工具のサビ・汚れ取りには熱した酢が効果的!工具の簡単メンテナンス方法を解説
使用していくうちに段々とサビてきてしまった工具。実は意外な方法でサビ取りができるんですよ。
公開日 2017.03.31
更新日 2024.02.07
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付いてしまったサビをお家にあるもので落とすには?
DIYerにとって、工具は相棒のようなもの。その相棒がサビで汚れてしまったら、大事な作品を汚すことにもなりかねません。そしてメンテナンスをしないと、サビはどんどん広がっていきます。
そこで工具のお手入れとして、熱した酢でサビを取る方法をご紹介したいと思います。
今回はサビたラジオペンチと
そこで工具のお手入れとして、熱した酢でサビを取る方法をご紹介したいと思います。
今回はサビたラジオペンチと
のこぎりを用意しました。
ペンチは小さく、持ち手がゴムでできているので、ゴムが溶けないように考慮して、フライパンを使って湯煎していく方法をとります。一方ののこぎりはサビた部分が大きく、持ち手も木製なので、全体を酢に浸して温めていきたいと思います。工具の大きさや、素材を考慮して、なるべくサビ部分が酢に浸かり、持ち手に影響がない方法を選択しましょう。
それではまず、ラジオペンチから挑戦してみたいと思います。
お酢を使うことで、どれくらいきれいになるか楽しみです。
それではまず、ラジオペンチから挑戦してみたいと思います。
お酢を使うことで、どれくらいきれいになるか楽しみです。
【材料】
■酢(穀物酢でも米酢でもOK)
■耐熱容器
■フライパンや鍋など
■水(湯煎用)
材料はたったこれだけ。それでは早速始めましょう。
湯煎をするために、今回はフライパンを使用します。フライパンに水を張り、耐熱容器の半分くらいの水かさになるように調整します。
フライパンを火にかけ、水を沸騰させます。沸騰したら、お酢を入れた耐熱容器をフライパンの中央に置きます。お酢の量はサビの部分がなるべく浸かるように、調節してください。
■耐熱容器
■フライパンや鍋など
■水(湯煎用)
材料はたったこれだけ。それでは早速始めましょう。
湯煎をするために、今回はフライパンを使用します。フライパンに水を張り、耐熱容器の半分くらいの水かさになるように調整します。
フライパンを火にかけ、水を沸騰させます。沸騰したら、お酢を入れた耐熱容器をフライパンの中央に置きます。お酢の量はサビの部分がなるべく浸かるように、調節してください。
酢の中にラジオペンチを入れます。やけどにご注意ください。
この時、ゴムの持ち手がフライパンに付くと、溶けてしまうことがあるので配置にも注意してくださいね。
工具が大きく、酢が足りずにしっかり浸からない場合は、温まった酢を回しかけるなどしてみてください(今回の実験ではサビが落ちたかどうかの比較ができるように、酢を少なめにして様子を見ました)。
お酢が温まってきた5分後くらいから、サビがポロポロと落ち始めます。
酢を温めると部屋中に酢の匂いが充満しますので、換気しながら行いましょう。
またサビの落ちる様子を見ようと、蒸気に顔を近付けるとかなりの確率でむせます。ご注意ください。
サビが酢に溶けて、どんどん色が変わってきています。酢の中には剥がれ落ちたサビがたまってきています。
今回はサビが強く、お湯や酢を足しながら1時間ほど様子を見ました。加熱中はなるべく目を離さないでくださいね!
酢を温めると部屋中に酢の匂いが充満しますので、換気しながら行いましょう。
またサビの落ちる様子を見ようと、蒸気に顔を近付けるとかなりの確率でむせます。ご注意ください。
サビが酢に溶けて、どんどん色が変わってきています。酢の中には剥がれ落ちたサビがたまってきています。
今回はサビが強く、お湯や酢を足しながら1時間ほど様子を見ました。加熱中はなるべく目を離さないでくださいね!
なかなか落ちているようです!
ラジオペンチを取り出した瞬間に鉄の匂いがして、サビが落ちたことがよくわかります。取り出し後の酢は、茶色に変色していました。
ラジオペンチを取り出した瞬間に鉄の匂いがして、サビが落ちたことがよくわかります。取り出し後の酢は、茶色に変色していました。
こちらは酢を洗い流し、水分を取った状態です。
酢に浸けていない持ち手につながる部分はとの差は歴然。
しかし、「きれいになったー!」と喜ぶのはまだ早いのです。ここで大事なのは、工具に付いた酢を洗い流し、水分をきちんと取っておくこと!そうしないと、再びサビが付く原因になってしまうのです。
そこには金属がサビるメカニズムが大きく関係しています。酢は弱酸性なので、酢に含まれる酸が鉄を溶かします。つまり工具の表面を溶かしながら、サビを落としていっているのです。ただせっかくきれいにしても、水が付いて酸化してしまうとサビてしまうのでご注意を。
次にのこぎりです。
【材料】
■酢 (瓶2本、600ml)
■バーベキュー用アルミプレート
※もう少し小さな工具であれば、フライパンなどでも使用できます。工具のサビ部分がすべて入ればOKです。
酢に浸けていない持ち手につながる部分はとの差は歴然。
しかし、「きれいになったー!」と喜ぶのはまだ早いのです。ここで大事なのは、工具に付いた酢を洗い流し、水分をきちんと取っておくこと!そうしないと、再びサビが付く原因になってしまうのです。
そこには金属がサビるメカニズムが大きく関係しています。酢は弱酸性なので、酢に含まれる酸が鉄を溶かします。つまり工具の表面を溶かしながら、サビを落としていっているのです。ただせっかくきれいにしても、水が付いて酸化してしまうとサビてしまうのでご注意を。
次にのこぎりです。
【材料】
■酢 (瓶2本、600ml)
■バーベキュー用アルミプレート
※もう少し小さな工具であれば、フライパンなどでも使用できます。工具のサビ部分がすべて入ればOKです。
この手ごわそうなサビが、どのように変化していくのでしょうか。
お酢をドボドボと入れていきます。
このアルミプレートに2本の穀物酢をすべて使い切りました。
しかし、穀物酢は1本200円前後。2本でも400円程度ですから、これでお気に入りの工具が蘇ると思えば安いものですね。
お酢をドボドボと入れていきます。
このアルミプレートに2本の穀物酢をすべて使い切りました。
しかし、穀物酢は1本200円前後。2本でも400円程度ですから、これでお気に入りの工具が蘇ると思えば安いものですね。
火をつけ、お酢を温めていきます。
お酢がぐつぐつと沸いてくると、強烈な酢の匂いが充満してきます。必ず換気をしてくださいね!
ここにのこぎりを入れます。この時、酢が熱くなっていますから、やけどに注意してください。
お酢がぐつぐつと沸いてくると、強烈な酢の匂いが充満してきます。必ず換気をしてくださいね!
ここにのこぎりを入れます。この時、酢が熱くなっていますから、やけどに注意してください。
入れて2分ほどで、大きなサビがパラリと落ちました。
どんどん落ちていきます。取り出したらどうなっているのか、ワクワクします!
5分ほどで…
5分ほどで…
こんなにきれいになりました!
残ったお酢は鉄分が溶けて色が変化。下のほうに黒いサビが沈殿しています。
残ったお酢は鉄分が溶けて色が変化。下のほうに黒いサビが沈殿しています。
このアルミプレートはふにゃふにゃなので、お酢を捨てる時かなり危険でした…。皆様もご注意ください。
そして、サビが溶かされた鉄と酢の匂いが交じり合い、部屋の中が大変な異臭騒ぎに!工具にも匂いが付いてしまうので、早めに洗い流し、水分を拭き取りましょう。
どちらも大成功でしたがやってみてわかったことは、
■湯煎にかけるより、お酢を直接温めていったほうがサビには効果的。
あまり時間がかからず、サビが落ちていきました。
酢の温度が高ければ高いほど、効果を発揮してくれるようです。
ただし、湯煎より匂いは強烈。
工具のサビ具合などを見ながら、合った方法を選んでくださいね!
そして、サビが溶かされた鉄と酢の匂いが交じり合い、部屋の中が大変な異臭騒ぎに!工具にも匂いが付いてしまうので、早めに洗い流し、水分を拭き取りましょう。
どちらも大成功でしたがやってみてわかったことは、
■湯煎にかけるより、お酢を直接温めていったほうがサビには効果的。
あまり時間がかからず、サビが落ちていきました。
酢の温度が高ければ高いほど、効果を発揮してくれるようです。
ただし、湯煎より匂いは強烈。
工具のサビ具合などを見ながら、合った方法を選んでくださいね!
そもそもサビはどうしてできる?発生する原因は?
さて、ここまで酢を使って工具のサビを落とす方法をご紹介してきました。しかし、できればサビが発生しないようにするのが一番のメンテナンスです。
サビとは、金属の表面の不安定な原子が、水や酸素と反応し合うことで生成される腐食物のこと。この反応を起こすことで自然に戻ろうとする現象なのだとか。つまり、工具の周りに水や酸素、塩分などがあると、どんどんサビが進行していくことになります。
また、サビにはいくつかの種類があり、中でもよく知られているのが赤サビ、黒サビです。赤サビは金属を劣化させて赤くボロボロにしてしまう、防ぐべきサビ。一方の黒サビは、熱くなった鉄に酸素が付着することで発生しますが、赤サビを防いでくれる性質を持っています。中華鍋や鉄瓶は、意図的に黒サビを付けることで長持ちするように作られており、一概にサビがすべて悪いものだとは言い切れないのです。
サビとは、金属の表面の不安定な原子が、水や酸素と反応し合うことで生成される腐食物のこと。この反応を起こすことで自然に戻ろうとする現象なのだとか。つまり、工具の周りに水や酸素、塩分などがあると、どんどんサビが進行していくことになります。
また、サビにはいくつかの種類があり、中でもよく知られているのが赤サビ、黒サビです。赤サビは金属を劣化させて赤くボロボロにしてしまう、防ぐべきサビ。一方の黒サビは、熱くなった鉄に酸素が付着することで発生しますが、赤サビを防いでくれる性質を持っています。中華鍋や鉄瓶は、意図的に黒サビを付けることで長持ちするように作られており、一概にサビがすべて悪いものだとは言い切れないのです。
工具はサビに弱い?防止するには?
多くの工具には、性能を落とす赤サビなどが発生するのを防ぐため、サビに強いニッケルやクロムを使っためっき処理が施されています。しかし、めっきが部分的に剥がれてしまったり、層が薄い部分があったりすると、そこからサビが発生してしまいます。またニッパーやペンチなど、切断する用途で使う工具では、切れ味を維持するためにあえてめっき処理を行わないことがあります。そのためこれらの工具は他の工具よりサビやすく、あらかじめサビの発生を防ぐ気配りがより重要です。
サビの発生を防止するには、まず工具を「湿気や水分にさらさない」ことが効果的です。湿気のある場所では使わず、使う場合はできるだけ短時間で済ませる。作業が終わったら工具を放置せずにすぐ片付ける、などを心がけましょう。
そして汚れやホコリ、人間の皮脂なども大敵です。それらに含まれる水分や酸素がサビの原因になります。また、海に近い地域では、潮風に含まれる塩分のせいで通常よりも劣化のスピードが速いため、工具の保管や使用には細心の注意が必要です。
サビの発生を防止するには、まず工具を「湿気や水分にさらさない」ことが効果的です。湿気のある場所では使わず、使う場合はできるだけ短時間で済ませる。作業が終わったら工具を放置せずにすぐ片付ける、などを心がけましょう。
そして汚れやホコリ、人間の皮脂なども大敵です。それらに含まれる水分や酸素がサビの原因になります。また、海に近い地域では、潮風に含まれる塩分のせいで通常よりも劣化のスピードが速いため、工具の保管や使用には細心の注意が必要です。
工具のサビを防止する保管方法
工具を「湿気や水分にさらさない」ために、普段の保管状態から気を遣いましょう。一般的に、工具は専用の工具箱にまとめて保管しているケースが多いと思います。この工具箱の中の環境を整備することが肝心です。
まずやっておくべきなのは、乾燥剤を入れること。湿気を吸収するので、工具箱の中の湿度が下がります。工具をしまう時は、状態をよく確認して、もし濡れている部分があったら、タオルなどでしっかり拭きましょう。古新聞で工具を巻いてから保管するのもオススメです。新聞紙は水やインクをよく吸収する性質を持っているので、乾燥剤のような働きをしてくれます。
また、工具箱を置く場所にも注意しましょう。朝晩の温度差などで発生する結露は危険な存在です。なるべく温度差の少ない場所で保管するようにしてください。もちろん、湿度の高い場所に工具を保管するのもNGです。工具箱に入れて適切に保管していれば、それほどサビの発生を恐れることはありません。それでもサビてしまった時は、お酢を使って蘇らせてください。
まずやっておくべきなのは、乾燥剤を入れること。湿気を吸収するので、工具箱の中の湿度が下がります。工具をしまう時は、状態をよく確認して、もし濡れている部分があったら、タオルなどでしっかり拭きましょう。古新聞で工具を巻いてから保管するのもオススメです。新聞紙は水やインクをよく吸収する性質を持っているので、乾燥剤のような働きをしてくれます。
また、工具箱を置く場所にも注意しましょう。朝晩の温度差などで発生する結露は危険な存在です。なるべく温度差の少ない場所で保管するようにしてください。もちろん、湿度の高い場所に工具を保管するのもNGです。工具箱に入れて適切に保管していれば、それほどサビの発生を恐れることはありません。それでもサビてしまった時は、お酢を使って蘇らせてください。
これも困った!自転車のサビ取り方法
さて、日常生活で多くの人が使う自転車もサビつきやすいアイテムですが、サビがそれほどひどくない場合は、市販されているサビ取り用の薬剤を使うだけでも落とせます。サビた部分に薬剤を塗り込み、3分ほどそのままにして浸透させ、最後に乾いたタオルで拭き取ればお掃除完了。1回で取り切れない場合でも、これを何回か繰り返せばきれいになります。
しかし自転車は風雨にさらされがち。かなりひどいサビが発生してしまうこともあるので、その場合は、物理的に表面をこすってサビを剥がす必要があります。
しかし自転車は風雨にさらされがち。かなりひどいサビが発生してしまうこともあるので、その場合は、物理的に表面をこすってサビを剥がす必要があります。
頑固なサビには、研磨剤やオイルを活用
頑固なサビに使うのは、揮発性のスプレーオイル、スチールブラシと研磨剤です。揮発性のスプレーオイルは、サビた部分にそのまま吹き付けて使います。垂れても問題ありませんので、たっぷり多めに使いましょう。
サビに浸透するまで数分置いたら、スチールブラシでこすっていきます。ここでのポイントは適度な力加減でこすること。力が強すぎると表面が傷つき、そこから新しいサビが発生しやすくなるからです。
サビに浸透するまで数分置いたら、スチールブラシでこすっていきます。ここでのポイントは適度な力加減でこすること。力が強すぎると表面が傷つき、そこから新しいサビが発生しやすくなるからです。
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続いて、研磨剤を使って仕上げていきます。研磨剤にはいくつか種類がありますが、クリーム状のものが使いやすいでしょう。研磨剤は文字通り「磨く」ことで表面をツルツルしたきれいな状態にしてくれます。サビた場所に塗るかウエスに取ってから、指先にざらつきを感じなくなるまで磨きます。
最後に、新しくサビが発生するのを防ぐため、もう一度揮発性のオイルを塗りましょう。油分は水や空気をはじいてサビを遠ざけてくれます。はじめにスプレーした時とは異なり、サビに染みこませる必要がない分、垂れない程度に塗ればOKです。ちなみにスプレー式の揮発性オイルがない場合は灯油で代用可能。ウエスに多めに含ませてから、サビに塗り込んでください。FRAMEで紹介されていた、元自転車屋・スズキガクさんの方法を参考にしました。
ステンレスのサビ落とし
サビ落としというと基本的に鉄でできたものが対象になりますが、ステンレス製品にも、場合によっては表面にサビが付着することがあります。ステンレスのサビ落としで、症状が軽い場合に役立つのが紙やすり。最も目の細かいタイプを使います。磨き終わったらスライスした玉ねぎをすりつけ、お湯で洗い流してみてください。また表面に付着しただけのサビなら、100均ショップなどでもよく見かけるメラミンスポンジで落とせます。頑固な赤サビの場合は、クエン酸や2〜3倍に薄めたお酢を雑巾に染みこませ、サビの上にしばらく放置してから水洗いしてみてください。
工具の簡単なお手入れ方法
工具をサビから守るには、普段の保管状態をよくすることも重要ですが、定期的にお手入れをすることで、サビや機能の劣化を抑制可能です。おなじみのDIY工具のお手入れ方法をご紹介します。
・一般的な工具(ペンチやニッパー、スパナ、ラチェットなど)
ペンチやニッパー、ラチェットレンチなどは、DIYで出番の多い工具です。これらは、頻繁に使うからこそ、使用後のこまめなお手入れが大事です。毎回、使い終わったら汚れが付着していないか確認し、汗などの水分が付いていたらしっかり拭き取り、乾燥させてから工具箱にしまいましょう。
可動部分は使用済みの歯ブラシを使ってお掃除するのがオススメです。その後、潤滑油を内部に行き渡るようたっぷりと塗り、余った潤滑油はウエスで拭き取りましょう。時間があれば容器に潤滑油を入れ、1日ほど浸しておくと、より滑らかに動くようになります。ただし、ゴムなどの樹脂部分を浸してしまうと溶けてしまう可能性があるので注意しましょう。
可動部分は使用済みの歯ブラシを使ってお掃除するのがオススメです。その後、潤滑油を内部に行き渡るようたっぷりと塗り、余った潤滑油はウエスで拭き取りましょう。時間があれば容器に潤滑油を入れ、1日ほど浸しておくと、より滑らかに動くようになります。ただし、ゴムなどの樹脂部分を浸してしまうと溶けてしまう可能性があるので注意しましょう。
・充電工具(電動ドリルやインパクトドライバーなど)
ペンチやラチェットレンチと並び頻繁に使用する、電動のドリルやインパクトドライバーも欠かさずメンテナンスしましょう。ボディの汚れは柔らかい布で拭き落とします。ベンジンやシンナーの使用は、変色の原因になるので、厳禁です。
端子は、ホコリや汚れが付着しやすい部分です。汚れがひどい場合は紙やすりで軽く削ると落としやすくなります。ビットはオイルを塗っておくとサビを防げます。内部のカーボンブラシは、定期的にエアガンなどを使ってホコリを吹き飛ばしておきましょう。カーボンブラシは消耗品です。定期的にホコリ掃除をすることで、交換時期に気づきやすくなります。
端子は、ホコリや汚れが付着しやすい部分です。汚れがひどい場合は紙やすりで軽く削ると落としやすくなります。ビットはオイルを塗っておくとサビを防げます。内部のカーボンブラシは、定期的にエアガンなどを使ってホコリを吹き飛ばしておきましょう。カーボンブラシは消耗品です。定期的にホコリ掃除をすることで、交換時期に気づきやすくなります。
・エア工具(釘打ち機など)
釘打ち機などのエア工具は、エアホースと釘打ち機が接続されているカプラ部分に専用オイルを数滴差し、5~6発ほど空打ちして全体にオイルを回しましょう。オイルが切れると部品の摩耗につながります。
・切断工具(チップソーなど)
チップ(刃)はサビにくいのですが、土台部分にサビが出ることがあるため、使用後はウエスなどに防錆油を含ませて拭いておきましょう。刃は摩耗しやすいので、定期的に割れや欠けを目視でチェックします。不具合を見つけたら新しいチップと交換しておきましょう。
工具箱の汚れの落とし方
工具のお手入れには気が回っても、工具箱には無頓着…という人もいるのではないでしょうか。工具と工具箱は切っても切れない関係。工具をきれいにメンテナンスするなら、工具箱もきれいに使いましょう。工具箱は屋外に持ち出すことも多いので、外装が汚れやすく、また内部には砂やホコリがよく侵入します。
プラスチック製の工具箱なら水洗いが可能です。定期的にすべての工具を取り出し、丸ごと水洗いをして、十分に乾燥させましょう。特に汚れがたまりやすいコーナー部分は、スポンジに中性洗剤を含ませてこすり洗いするとよいでしょう。金属製の工具箱は、パーツクリーナーを使って拭き掃除します。引き出しのレールなどの可動部には、シリコンスプレーを差しておきましょう。
愛用の工具をはじめ、さまざまなアイテムを長く使っていけるよう、ご紹介した内容をぜひ参考にしてくださいね!
プラスチック製の工具箱なら水洗いが可能です。定期的にすべての工具を取り出し、丸ごと水洗いをして、十分に乾燥させましょう。特に汚れがたまりやすいコーナー部分は、スポンジに中性洗剤を含ませてこすり洗いするとよいでしょう。金属製の工具箱は、パーツクリーナーを使って拭き掃除します。引き出しのレールなどの可動部には、シリコンスプレーを差しておきましょう。
愛用の工具をはじめ、さまざまなアイテムを長く使っていけるよう、ご紹介した内容をぜひ参考にしてくださいね!
WRITTEN BY
Japan
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