材料は3つだけ!シンプルかわいいドアノブをDIY!
開閉の機能面だけではなく、扉の印象を変えるドアノブ。今回は、丸棒を使ってそれをDIYしてみようと思います。新たな穴を開けたりせずに交換するので、賃貸でも簡単にできます!なんと使う材料は、たった3つだけ!
公開日 2020.02.11
更新日 2022.01.07
INDEX目次
扉の雰囲気に合わせられるドアノブをDIY!
毎日必ず触っているドアノブですが、みなさんのお家ではどんなものを設置していますか?
インテリアが好きだったり、細部にまでこだわった注文住宅に住んでいたりするなら、ドアノブまでオシャレなものを選んでいることでしょう。でも、大半の方は扉とセットになっていたドアノブを使っているはず。その扉を改めて見てみると、正直オシャレとは言い難い……。
そんな経緯もあって、室内で使うドアノブをDIYしてみることに!
一般的な室内ドアは木製が多いので、今回製作するドアノブはしっくりとマッチするかと思います!
穴を開けずに交換できるので、賃貸物件でも実践できるDIYです。
インテリアが好きだったり、細部にまでこだわった注文住宅に住んでいたりするなら、ドアノブまでオシャレなものを選んでいることでしょう。でも、大半の方は扉とセットになっていたドアノブを使っているはず。その扉を改めて見てみると、正直オシャレとは言い難い……。
そんな経緯もあって、室内で使うドアノブをDIYしてみることに!
一般的な室内ドアは木製が多いので、今回製作するドアノブはしっくりとマッチするかと思います!
穴を開けずに交換できるので、賃貸物件でも実践できるDIYです。
作るもの
作るのは丸棒を使った簡易的なドアノブ。3つの材料だけで完成するので、作業はとても簡単!木材の種類を変えてみたり、塗装を施したりすれば、ドアとの一体感やアクセントを演出できます。ラッチ(ノブやレバーをひねることで作動する、ドアの側面に備わった三角形の突起)と連動しないので、戸バネなどを準備する必要がありますが、ノブを操作せずに押したり引いたりするだけで楽々と開閉できるようになります。
材料
丸棒 Φ30×345mm 1本
全ねじ M6×285mm 1本
オニメナット M6×20mm 2個
全ねじ M6×285mm 1本
オニメナット M6×20mm 2個
STEP.01 既存ドアノブの取り外しとドア厚の計測
交換したいのはこちらのハンドル。ブラックのアイアンが無骨でカッコいいですが、部屋全体がウッドを中心に構成したインテリアなので、ややアンマッチ。まずはこれを取り外すことからはじめましょう。
お使いのドアノブやハンドルによって、取り外し方はそれぞれ異なります。あらかじめ調べておきましょう。
ドアの厚みを測っておきます。このドアは35mmでした。
STEP.02 全ねじをカット
全ねじは、ドア厚とオニメナットに挿入する分の長さでカット。オニメナットは半分以上ねじが入っていれば固定できますし、ねじが貫通する仕様です。なので、全ねじのカットする長さは、〈ドア厚+オニメナット2個分の長さ〉ですが、少しくらい長かったり短かったりしても大丈夫です。
ドア厚が35mmで、用意したオニメナットは20mm。それを合計すると75mmですが、70mmでカットしようと思います。マスキングテープを貼って、長さの目印にします。
糸のこぎりで切ります。ズレないようにクランプで全ねじを固定しましょう。
全ねじのカットが完了!
STEP.03 ドアノブをカット
ドアノブとなる丸棒を切り出します。カットする長さや使うノブの太さはご自由に。交換前のドアノブの種類によっては、扉に取り付けるための穴が大きいものもあるので、その場合は、その穴の径よりも太い丸棒を使ってください。このドアは8mmほどの径でした。
ドアノブの長さは75mmに設定しました。これを2つカットしましょう。
切り終わったら断面をヤスリがけしておきましょう。
STEP.04 オニメナットを取り付ける
丸棒にオニメナットを取り付けるため、ドリルで下穴を開けます。今回用意したオニメナットはΦ8.7〜9mmの下穴に取り付けることができるので、ビットはΦ9mmを使用。オニメナットは20mmなので、それ以上の深さに穴を開けましょう。
オニメナットは六角レンチで取り付けます。先端までしっかりと入れてください。
2つのドアノブにオニメナットを取り付けました。これで作業はほぼ終わりです!
STEP.05 塗装
ドアとノブに統一感を出すといっても、ノブが無垢のままでは少し味気ない気がします。ノブを目につけやすくする意味も込めて、アクセントになるカラーに塗装を施してみようと思います。使うのはこちらのペンキュアという塗料。これ、とても便利なんです!
色を付ける部分は40mmにして、そこをマーキング。
マスキングテープを貼って、きれいに塗装します。
先ほど便利とご紹介したペンキュアですが、フタにハケがついているんです!刷毛を準備する必要がないアイデア品で、マニキュアのように塗れるため簡単に塗装できました。
塗り終わって乾燥させたら、マスキングテープを剥がします。あとは取り付けるだけ!
STEP.06 ドアに装着
最後にドアへと取り付け。先に片側のノブと全ねじを組み合わせます。
ドアに空いている穴に全ねじを通し、先ほど全ねじを取り付けた方のノブを固定しながら、もう片方のノブを回して取り付けます。
これで完成です!
簡単に作れるドアノブをご紹介しました。交換前と比べると、ウッドのドアと馴染んでナチュラルな雰囲気が高まりました。ドアノブを変えるだけでインテリアのオシャレ感がアップしますよね。アンティークや海外製のドアノブもオシャレでカッコいいですが、柔和な印象になる木製のドアノブはいかがでしょう?リビングや寝室、トイレなどのドアと相性がいいデザインに仕上げて装着してみてください!
監修:岩西剛
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