！一見すると難しそうに感じますが、慣れてしまえばあっという間！
家にひっかるところがある人は、このように引っ掛けて作業するのがおすすめ。カーテンレールにS字フックを引っ掛けるだけでも、同じように作業ができますよ！
あとはひたすら、同じ作業を繰り返していきます。この作業、一度ハマると抜け出せなくなるんです。そこは、もはや瞑想や禅、サウナの領域。
もっと編みたい。編ませてください。
ときどき、糸の間隔を整えながら、心も整いながら。着々と編み進めていきます。
そして、編み終わったのがこちら！多少たるみをもたせるために、入れたいものを踏まえて
少し長めに編んでおきましょう。
少し長めに編んでおきましょう。
STEP06 エルボーを塗装する
そのまま銀色の無骨な状態もかっこいいのですが、今回は少し北欧テイストを取り入れて白色に塗装。ちなみにこの「エルボー」という名前は、肘に似ていることから来ているそうです。
ころんとしたかわいいエルボーが4つ出来上がりました。普段は水道管に使われているなんて、言われるまで気がつきません！
STEP07 組み立て
600mmにカットした丸棒をハンモックネットに通していきます。
ここで、エルボーの出番！人間の体と同じように、関節の役目を果たしてもらいます！
これにて、いっちょあがり。この工程を4回繰り返します。
あとはラスト1本だけ。最後は少し難しいかもしれませんが、慎重に、しかし大胆にグサッと押し込みましょう！
入りにくい場合は、やすり、もしくはカンナで削いで調整をして、ピッタリフィットするサイズ感を探ります。
STEP08 余った糸をカット
いよいよ最終工程です。あまった糸をカットして、見栄えをアップさせていきます。
程よいバランスでたるむことを確認したら…
完成！！！
無事完成！作業時間は約1時間ほど。編み方に慣れてさえしまえば、さらなるスピードアップも期待できそうです！
取り付けてみる
取り付けたい場所に爪付きフックを取り付けます。プッシュピンで取り付けができ、穴が目立たないタイプのものも売っていますので、賃貸にお住まいの方はそういったもので代用しましょう！
端に糸を結びつけます。
壁に向けて糸を縛れば、取り付け完了です！！
早速使用してみよう！
さっそく使用してみましょう！フルーツや野菜は直置きすると傷んでしまうものが多いので、こうやってハンモック式に吊り下げて保管をすると長持ちしますよね！
真正面から見た様子がこちら。「もっと小さいものを入れたい！」という方は、結び目をもう少し細かくするなどしてアレンジをしてみてもいいですね！好きなようにアレンジが効くのが、DIYの醍醐味です。
ゆったりと収納された果物たち。心なしか、居心地が良さそうに見えませんか？
こんな応用方法も！？
こちらはタオルを入れてみた様子。洗面所などでも使用可能です。嵩張る厚手のバスタオルもたっぷり収納がでちゃうのが嬉しい！
脱衣所に使用して、洗濯待ちの洋服などを入れておく…なんて使い方もできちゃいます。ネットなので通気性も良く、これから始まる梅雨の季節に重宝する予感です…！
省スペースに収納可能
使用しないときは、持ち上げて爪付きフックから取り外します。
そしてそのまま、ぶらさげるだけ！
収納力抜群なのに、こんな省スペースに納まっちゃうんです！これ、すっごく便利ですよね！
というわけで、今回はキッチンに洗面所に脱衣所に…場所を選ばず使えるハンモック式収納をお届けしました！みなさんも自分サイズに合わせたり、色を塗ったりして、自分仕様にアレンジをしてみてはいかがでしょうか？
というわけで、今回はキッチンに洗面所に脱衣所に…場所を選ばず使えるハンモック式収納をお届けしました！みなさんも自分サイズに合わせたり、色を塗ったりして、自分仕様にアレンジをしてみてはいかがでしょうか？
監修：岩西剛
Photo_Tsutomu Yabuuchi[TAKIBI]
WRITTEN BY
Japan
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