チームみんなでDIY!toolboxのアイデア集 ~突撃!隣のDIY! Vol.21~
DIYのアイデアを求めて突撃取材を行う本連載。Vol.21の今回は、素材の良さを活かした魅力的な内装建材を取り扱っているwebストア「toolbox」のショールームにお邪魔しました。
公開日 2018.01.16
更新日 2022.01.11
理想の空間を作るうえで、イメージしたものを具現化することは案外難しいもの。ぼんやりとどうしたいのか決まっているけど、具体的に何から手を付ければいいのかわからない、という方もいるのではないでしょうか。そんな空間作り初心者の不安や疑問にヒントをくれるのが「toolbox」。ただ内装建材を売るだけでなく“空間を編集する道具箱”として、あらゆるお悩みの相談に乗ってくれるんです。
今回は、そんな「toolbox」で働く空間作りのプロたちが知恵を絞って仕上げたショールームをご紹介!
今回は、そんな「toolbox」で働く空間作りのプロたちが知恵を絞って仕上げたショールームをご紹介!
話をうかがったのは広報の梅川さん、そしてショールームをリニューアルする際に作業を行なった菅田さんと佐古さん。目に見えるもののほとんどがスタッフさんによる手作業だというショールームには「toolbox」の商品がずらりと並びます。また、内装には驚きのアイデアも施されており、思わずマネしたくなるものばかり!
それでは、早速見ていきましょう。
それでは、早速見ていきましょう。
原宿駅を出て約5分、にぎやかな通りから一本入った道にショールームがあります。入口にはテイクフリーの端材が置いてあるときもあるそう。
2015年9月にオープンしてから2年、今年の10月にリニューアルされたtoolboxのショールーム。そもそも、どのような空間作りを意識されていたのでしょうか?
取材にご協力いただいた佐古さん (左)と菅田さん(右) 。
「“ただ商品を見る”だけの空間にしたくないと考えていたんです。ここに来たら、新しい発見ができるような場にしたいと思っていて。実際、ここは社員がアイデアを持ち寄って完成させたショールームなんですよ。お客さまにはぜひ気に入ったアイデアを持ち帰っていただいて、家作りに活かしていただきたいですね」
それでは、こだわったポイントをいくつか見せていただきましょう。
それでは、こだわったポイントをいくつか見せていただきましょう。
▼看板
「toolbox」のショップネームが浮き上がって見えるこちらの看板。一見すると木材にも見える色合いですが、すべて釘なんです。
文字を出力した紙を板に貼り、上から釘を一本一本打ち付けていったのだとか。
「この看板は少しずつリニューアルしているんです。たとえば釘の部分は一度真っ黒く錆びてしまったので、錆を落とし、明るい色に錆びるよう錆剤を塗りました。今度は看板の上下の木材が反り返ってしまっているので、そこも含めてリニューアルしたいなと考えています」
▼フローリング
フローリングの種類も豊富なtoolbox。こちらで実際に敷かれているのは『野ざらしフローリング』。フローリングの上を歩いてみると少し柔らかく感じられるこの商品は、最後の仕上げの製材をしない状態のものを商品化しているそう。日焼けや水染みなど自然な風合いが何とも言えない味を出しています。
反った状態のものも混ざるため、施工後は段差や隙間ができてしまうことも。しかしその分、木そのものの温かさを感じます。
続いて、こちらのフローリングは『スクールパーケット』。昔懐かしい、学校でよく見る床材です。本来は木の色ですが、ここでは上から色を塗っています。
「このフローリングは本来、接着剤で固定させるものなんです。ただ今回は実験的にそのまま敷いてみることにしました。というのも、よくお客さまから“フローリングを固定させずに、置くだけではだめですか”とお問い合わせをいただくんですよ。そこでこんな風にフローリングを敷いてみたわけですが、やっぱりずれてきてしまいますね。ただ、そのほかの問題は今のところ特にないので、ズレが気にならない方は固定しない方法にチャレンジしてみてもいいかもしれません」
次に、壁の塗り方で工夫されているポイントを教えていただきました。
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Japan
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