壁面収納なら増減も位置移動も自由自在!人気店舗のオシャレアイデア集

実際の店舗でも使われている壁面収納のオシャレアイデアを複数ご紹介します。

公開日 2016.06.30

更新日 2022.01.07

壁面収納なら増減も位置移動も自由自在!人気店舗のオシャレアイデア集

こちら、スロベニアの化粧品ブランドのコンセプトショップの壁面収納です。ランダムに配置されたウッドボックスの中に、センスよく商品がディスプレーされていますね!

壁面収納なら増減も位置移動も自由自在!真似したい店舗のお洒落アイデア

自然派ブランドだけあって、モダンながら木目を活かしたナチュラルな内装が魅力的です。

 

当然プロによる設計・施工なのですが、その仕組みを見ると…

壁面収納なら増減も位置移動も自由自在!真似したい店舗のお洒落アイデア

L字になった桟にボックスの一部を引っ掛ける仕様で、意外と真似できそうなんです!

 

賃貸物件でも、アジャスター金具などで両端に柱を設置し、そこに桟を渡せば壁を傷つけずに済みますし、L時にしたりボックスの引っ掛ける部分を削って作るのが難しければ、サイズの違う木材を重ねて釘打ちすればOKです。

 

これなら、ボックスを増やしたり、位置を移動したりするのも簡単で、しまうものに合わせてアレンジしやすいですね!

 

壁面を活用するので、狭い部屋の収納やディスプレースペースの確保にもピッタリです。

 

商品の入れ替わりに合わせてレイアウト変更が必至の店舗の収納は、いつもDIYの参考になりますね!

 

雑貨屋さんの店内でも活躍!装飾も自在な収納術

賃貸に住んでいる場合、原状復帰の必要があるため、壁に大きな穴を開けることができません。そんな時でも役に立つのが、有孔ボード!費用もあまりかからない、壁面収納の万能選手です。
雑貨屋さんなどのレイアウトとしても人気がある有孔ボード。音を吸収する性能があるため音楽室の壁材などに使われてきましたが、その穴を使うと、壁面にさまざまな棚をデザインできるのです。例えば、任意の場所にフックを引っ掛ければものを吊るせますし、ボードを好きな色で塗れば、簡単にオシャレな雰囲気を作れます。その日の気分でフックの並びや数を変えたり、色やサイズを変えたりすることも簡単。自分好みのレイアウトを探してみましょう。
軽いものを吊るすなら、壁に立て掛けるだけでも大丈夫。紐を付けて退去の際に問題にならない程度のピンで留めたり、家具で挟んで固定したり、アイデア次第で有孔ボードの使い方は無限大です。フェイクグリーンなどで飾れば、オシャレ度も急上昇しますよ!
壁面収納なら増減も位置移動も自由自在!人気店舗のオシャレアイデア集

壁にデザイン性のある棚を

おなじみのブランド「無印良品」では、石膏ボードの壁に直接取り付けるタイプの家具を販売しています。その豊富なバリエーションは、壁面収納をギャラリーに変えてしまうほどの魅力があるんです!

「棚」タイプは小物の収納に便利で、壁のコーナーに特化した「コーナー棚」もラインアップ。「長押(なげし)」タイプは和のデザインを活かし、服を掛けたり、絵や写真を飾ったりする用途に向いています。「3連ハンガー」タイプは、使わない時はハンガー部分だけを引っ込めてスッキリ見せられる優れもの。これらを組み合わせることで、壁面スペースを効率的に使えます。無駄がなくシンプルなデザイン、そしてナチュラルな質感は、お部屋をオシャレな雑貨屋さんのように変えてくれるでしょう。

設置は細いピンを壁に留めて引っ掛けるだけで簡単。壁の中でピンが広がる仕組みになっているため、安定して取り付け可能です。ピンを抜いてもその痕跡は目立ちません。最大荷重は3kgあるので、ちょっと重めの雑貨も安心して収納できます。

場所を問わず壁面収納に使える人気のアイテム

時には難易度が高くなることもある壁面収納のDIYですが、設置場所に関わらず簡単に活用できるアイテムがあるので、いくつかご紹介しましょう。アイデア次第でさまざまな使い方ができるので、あなたのDIYに取り入れてみてください。

・棚受けを使った収納

一見、設置が大変そうに思える棚受け収納ですが、ネジを使って割と簡単に取り付けられます。ホームセンターやネットショップでは、木製だけではなく、金属製のものなど、さまざまな棚受けを取り扱っているので、理想とする雰囲気に合わせて選んでみるといいでしょう。
棚受けは、見せる収納にもオススメです。服や小物を置くだけでもオシャレなショップ風に。見せたくないものは、ダンボール箱をオシャレにリメイクして収納しましょう。こちらはInstagramで紹介されていたchihomi_lさんの棚受けのアレンジです。

・オシャレに使える無印の収納家具

賃貸に住んでいると、釘やネジは使えないので壁面収納のDIYは難しい…そんな場合でも使えるのが、無印良品の「壁に付けられる家具」シリーズ。4つの細いピンを使って固定するだけなので、取り外した時にも目立ちません。フックを取り付けて、小物を引っ掛けられるようにするのもオススメです。
こちらは「イクメンパパの子育て広場」というサイトを運営している、ばずさんの使用例です。日常的に使う小物が多い台所や玄関に設置しても大活躍してくれるでしょう。

・機能性を高めるウォールフック

バラバラに使えるシングルフックも便利なのですが、複数のフックが並んでいるウォールフックも実用性の高いアイテムです。
画像はInstagramで紹介されていた整理収納コンサルタント瀧本 真奈美さんの事例です。
木、アイアンなど、材質によって異なる雰囲気を演出できるので、生活用品を掛けておくだけでも、雑貨屋さんのようなオシャレ空間になりますよ。ウォールステッカーなどを組み合わせてみると、さらにオシャレなショップのような雰囲気が盛り上がります。

使い勝手のいいワイヤーネット

100円ショップやホームセンターで手に入るメッシュ状のワイヤーも、壁面収納では使い勝手のいいアイテムです。鍵などの小物のほか、バッグや帽子、Tシャツやネクタイ、ベルトなどの整理にも役立ちます。こちらはInstagramで紹介されていためぐみさんのアイデアです。

アレンジ力が魅力の有孔ボード

素材自体に多くの穴が開いている有孔ボードを使えば、壁に穴を開けることなく、ショップのようなディスプレーを気軽に楽しめます。こちらはInstagramで紹介されていたmimicoさんのアイデア。
そのままの状態でも使えますが、周囲に木の枠を取り付ければさらにスタイリッシュ。フックはもちろん、棚をセットすれば、カフェやショップのようなディスプレーも可能ですよ。有孔ボードは、オシャレと実用性を兼ね備えたDIYができるオススメアイテムです。

店舗の見せる棚に学ぶさまざまな収納

オシャレな店舗では、商品を「見せる」ことを意識して、棚にもさまざまな工夫をしています。例えば、雑誌や書籍、CDやDVD、また植物やオブジェなどを目線と同じ高さに飾ってみましょう。印象が強くなり過ぎないよう、シンプルな素材や透明感のある素材を棚に使うと、アイテムが引き立ちます。

本棚のDIYでは、棚の角度を少し上向きに傾けることで安定感を出せます。画像の本棚は、その理論を応用した例です。金属プレートと樹脂製パーツで作られたこの本棚は、奥行きわずか12cm。壁と本棚の隙間、そして傾斜を利用することで、大小さまざまな本を、あたかも空中浮遊しているかのように収納しています。こちらはtoolboxさんのHPで紹介されているイタリアの本棚です。
実際の店舗でも使われている壁面収納アイデアを複数ご紹介しましたが、気になるものはありましたか?ぜひ参考にして、まるで雑貨屋さんのようなオシャレ収納を自宅でも実現してみてはいかがでしょうか。

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