タテ・ヨコ自由にたっぷり収納!マルチに使えるボックスラック
1種類の合板だけを使って、家中どこに置いても役立つボックスラックを作ります。初心者でも挑戦しやすい木箱のDIYですが、仕切り板を外せるようにしてみたり、持ち運びに便利なフタをつけてみたりと見所満載!
公開日 2020.02.12
更新日 2022.01.07
INDEX目次
収納サイズが自由自在!持ち運びにも便利なボックスラックをDIY!
ビギナーでも挑戦しやすい木箱をDIY。今回は収納するモノがぴったり収まって、整理整頓しやすいボックスラックを製作します。仕切り板を取り外せる仕様にするので、収納するモノに合わせて柔軟に高さを変えることができて便利です!立てても寝かせても使えるので、家中のいろんな場所で活躍してくれることでしょう。しかも、持ち運びに便利なフタも付けちゃいます!これならキャンプやピクニックなど、アウトドアシーンでも使えそう。
材料は、1枚の合板から切り出すだけなので、低コストで完成します。DIYに慣れている人も、ステップアップを目指す人も挑戦しやすいほど作り方は簡単!それでいて、かなり実用的!全DIYer必見です!
材料は、1枚の合板から切り出すだけなので、低コストで完成します。DIYに慣れている人も、ステップアップを目指す人も挑戦しやすいほど作り方は簡単!それでいて、かなり実用的!全DIYer必見です!
作るもの
中を4段に仕切ったボックスラック。棚板は取り外すことができるので、シチュエーションに応じてサイズを変えることができます。材料は、サブロクバンと呼ばれる約910mm×1820mmの合板1枚から切り出して組み立てます。難しい作業がないのでサクッと作ってみてください!
材料
ボックス
左から
木材A(側板) 282×300×9mm 2枚
木材B(側板) 300×450×9mm 2枚
木材C(底板) 282×432×9mm 2枚
左から
木材A(側板) 282×300×9mm 2枚
木材B(側板) 300×450×9mm 2枚
木材C(底板) 282×432×9mm 2枚
ラック用仕切り
左から
木材D(棚受け) 98×280×9mm 8枚
木材E(棚板) 280×280×9mm 3枚
左から
木材D(棚受け) 98×280×9mm 8枚
木材E(棚板) 280×280×9mm 3枚
STEP.01 持ち手の穴を開ける
組み立てる前に、持ちやすくするため取っ手となる穴を開けようと思います。その位置は木材Aの上から30mmに設定。
板の中央に穴を開けられるように、中央出しをします。幅が282mmなので、141mmが中央です。
持ち手の幅は100mmほどの大きさに。先ほどチェックした中央から、左右に50mmずつ伸ばして100mmを出します。
マークした両端をボアビットで穴開け。使用したビットのサイズはΦ24mm。
開けた2つの穴を直線でつなぎます。
その直線をジグソーでカット。この作業を木材Aの2枚に行なってください。
STEP.02 棚受けの取り付け
このように、木材Bに木材Dを取り付けて棚受けを作っていく工程です。
まず、底板の木材Cと側板の木材Aを取り付けられる分の厚みをチェック。板厚は9mmなので測って寸法出しをしてもいいですが、実際に板を当てて線を引くと楽ですよ!この縁取りを木材Bの4辺すべてに行いましょう。
木材Bに棚受けとなる木材Dを置いて、取り付ける位置を決めます。
棚板は上と下から取り付ければ、幅がズレにくく、調整しやすいですよ!
ビス止めをする前に、板にボンドを塗布。
四隅にビスを打ち込み固定します。9mm厚の板なので、長さ16mmのビスを使いました。
中段の棚受けを取り付ける際は、棚板を実際に当てながら位置を決めましょう。棚板より2mmほど余裕を持たせて隙間を空けておくと、スムースに棚板を抜き差しできます。
すべての棚受けにボンドを塗り、四隅をビス止め。
STEP.03 組み立て
いよいよ組み立ての工程。棚受け部分にボンドを塗って強度を高めておきます。
板の中央にビスを打ち込めるように、板の厚さをマークしておくと便利です!
M3.3×30mmのビスを、一辺に3カ所ずつ打ち込みます。
棚板を差し込んだら……。
完成です!簡単に出来上がりました!
使用例
木材Cは、2枚用意していたので、それがフタとなります!キャンプ道具を収納しておけば、そのまま持ち出すことができますね。
フタがあれば、生活感が出てしまう日用品を隠して収納することができます。
使っていないテーブルウェアをまとめておけば、キッチン周りがすっきりしますよ!
やや大きめのものを収納したくなったら、棚板を外せば収まります。
棚板を簡単に外せるアイデアが秀逸なボックスラック。ホームセンターでサブロクバンを購入し、カットと穴あけまでやってもらえば、あとはビスを打ち込むだけで完成。サイズをアレンジすれば、玄関先に置けるシューズボックスになったり、Tシャツなどを収納できるワードローブになったりと使い道が広がります!ぜひ自分サイズのボックスラックを作ってみてください!
監修:岩西剛
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