「西千葉工作室」で西山芽衣さんが仕掛ける地域活性化とは/CIRCLE of DIY VOL.25

全国、津々浦々で活躍するDIYerたちを訪ねる本企画。今回は、千葉県千葉市にて「西千葉工作室」を運営する西山芽衣さんに、工作室を通しての街の活性化や、ものづくりに対する思いについてお話を伺いました。

2018.04.16

「西千葉工作室」で西山芽衣さんが仕掛ける地域活性化とは/CIRCLE of DIY VOL.25

西千葉工作室は、千葉県千葉市にある、街の小さな工作室。ここでは、下は3歳から上は80代まで様々な年代の方が、思い思いにものづくり楽しんでいます。

そんな地域に根ざした工作室を運営しているのは、西山芽衣さん。一体どんなきっかけや思いがあってこちらの工作室を開くことにしたのでしょうか。実際にお邪魔して話を聞いてみました。

京成電鉄千葉線みどり台駅から徒歩1分ほどの場所にある「西千葉工作室」。中が見えるガラス張りの入り口の前にはイベントスケジュールなどが貼られたボードが置かれています。

日々の生活を楽しいものにする、ものづくりを広めたい

-まず、西千葉工作室について教えて下さい。

「生活に根ざしたものづくりの場として2014年にオープンしました。DIYって趣味とかレジャーといった特別なイベントではなく、もっと日常的で普通のことだと思うんですよ。欲しいものがあるからつくる、気に入っていたものが壊れてしまったから直す、まだまだ使えるのでちょっと手を加えてつくり変える…といったように。そういう日々の生活をもっと楽しくするものづくりを広めていきたいですね」

-実際に工作室ではどのようなことが出来るのでしょうか。

「こちらから『これをつくりましょう!』という決まった体験を提供するというよりは、利用者の方に、こんなものをつくりたいといったアイデアを持って来ていただき、それを一緒に試行錯誤しながら形にしていくことが多いですね。機材は様々なものが揃っているので、必要に応じて使い方の講習なども行っています。自分で考えたものが形になる楽しみに触れていただきたいと考えています」

自分たちで改装を重ねたという内観。他の人が何をやっているか見えるため、工作に来た人同士の交流が生まれやすいのだそう。

有孔ボードを活用した壁にはDIYの道具がスッキリと収められています。

街づくりにおいて大切なのは、そこに住む人の創造性

-この工作室を作ることになった経緯やきっかけについて教えて下さい。

「もともと人の暮らしや地域活性化に関心があり、大学卒業後はそういったことに携われる仕事をしていました。日本全国いろんな街づくりを見てきたのですが、その中でわかったことは、街の人達がクリエイティブであればあるほど、街の活性化がスムーズにいくということ。逆に誰かが何かをしてくれるのを待っている人が多い街だと、新しいことを始めようとしてもなかなかうまくいかないことに気づきました。少しお手伝いをするだけで、すぐに良いスパイラルに入れる地域と、そうでない地域がある。最後はそこに住む人たちが自分たちで考えて、どれだけ能動的に動けるかが大事なんだと気が付きました。そして自分自身の暮らしや大学時代から過ごしてきたこの街を改めて見てみると、自分たちで変われるところがたくさんあるなと感じたんです。私自身も含め、このまちの人たちがいろんなことにチャレンジし、少しずつ知識やスキルを身に付けて、クリエイティブな暮らし方ができるようにステップアップしていくきっかけをつくれたらと思ってこの場所をつくりました」

-なるほど。自ら能動的に動くことが大事なんですね。

「はい。クオリティはそこまで問題じゃないと思うんです。それより、自分で考えて、作って、失敗して…といったプロセス自体に価値があるんです。そうやって試行錯誤していく中で、自然とスキルや知識、経験が貯まっていきます。その中でクオリティもどんどん上がっていくし、チャレンジすること自体が楽しくなってフットワークも軽くなり、ものづくりだけじゃなくて、いろんなことをやってみる好奇心とそれを形にする創造性が育っていくと思うんです。。この工作室を通して、そんな最初の一歩を踏み出す手伝いが出来ると嬉しいですね」

工作室は、だれでも気軽に利用できます。

釘やネジなどちょっとした材料を一本単位で購入できるところも好評。

工作室の入り口に置かれている木材。用途にあわせて購入できます。

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