キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ21選

自然の中で飲むコーヒーなど、まさに格別の一杯は最高ですよね!今回は、そんなアウトドアでのコーヒータイムに欠かせないケトルをご紹介します!

公開日 2018.07.09

更新日 2022.01.07

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ21選

アウトドアでお茶やコーヒーを飲む際に必要なキャンプ用ケトル。沢山のメーカーから魅力的なデザインのアイテムが出ていますね。そこで今回は、アウトドア気分をより盛り上げ、長年愛用できる、とっておきの厳選アイテムをご紹介します。
ケトルと言っても種類は沢山。まずは簡単に、主なケトルのタイプから見ていきましょう。キャンプ用ケトルには「縦長タイプ」「寸胴タイプ」「やかんタイプ」の3種類があります。

最も一般的なタイプで多少かさばるものの焚き火で使え、サイズが大きいため、大人数の場合に重宝する寸胴タイプのケトル。クッカー(鍋)とケトルの両方の特性を持ち合わせているので、朝はケトル、夜はクッカーなどいろいろと使い回しが効く縦長タイプ。やかんタイプはコンパクトで、底面積が広いため、お湯が早く沸かせるのが特徴です。しかし、焚き火にかけられないものが多いので、購入の際に注意しましょう。

それでは、どんなアイテムがあるか見ていきましょう!ここでは編集部がよりすぐった20アイテムを紹介します。

UNIFLAME

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

ユニフレームは日本のアウトドア用品メーカーで1985年に株式会社ユニフレームとして創設されました。2014年に社名を「株式会社 新越ワークス」に変更しています。新潟県燕市(つばめし)から日本の風土、文化を背景としたアウトドアスタイルを提案しており、ほとんどの製品を国産で製造しています。

キャンプケトル

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

美しいデザインで、長く使い続けるほどに愛着が湧いてきそうなユニフレームの「キャンプケトル 660287」。容量は1.6Lと大きく、オールステンレス製。もちろん直火対応のため、安心して焚き火にかけることができます。注ぎ口に灰の侵入を防ぐ蓋が付いていたり、蓋には落下防止のストッパーがあったりと、機能性も抜群。綺麗に磨いてもよし、すすだらけにしてもよし。使うほどに味わいが増すこと間違いなしのアイテムです。

ユニフレーム(UNIFLAME) 山ケトル700

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

コンパクトかつシンプルな作りが魅力的な、やかんタイプのケトル。容量は0.7リットルで、アルミ製のため、約160gと非常に軽量ながらも、抜群の熱伝導を誇ります。山登りの際など、重宝しそうですね!素敵なナイロンメッシュのケース付きです。

Snow Peak

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

日本の新潟県三条市に本社を置くアウトドア総合メーカーSnow Peak。「自らもユーザーである」という視点から、自然の中で豊かな時間を過ごせるスタイリッシュで機能性が高いアイテムを販売してきました。

クラシックケトル1.8

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

オールステンレス製で、焚き火や炭火の熱にも対応するクラシックなフォルム直火対応の美しいケトル。さまざまなアウトドアやキャンプシーンで活躍してくれること間違いなしのアイテムです。

ケトル NO.1

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

山でインスタントラーメンを食べる時などに最適な、寸胴タイプのケトル。焚き火などのハードユースに耐える頑丈な作りが魅力です。焚き火での使用を想定して吊り下げ用のハンドルが付いており、さまざまな使い方ができそうです。お値段も約¥2,000ととってもリーズナブル!

CAPTAIN STAG

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

1976年の設立以来、使いやすさ、購入しやすさを第一に考え、より快適で、より楽しいアウトドアライフをサポートすべく、総合的な商品展開を目指してきたメーカーです。

キャンピングクックポット 2LM-7701

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

約¥2,000とお手軽なお値段ながら、しっかりとした機能性を備えた一品。取手付きで使いやすく、直火でも気兼ねなく使用することができます。湯沸かしのほかにも、小さなお鍋代わりにパスタを茹でたり、レトルト食品を温めたりできます。シンプルなデザインと洗いやすい大きめの注ぎ口も◎。

キャンピングケットル

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

タフな見た目が、魅力的なキャプテンスタッグの「キャンピングケットル」。長年使える、ステンレス鋼製で、キャンプや野外のフェスでの使用に最適な一品です!これだけの性能で約¥3,000というリーズナブルなお値段も、多くのファンに支持される理由の一つです。

PRIMUS

100年以上の歴史あるアウトドアメーカーPRIMUS(プリムス)。世界で初めてすすの出ないストーブの生産した会社でもあります。このストーブにちなんでラテン語で「最初の」という意味の「PRIMUS」という名前がつきました。キャンプ用ケトルも多数販売しており、幅広い支持を集めています。

ライテック・ケトル0.9

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

約250gと非常に軽量なプリムスのアルミ製のケトル「ライテック・ケトル0.9」。表面には、硬度と耐久力を高めるハードアノダイズド加工が施されており、頑丈かつ渋いデザインに仕上がっています。内部もテフロン加工のため、おそうじも簡単。別売りのクッキングセットやスーパーセットの内鍋にスタッキングすれば収納が可能なのも便利ですね。

FIRESIDE

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

「自然と共存できる道具を供給する」をコンセプトに、質が高く使い勝手のよいアイテムを世間に送り続ける会社。もともとは薪ストーブの販売会社だったこともあり、火と相性がよいケトルが人気です。

グランマーコッパーケトル(小)

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

使い込むほどに風合いが増す銅製のケトル。底広のデザインに加え、熱伝導がいい銅を採用しているので、お湯が早く沸きますよ。アウトドア以外のシーンでも、ストーブトップやキッチンでも活躍しそうです。焚き火にも対応しているので、ヘビーに使い込めそうですね!

EAGLE PRODUCTS

ノルウェーのオスロ―に本拠地を置くブランド、EAGLE PRODUCTS(イーグルプロダクツ)。アイコンアイテムのウォーターケトルは全部で3サイズです。

ウォーターケトル 4.0L

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

お湯を沸かすだけでなく、鍋としても使い勝手がよさそうなイーグルプロダクツのウォーターケトル。底部は銅メッキにこだわり、高い熱伝導を誇ります。シンプルで長く使い続けられそうなデザインも魅力的ですね!

PETROMAX

火と光のブランド、PETROMAX(ペトロマックス)。アウトドア料理やキャンプライフの分野で伝統を大切にしながらも、革新的な技術を取り入れ、多くのファンがいるメーカーです。

パーコマックス

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

エナメルスチールを使用した、ブラックの絵になるデザインがかっこいい、パーコマックスのケトル。容量1.5Lと大きめなので、大人数でのアウトドアやキャンプに最適です。

ファイヤー ケトル FK2

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

軽量なアルミでできたファイヤーケトル。ファイヤーボウル(火皿)には3本足が付いており、安定し、燃え跡が残りません。 お湯が沸騰すると笛付きケトルと同様な音を出してくれるので、離れた場所からでも気づけるので便利ですね。

パーコレーターステンレス le14

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

ペトロマックスの「パーコレーターステンレス le14」は、高いデザイン性と、ステンレス製の高い耐久力が魅力です。ノブ部分が、ガラス製になっているため、内部を安全に確認できるところもほかにはない便利なポイントですね!

Kelly Kettle

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

アイルランド発、100年以上の歴史を持つアウトドア用やかんメーカー、Kelly Kettle(ケリーケトル)。ガスを使わずに、小枝などの自然燃料でお湯を沸かすことができるエコなケトルです。ポットサポートやクックセットと組み合わせれば、簡単な料理が楽しめるのもケリーケトルの魅力です。

スカウト1.2L

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

古くから英国のフィッシャーマンたちに愛用されてきた、ケリーケトル。横の穴から水を注ぎ、下の受け皿で枯れ枝や落ち葉などを燃やすだけ。短時間でカップ約5~6杯分のお湯お湯を沸かすことできます。ちょっとかわいいデザインも素敵ですね!

トレッカー 0.6L

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

持ち運びに便利なケリーケトルの最小サイズ「トレッカー」。アルミでできているため、重さ約600gと非常に軽いところもうれしいポイント。ハイキングや釣りなどさまざまなアウトドアシーンで活躍するアイテムです。

Trangia

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

スウェーデン発のアルミ製調理器具、アルコールバーナーメーカー、Trangia(トランギア)。軽量かつコンパクトで、使いやすい道具が多く、多くのアウトドア好きが愛用しています。

ケトル 0.6L

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

やかん型ながら、焚き火にもかけられるトランギアのケトル。140gととっても軽量で、さまざまな場所に持っていけるロングセラーアイテムです。トランギア3ミニの中に収納することが可能なので、小さめのソースパンや、フライパンをお探しの方は一緒に購入してもよさそうですね。

ケトル 1.4L

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

トランギア最大の1.4Lのケトル。余分なものを削ぎ落とした、シンプルで機能的なデザインは、アウトドアだけでなく、家庭のキッチンにも似合いそうです。ケトルは注ぎ口に工夫が施されており、水切れもよくできています。こちらも、そのまま直火OKのタイプとなります。

GSI outdoor

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

アメリカのアウトドア用調理器具ブランド、GSI outdoor(ジーエスアイ)。利便性を考慮し色分けされたカラフルな調理器具や、割れにくいポリエステル製のワイングラスなど、キャンプをより楽しくしてくれる、機能的かつユニークな調理系アイテムが豊富です。

エクストリームティーケトル

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

渋めの色合いと、オレンジの取っ手が素敵なケトル。硬質アルマイト加工された傷が付きにくいデザインとなっています。機能性の面でも、ほかにも内部を洗いやすい大きな蓋や、持ち手中央のくぼみなどしっかりと考慮されたアイテムです。

エクストリーム ティーケトル 1.8L

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

こちらは、1.8Lの大容量が入るタイプ。大きめの蓋が付いているので、中にバーナーなどを収納することもできてとっても便利ですよ!サイドには軽量に便利な目盛りが付いているので、機能性重視の方にオススメのケトルです。

グレイシャー ステンレスケトル

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

グレイシャーステンレスを使用した、高い耐久性と加熱性を兼ね備えたケトル。焚き火やストーブなど、さまざまなシーンで利用できます。蓋部分が大きいため、中にさまざまなものを収納できるところもうれしいポイントですね!質実剛健といった言葉が似合う、長く使い続けられるアイテムです。

折りたたみが可能なケトルもある

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

一般的なケトルに加え、最近では折りたたみできる画期的なケトルも登場しています。ロゴスから発売されているケトルは、本体がシリコン素材でできているため、1Lの容量がありながら、たためばわずか5.8cmの高さになるというすぐれもの。シリコンは錆が出る心配もなく衛生面に優れており、熱にも強く安心です。底の部分にはステンレスを使っているので、普通のケトル同様、コンロやバーナーを使って、最大4人分のお湯を沸かせます。少しでも収納スペースを減らしたい登山やキャンプの際に重宝するでしょう。

IHでも使える便利なケトル

キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選

家庭のキッチンやホットプレートなどで身近な存在になっているIH。ホーロー製のケトルなら、直火はもちろん、アウトドア用の電磁調理器やご家庭のIHでもそのまま使えます。 ホーロー製品は、無機質な質感のアルミやステンレスと違ってカラフルで、デザイン性に富んでるので選ぶ楽しみが増えるでしょう。赤や黄色などの原色から、クリーム色などの優しい色まで、さまざまなカラーバリエーションのケトルが販売されています。ホーローは保温力にも優れているので、一度温めると冷めにくいというメリットもあります。オシャレにキャンプを楽しむなら、ホーロー製のケトルがオススメです。

小型ケトルのメリットとデメリット

アウトドアでケトルを使う場合、小型・軽量は欠かせない条件です。それに加えて「お湯が少しずつ注げるようになっているか」「熱効率はいいか」「使いやすいか」などの点にも気を配る必要があります。
キャンプ用ケトルの選び方!ポイント解説とアウトドアにオススメ20選
家庭用のケトルよりもキャンプ用のケトルが早くお湯を沸かせるのは、サイズだけではなく、その形状や使い方に差があるから。キャンプ用のケトルは、バーナーの上で使うことを前提にサイズや形状がデザインされています。容量も少ないものが多く、少量の水を短時間で沸かせることが特徴です。それに対して家庭用のケトルは、ガスコンロの上で使うことを前提にしているので、ある程度大量の水でも沸かせるように作られています。
このように目的が異なるため、キャンプ用のケトルを家庭のガスコンロで使うことはあまりオススメできません。コンパクトすぎてガスコンロの火では取っ手まで高温になってしまったり、熱効率が良すぎて焦げたりしてしまう危険があります。

素敵なデザインながらも、高い機能性と実用性を兼ね備えたケトルばかり。ご自身のアウトドアのスタイルに合わせて、ずっと使い続けられる一品を探してみて下さい!

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