【こどもDIY検定】1級バッチ検定をレポートします!

和歌山で2023年6月にスタートした「こどもDIY検定」を運営しているBOX*0(ボックスゼロ)です! 今回は1級のバッチ検定にチャレンジしているところをピックアップしてみます。

2025.01.15

『こどもDIY検定』とは
4歳~12歳までが対象の検定で
級ごとの題材をクリアしていくステップアップ式の検定です。

題材を作りながらその時に使うDIYに必要な道具について学ぶと共に
工夫してオリジナルのものを作っていくことでDIYの技術を身につけます。
検定について詳しくは以前の記事をご覧ください。

ある日の1級バッチ検定の様子

今回はその「こどもDIY検定」の中でも、今一番進んでいる子が1級バッチ検定を受けているところをピックアップしてみました。

今回の題材は『ディスプレイブックシェルフ』

取得出来るバッチはインパクトドライバー、ジグソー、針金・アイアンの3つ

材料はこのような感じに下準備を

最初に今回の工程を説明

まずは墨付け

用途に合わせて測定工具も使い分けます。

ジグソーで木材をカット

3級でノコギリは学んで使っていますが、ジグソー使用後の感想は「ノコギリよりきれいに早く楽に切れるね」と。
それぞれの良さも伝えつつ、使う工具の選択肢を増やします。

ヤスリでなめらかに

ささくれなど取りつつ、塗装のノリも良くなるように、粗さの番号も用途に合わせて選びながら使っていきます。

今回の題材は塗装後に組み立てなので先に塗装を

ステインもたくさん種類があるのでいろいろ試します

今回は初めてペーパーステインも使ってみました

ペンキは調色して自分好みの色を作りました

乾くまで少し待ちます

道具の後処理の仕方もしっかり伝えます

水性の塗料を使用しているので使用後は水につけて乾かないようにしておいて、作業後に洗います。洗った後の乾かし方など細かいことまでレクチャーします。

乾かし待ちの間にテキストを用いて座学を

いろいろ書き込みもしたテキストは大人になっても役立つかと思います。

組み立てていきますがその前に印付け

下穴を開けて(ドライバ―ドリルで)/ビスに合わせて下穴用ドリルビットのサイズも考えます

ネジをしめていきます(インパクトドライバーで)/ネジ穴に合わせてビットのサイズも選びます

薄いベニヤはこびょうで/かなづちはもうプロ並みです

アイアンのネットはタッカーでとめます

アイアンバーを取り付けます

アイアンバーは建設現場で使われる番線を使っています。比較的安価ですし、ペンチなどでカットすることができ加工しやすく、雰囲気も良いのでインテリア雑貨作りの時にはとても便利です。
今回はブックストッパーとして利用しました。

組み立て完了!ステンシルも施して完成です

取得したバッチはバッグに付けて

1級のバッチ検定を受けるころには、たくさんのバッチを取得しているので、バッグにもたくさんバッチがついています。
自分が今までどのくらいのことを学んできたか一目で見ることができるので自信にもなるかと思いますが、なによりもバッチを集めるのって純粋に楽しいですよね!
自分の好きな色をと調色にもこだわり、板1枚ずつ色の塗り分けをするなど工夫もしていましたし、高度な電動工具も器用に使いこなすなど、今回も頑張りました!

1級本検定受験に向けて

1級のバッチ検定で必須のバッチを取得出来たら、いよいよ1級本検定の受験です!
こどもDIY検定の集大成となる1級本検定は2級までとは違って2日にかけて行います。
実技は決まった題材もありますが、オリジナルで題材を考えることも選択できます。いずれの場合も下準備から自分自身でやってもらいます。
学科も選択式の問題だけでなく、記述式の問題もあるなど、難易度はとても高いですが。
およそ2年間かけてほぼ毎月学んできたことはしっかり身についているはず!
1級の本検定合格を目指して、残りのバッチ検定も頑張ってね。

WRITTEN BY

岡本ともか

Japan

和歌山市で、セルフリノベーションしたレンタルスペース『BOX*0(ボックスゼロ)』を運営しています。新たにスタートするオリジナルの子供向け検定【こどもDIY検定】について発信します。