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洋服リメイクでもっと楽しむ
クローゼットの中で眠りっぱなしになっているシャツ、ありませんか? 捨てるのはもったいないけれど、なかなか着る機会が回ってこない…。そんな時は、アップサイクルして、今すぐ着たくなる洋服やかわいい雑貨を作ってみましょう!メンズシャツがスカートになったり、お父さんのシャツが娘さんのワンピースになったり。簡単リメイクで、新しいデザインに生まれ変わったアップサイクリングのアイデアをご紹介します!
メンズシャツをオシャレなレディース服に
IDEA.01
写真共有サイト「Pinterest」で見つけたアップサイクルをヒントに、メンズシャツを使った斬新なデザインを紹介してくれている、Ameliaさん。お兄さんの持っていた白シャツの袖をカットし、ノースリーブにアレンジ。襟を残すことで上品なイメージを残しつつ、大胆なバックカットで女性らしさをアピールした印象的なスタイルです。
via:http://eleganceofthemind.blogspot.jp/
IDEA.02
そのまま着るには、野暮ったさが残る着古したメンズシャツを、レトロなサマーブラウスにアレンジしたsarahさん。初めてアップサイクルを楽しむ人のために、型紙の作り方や縫う時のポイントを写真付きで説明しているので、とても分かりやすくなっています。襟や袖を切ったり、バスト部分にギャザーを入れたりするなど、こだわりが多いですが、わずか1時間ほどで出来上がったそうですよ。
via:http://www.instructables.com/
IDEA.03
こちらの清楚なシャツワンピは、2枚のシャツを組み合わせて作ったもの。青いシャツは、Aラインにデザインし直し、白シャツを袖と裾にあしらって切り返しを入れ、ほどよくガーリーな雰囲気に仕上げています。Machemisedhommeのオーナーが作る作品はどれも美しいので、彼女のショップページは一見の価値ありですよ。
IDEA.04
Etsyで紹介されているこちらのチュニックも、メンズシャツのアップサイクル。肩幅とウエストの調節のためにギャザーを付けて、ウエストに紐をつけることで自分サイズにアレンジしています。袖もロールアップさせてスタイリッシュに。体につかず離れずのシルエットは、体型カバーにもおすすめです。
IDEA.05
ゆったりシルエットのデニムシャツが、タイトなデニムワンピースに変身。元の印象をがらりと変えて色っぽくアップデートさせたBonnie Ruizさんのアイデアは、“元より価値の高いものを生み出す”という、アップサイクルの考え方にふさわしい作品です。袖ぐりのテープづかいでデザイン性をアップ。
via:http://www.beadandcord.com/
IDEA.06
こちらの爽やかなタンクトップは、メンズシャツの前と後ろを入れ替えてアレンジしたもの。ボタンのある方を背面に配置し、前身ごろはざっくりと襟ぐりをとってフェミニンな雰囲気を出しています。青いストライプシャツは、清潔感があってとても素敵ですね。Mònicaさんのサイトでは、襟や袖の縫い方を写真付きで紹介していますので、参考にしてみてください。
IDEA.07
Tumblr.で見つけたこちらは、スウェットの袖をシャツの袖に切り替えたアレンジ。着心地が良く、ラフに着こなせるデザインは思わず真似したくなりますね。スウェットもシャツも元はシンプルですが、アップサイクルすることでオリジナリティーが増しておしゃれ度がアップ。シャツをメインにして袖をスウェットにした別バージョンも作れそうですね。
via:http://death-by-elocution.tumblr.com/
IDEA.08
男性的なイメージが強いラングラーのシャツを、ふんわり柔らかなホルターネックキャミソールにアレンジ! 首の後ろで結ぶ紐は、袖の布を使っているそうです。背中の部分にゴムを入れて縫い付け、ギャザーを入れればホールド力もしっかりと備えられます。Katherine Dellingerの作品から。
IDEA.09
白のタンクトップシャツと、メンズシャツを上手に組み合わせたこちらのアレンジ。タンクトップシャツは、デコルテラインに沿って切り落とします。テラコッタカラーのメンズシャツは、襟と袖を切り離し、自分のサイズに合わせてサイドを縫い合わせておきます。最後に、上下を縫って完成です。作り方を写真付きで詳しく紹介しているこちらのブログでは、バストトップ部分を切るときに「縫い代を残すのを忘れてしまった」とのこと。参考にする際は、長めに裁断することを忘れずに!
IDEA.10
着古してヨレが気になるシャツは、ベストへのアップサイクルもおすすめ。こちらのシャツは元々リバーシブルのものなので、ベストに生まれ変わった後も、さらにコーディネートの幅が広がるアイテムとなっているようです。ほつれて穴が開いている部分には、袖部分の布や使ってキレイに修正したり、元々は付いていないポケットを追加したりと、紹介しているCathiさんのテクニックも見ものです。
via:http://scratchandstitch.com/
IDEA.11
スカートにするアレンジは、KatelynさんのブログNinth and Birdから。シャツは脇の下部分から真横に切り、襟はつなぎ目部分をカットしていきます。フロントとバックそれぞれに、2か所プリーツを入れてヒップラインを作ってから、切っておいた襟をバランスよく取り付けます。スカートの後ろ側に、余った布で作ったベルトループを縫い付けたら、できあがり。ベルトを通すと、襟の部分からバックルが覗いておしゃれに仕上がりますよ。
viahttp://www.ninthandbird.com/
IDEA.12
裾が長めのシャツなら、オールインワンへのアップサイクルも可能です! まずは、腰の下あたりの長さで上下2つにカットし、下はウエストを調整してから股部分をつくってハーフパンツにします。上は、横幅を自分サイズに調整しておき、完成した上下を縫い合わせます。ANIENESSENCEのサイトで紹介しているような、ゴムシャーリングを付けたくしゃっとしたデザインは、女性らしさが増してかわいいですね。
via:http://anindyamutiara.blogspot.jp/
IDEA.13
鎖骨を見せるボートネックと、背中に入れた大きなカットがセクシーなノースリーブシャツ。襟と袖を切り離し、シャツの丈もウエストがキレイに見える短めのラインでカットします。シャツを半分に折って、背中部分を三角形に切り取り、切り口を整えたら完成です。Pretty quirky pantsで、詳しい作り方を紹介しています。
via:http://www.sortrashion.com/
IDEA.14
デコルテラインの上下で、黒のタンクトップとメンズシャツを組み合わせたワンピース。Diyfashionsenseで紹介されている、メンズシャツのアップサイクルアイデアのひとつです。シャツにはギャザーを入れてふくらみをもたせ、可愛さを出しつつも、ストンと落ちる長めのシルエットでナチュラルな雰囲気を残しています。リックス感が素敵ですね!
via:http://diyfashionsense.wordpress.com/
IDEA.15
平ゴムをつかえば、簡単にオフショルダーも作れます。肩より下の部分を残し、まっすぐに切り離します。袖も同様に、好みのパフスリーブが作れる長さに切り離しましょう。ネックライン、袖、裾の3箇所は布を折り返して縫い、ゴムを通します。ゴムの長さは、実際に肩や腰に巻いてサイズを合わせ、そこから3cmほどゴムを短くするとフィットするそうですよ。様々なクラフトチュートリアルを紹介している、Cut Out + Keepから。
via:https://www.cutoutandkeep.net/
IDEA.16
襟と、袖を工夫したアップサイクルをもう一つご紹介。ビッグサイズのシャツの場合、襟を残して使うのは難しいのでボートネックにアレンジするのがおすすめです。既成のシャツデザインとしては多くはない七分丈へのアレンジも、アップサイクルならではのアイデア。腕の華奢見え効果にもなりますし、袖の長さに悩む小柄な女性にもぴったりです。CURRY MADEのブログで紹介されているコーディネートも、おしゃれの参考になります。
via:http://currymade.blogspot.com/
IDEA.17
カットして襟だけ残った場合は、付け襟としてアップサイクルはいかがでしょうか。首周りのサイズに合わせて調節し直し、中央にボタンやアクセサリー、リボンなどを付けて好みのテイストに。ニットやTシャツからさりげなく顔をのぞかせたり、ドレッシーな着こなしに合わせたりと楽しみ方も広がります。RE FASHION FILESから。
via:http://refashionfiles.com/
IDEA.18
シャツがジャケットに!? デザイナーのtrash to coutureがインスタで紹介している“ボンバージャケット”も、元はメンズシャツ。ボタン部分はジッパーに置き換え、襟、袖、裾はすべてリブニットにアレンジした、本格派アップサイクルです。短め丈なので、ジーンズ、スカート、ワンピースなど、あらゆるコーデとの相性もバツグン。袖を通さずに、肩に羽織るだけでもクールに決まります。
via:https://www.instagram.com/
IDEA.19
Susanさんが作る、エプロンへのアップサイクルもご紹介。 切り離した袖と、背中部分の布は、ポケットやフリル、後ろで結ぶための紐などに活用させています。襟はそのまま残して、シャツのイメージを敢えて残すのがポイント。旦那さんが着ていたシャツを、奥さんがエプロンとして着ていたら、なんだか夫婦仲も深まりそうです。
メンズシャツをかわいい子ども服に
IDEA.20
赤ちゃんのよだれかけも、襟付きできりっとカッコよく。お父さんのシャツを使ってアップサイクルしてみては? 第一ボタンと、襟の先っぽ部分を生かして子ども用にリサイズ。首周りは、取り外しがしやすいようにマジックテープを取り付けて使いやすく仕上げましょう。また、襟以外の残った布を、正方形に切って縁を縫えば、同じ柄のバンダナスタイもたくさん作れます。
via:http://www.naptimecrafters.com/
IDEA.21
子ども用のワンピースドレスなら、ビッグサイズのシャツ1枚で作れちゃいます。Sarahさんのブログでは、型紙いらずでアップサイクルする方法を、写真付きで紹介しています。そのコツは、作りたいワンピースと似た形の服をベースにすること。袖のフリルなど、女の子が喜びそうな装飾も参考にしたいですね。
via:http://www.ourlifeisbeautiful.com/
IDEA.22
バックボタンがかわいいノースリーブワンピースは、メンズシャツの前後を、逆にして作ったもの。ウエストを境に、上下を切り分け、スカート部分にはギャザーを寄せて、ヒップラインにゆとりをもたせるひと工夫も。ネックラインに、かぎ針で編んだ襟を取り付け、トップとスカートを縫い合わせて完成です。作り方は、Candiceayalaから見られます。
via:http://www.candiceayala.com/
IDEA.23
ポロシャツを使ったワンピースのアレンジも試してみて。これを紹介しているLizさんは、なんと、15分で作ってしまったそう。カットする部分が、写真でとても分かりやすく説明されているので、初めて洋服のアップサイクルに挑戦する人におすすめです。
IDEA.24
パフスリーブにサテンリボンをあしらった、キュートなシャツワンピース。襟はゴムを使って、ギャザード・ネックに仕上げています。よそ行きとしても着られるきれいなデザインなので、お子さんはもちろん、シャツを着ていたお父さんにも喜んでもらえそうですね。HaleyLaineさんの作品。
IDEA.25
次にご紹介するキャミワンピは、直線で縫うことができるものなので、初心者でも作りやすそうです。アップサイクルの魅力のひとつは、既製品だとどうしてもサイズが合わない一部分にも、こだわって作ることができること。例えば、すぐ外れてしまう肩紐を、自分で作ればぴったりと合わせることができます。
シャツをナチュラルな雑貨に
IDEA.26
子どもが成長すると、一気に何枚ものシャツが着られなくなってしまいますよね。そんな時は、様々な柄を組み合わせたガーランドへのアレンジはいかがでしょうか。お部屋に飾ったり、パーティなどのデコレーションに使ったりすれば、着られなくなってからもまだまだ愛着を持って使えそうです。
IDEA.27
ワインをプレゼントする時など、ユニークなギフトとして注目を浴びそうなワインスリーブ。シャツの袖をちょうどいい長さに切って、底の部分を縫うだけなので、手間いらずで完成します。内側に保冷シートなどを取り付ければ、食事の最中でも飲み頃の温度をキープしながら使うことができそうですね。
IDEA.28
お気に入りの柄でも、首周りがヨレたり黄ばんだりしたシャツは、着るのはためらってしまいますよね。そんな時は、クッションやまくらカバーといった使い方もできそうです。裏返した状態で枕のサイズに合わせて四隅を縫い、余分な布は切り落とします。表に返して、ボタンを開き、枕を中に入れれば完成です。
IDEA.29
最後にご紹介するのは、シャツ襟を使った猫ちゃんの首輪です。日頃のおしゃれとしてはもちろん、猫仲間からのフォーマルな場へのお呼ばれにもぴったり。飼い主さんと同じ色のシャツを着て、双子コーデでお出かけをするのも楽しそうです。クリエイティブなアイデアがそろう、Diplyから。
1枚のシャツから、いくつものアイデアが飛び出した、今回のアップサイクル術。参考になりましたか? 季節の変わり目やライフスタイルの変化による「着たい服がない」という時も、自分だけのオリジナルウェアや手作り雑貨があれば、毎日着ていきたくなりそうですね。古いシャツを捨てて新しい服を買うより、おしゃれとエコを同時に楽しめるアップサイクル。ぜひ、試してみてくださいね。
WRITTEN BY
Japan
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