親子で挑戦!ビクトリノックスのナイフで作る、お箸と竹とんぼ

新年度を迎えて一回り大きくなった子どもと、まだ子どもには負けられない父。そんな親子で楽しめるDIYキットがあります。このキットを使って、はじめてのナイフ工作にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

公開日 2017.04.24

更新日 2022.01.07

中心部分を薄く削るのが一番難しいところ。というのも、中央をなるべく薄く、軽くすることによって竹とんぼの飛行距離が伸びてくるんです。
だいぶ形になってきました。今回のように削り始める位置を間違えてしまっても、焦らず根気よく進めていけばなんとかなりそうで一安心。
竹材が欠けてしまってはいけませんが、できるだけ薄くなるよう、いかに対角線に角度をつけることができるかがポイントです。

STEP.03

竹材を薄く削る作業が完了したら、風の抵抗をなくすため、今度は竹材の角を作成したアウトラインに沿って丸く削ります。
角をざっくりと削ったのち、やすりできれいに丸く整えていきます。
竹とんぼらしいビジュアルになってきました。

SPEP.04

次は竹とんぼへ回転を加える軸作りです。竹ひごの片側を回転翼の中心にある穴に差し込むために細く削っていきます。ここでは回転翼へ差し込んだ際に、先端が少し突き出るくらいの位置に鉛筆でラインを引きます。
写真のように徐々に細くなるように削っていきます。
穴に差し込むと、ちょうどいい位置で止まりました。このように2〜3mmほど、顔を出している状態がベストです。
軸を回転翼へ差し込んだら、カップなどに横に倒した状態で置いて羽の左右のバランスをチェックします。
もし、回転翼が回って縦になってしまったら、左右の重さが均等でない証拠です。
下になった方が重いということなので、左右の重さが均等になるまで調整します。
バランス調整が終わったら、回転翼と軸をボンドで固定します。
ボンドが乾いたら完成です!

早速飛ばしてみたいところですが飛ばす際は、間違ってあらぬ方向に飛んでしまった時のことを考え、ある程度開けた、周囲に人のいない場所で挑戦しましょう。

飛ばし方は、肘を使ってたけとんぼを気持ち斜めに傾け、その位置から利き手を押し出し、そこから一気に引いて回転をかけて飛ばすイメージです。

うまく飛ばなかった場合は、まだ羽に重さがあったり、重さが均等ではないという可能性もあります。なるべく中心が薄くなるよう更に削ってみてください。竹とんぼは、いかに中心部分を軽くできるかがポイントのようです。
小さい子どもにナイフを持たせるなんて…と、不安に思う人もいるかもしれません。もちろん危険な使い方をしてしまうのは大問題です。そこで保護者の方が子どもと一緒に正しい使い方とその危険性を教えることで、間違った使い方を防ぐことになり、子どもはまたひとつ大人になるのかもしれません。

大型連休に親子で挑戦してみてはいかがでしょうか?
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