外壁をタイルにするメリットとは?オシャレな施工例や費用目安を一挙紹介

当記事では、外壁をタイルにリフォームする場合のメリット・デメリットや、必要な費用などについて解説します。具体的な製品名を挙げながら、施工例やリフォームのポイントなども紹介しますので、これから外壁リフォームを行う人は、ぜひ参考にしてください。

公開日 2021.02.19

更新日 2021.02.19

外壁をタイルにするメリットとは?オシャレな施工例や費用目安を一挙紹介

築年数が経過した住宅は、外壁のメンテナンスが必要です。「外観のデザインを一新したい」「オシャレな住宅にリフォームしたい」という人は、デザイン性や耐久性に優れたタイルを検討してはいかがでしょうか。この記事では、外壁をタイルにリフォームするメリットや費用、施工事例などを紹介します。外回りのリフォームを検討している人は、ぜひ参考にしてください。

そもそもタイルってどんな素材?外壁に使われるタイルの種類

タイルとは、石や粘土などを高温で焼き固めた素材です。材料や焼き方によってさまざまな種類がありますが、外壁に使用されるタイルは、主に磁器質とせっき質の2種類です。

磁器質は透明感のある見た目が特徴で、外壁や公共施設の床などに使用されています。素地は硬くて耐久性が高く、水をほとんど吸収しません。屋外や水回り、内装の一部など、あらゆる場面で活躍している素材です。
せっき質は、磁器質よりもやや柔らかく、表面に加工しやすいのが特徴です。透明感がなく、ゴツゴツした質感のものや、素焼きのようなマットな質感を持つものが多く見られます。磁器質よりも吸水性が高く、外壁や内装の資材として、多くの住宅で使用されています。

見た目も機能性もメリットいっぱい!外壁材としてタイルがオススメな理由

タイルはデザイン性が高く、さまざまな色や質感が楽しめることもあり、近年では外壁材として使用する人も増えています。ここでは、外壁としてタイルを使用するメリットを紹介します。

製品バリエーションが多彩で、自由なデザインの高級感ある外観が作れる

タイルは質感やカラー、形などのバリエーションが豊富で、さまざまなテイストの住宅に対応できます。木目や石材などほかの資材との相性もよく、組み合わせ次第で自由なデザインを楽しめるでしょう。

また、チェック柄や市松模様、グラデーションなど、タイルのカラーを工夫すれば、個性的でレトロな外観にも一新できます。「ワンランク上の高級感ある外観に仕上げたい」「デザイン性の高いオシャレな住宅にしたい」という人にもオススメです。

素材の耐久性が高く、メンテナンスの負担が少ない

多くの住宅では、建物の耐久性を保つために、一定の期間ごとに外壁リフォームを行います。外壁の種類によってメンテナンスサイクルや費用などは異なりますが、近年よく使われているサイディング材の場合、5〜15年ほどで塗り替えや張り替えリフォームが必要です。
費用相場は塗装で70万〜80万円、張り替えで100万円以上となり、比較的安く導入できる一方で、メンテナンスコストがかかりやすい側面もあります。

その点、タイルは耐久性が高く、ほかの外壁材でよくある色あせやキズ、ひび割れなどをほとんど起こしません。メンテナンス頻度は10〜15年ほどで、塗り替えや張り替えの手間がかからないことも特徴です。正しく使えば20〜30年ほど使用できるため、外壁材の中でもトップクラスの耐用年数があると言えるでしょう。

断熱性・遮音性・防火性に優れるなど、高い機能性が期待できる

タイルはほかの資材に比べて、高い機能性があります。防汚性が高く、タイル表面に付着した汚れは雨と一緒に流れ落ちるため、外観の美しさを保ちやすいでしょう。
また断熱性・遮音性・防火性などに優れており、外壁にタイルを導入すれば、より快適な住まいを作ることにもつながります。住宅の機能を高めるために、断熱材や防火性の高い塗料など、ほかの資材と組み合わせて使う人も多いようです。

一方でデメリットも?選ぶ前に知っておきたいタイルの注意点

タイルにはデザイン性やメンテナンス性、機能性などのメリットがある一方で、注意するべきデメリットもあります。ここでは、外壁にタイルを導入する前に確認したい、注意点を紹介します。

<h3>ランニングコストが低い分、初期費用は高額になりやすい</h3> 
タイルは塗り替えや張り替えなどがほとんど必要なく、お手入れの手軽さは「メンテナンスフリー」とうたわれるほど。ほかの外壁よりもランニングコストを大幅に抑えられる利点があります。

しかし、その分、設置費用は高額になりやすく、サイディングなどと比べると倍近い金額が必要です。タイルは寿命が長いため、長期的に見ればかえってコストパフォーマンスが高いと言えますが、初期費用の負担は大きいので注意しましょう。

目地やコーキング部分は定期的なメンテナンスが必要

タイルそのものは耐久性が高く、定期的なお手入れはほとんど必要ありません。しかし、タイル目地やコーキング部分などは、ほかの外壁材と同様に一定期間でメンテナンスをする必要があります。
コーキング材は5〜10年ほどで修復を行い、目地にひび割れなどが見られる場合は、併せて補修も行いましょう。費用はおおむね30万〜50万円ほどで、劣化の程度や施工範囲、タイルの施工方法などによって幅があります。

重量があるため、古い建物は耐震補強が必要になることも

ほかの外壁材と比べて、タイルには質量があります。強度の弱い住宅に使用すると、地震が起きた際、建物に負担をかけてしまうこともあるので注意しましょう。
特に、1981年より前に建てられた住宅は、現在の耐震基準を満たしていない可能性があります。そのためタイルを導入するにあたり、耐震補強が必要なケースもあります。建物が築40年以上経過している場合は、あらかじめ耐震診断を受けておくと安心です。

実際いくらかかる?外壁をタイル張りにリフォームした場合の費用目安

外壁をタイルにするメリットとは?オシャレな施工例や費用目安を一挙紹介
タイルはほかの資材に比べて、設置費用が高くなる傾向にあります。しかし、メンテナンスの費用がかからない分、上手に活用すれば長期的なコストを削減できます。
ここでは、今まで紹介した内容を踏まえつつ、外壁をタイルにリフォームした場合、どのくらいの費用が発生するのか、紹介していきます。

既存の外壁材を撤去し、タイルに張り替えるリフォームの参考単価

リフォームで外壁をタイルに変更する場合、費用目安は1万〜5万円/㎡ほどです。総額300万円以上かかるケースが多く、住宅の大きさやタイルの種類、タイルの施工方法などによっても費用は異なります。
また単価に加えて、足場の設置費用や業者の人件費、そのほか諸経費も追加される可能性があるため、注意しましょう。

サイディングへの張り替えや外壁塗装との価格差は?

サイディング材への張り替えリフォームは、170万〜360万円ほどで行えます。サイディングの種類にもよりますが、窯業系や金属系であれば、比較的安価でリフォームできるでしょう。
また、サイディング材は5〜15年ほどで外壁塗装を行う必要があり、費用は70万〜80万円ほどです。塗料の種類によってはもっと高額になることもあり、塗り替えや張り替えを行うごとに足場の設置費用や経費などもかかります。

タイルの設置費用は、だいたいサイディング材の2倍程度を目安とするとよいでしょう。しかし、メンテナンスに費用がかからない分、長い目で見るとコストを削減できます。メンテナンスコストと初期費用のバランスを見ながら、条件に合う資材を導入するのがオススメです。

タイルと外壁塗装などを組み合わせるのもオススメ!

タイルの張り替えは単価が高くなりやすいため、広範囲に施工するのが難しいという人も多いでしょう。その場合は、全面タイル張りにするのではなく、「玄関周りだけタイル張りにする」「2階部分だけ外壁塗装にする」など、ほかの工法と組み合わせるのがオススメです。
個性的な外観になりやすい派手なタイルなどでも、一部分に施工すれば、ほどよいアクセントになります。人の目に留まりやすいエクステリアや玄関付近などに使用すれば、最低限の施工で効率よく印象を変えられるでしょう。

真似したい!重厚感ある外観がオシャレな、外壁タイルの施工例5選

ここでは、全面タイル張りにリフォームした事例や、異素材と組み合わせて部分的に張り替えた事例など、さまざまな外壁タイルの施工例を紹介します。具体的なタイルの製品名にも触れますので、タイルの導入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

焼き物の風合いが、木製のドアや石のタイルにも自然と馴染むデザイン事例

まずは「LIXIL」に掲載されている、外壁タイルのリフォーム事例を紹介します。焼き物の風合いを活かしたタイル「アステルト」を複数色張り合わせ、重厚感を演出している、独特なデザインが特徴です。木製のドアや、床材のタイルとも色合いを合わせることで、異素材でもまとまりのある外観に仕上げています。

白いタイルと、シャープな金属製サイディングとの組み合わせがオシャレな事例

続いては「LIXIL」より、金属製サイディング材とタイルを組み合わせた外壁リフォーム事例です。シャープなサイディング材と、タイル「セラヴィオ K」を組み合わせ、洗練されたモダンな住宅へと改修しました。玄関周りに施した幾何学模様のタイルが、住宅全体のほどよいアクセントになっています。

玄関周りにタイルを使用。シンプルな外壁に高級感をプラスした事例

こちらは「FUJIジャパン」掲載の、部分的にタイルを取り入れたリフォーム事例です。玄関周りに「HANAタイル」を施工し、シンプルな外壁に高級感をプラス。ベーシックになりがちなモノトーンの塗装も、タイルを効果的に使用すれば華やかに仕上がります。

和風の家にも合う!黒いタイルが和モダンな雰囲気を演出している事例

「LIXIL」に掲載されている、和テイストの住宅にタイルを施工した事例です。ざらりとした肌質に加え、ニュアンスあふれる陰影も特徴の「千陶彩」を、住宅一階部分に使用しました。上品なタイルが和風デザインの住宅と調和し、モダンな高級感を演出しています。

外構とテイストを合わせた、統一感ある外観デザインが素敵な事例

最後は「KOBE TILE MAESTRO」より、外構とデザインを合わせたタイル張り替えリフォームの事例です。エクステリア含む外観のカラーを、落ち着いたブラウンで統一。その上で、外壁にはニュアンス豊かな「カルセラ」を使用しました。植物のグリーンとも相まって、温かみのあるオシャレな外観にまとめています。

タイルはデザインの幅が広く、さまざまな住宅に適応できます。また、機能性や耐久性に優れており、「ワンランク上の住宅にリフォームしたい」「上質な外壁材を導入したい」という人にはぴったりです。実際のデザインや施工内容等については、外壁リフォーム実績が豊富な「カシワバラ・コーポレーション」にぜひご相談ください。

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