和歌山発!“こどもDIY検定”始まります!検定の仕組みや目的とは?
和歌山で6月にスタートするこどもDIY検定を運営しているBOX*0(ボックスゼロ)です! こどもDIY検定の準備段階から、子供たちがどのように検定に取り組んでいくか、その過程をお届けします。
公開日 2023.06.13
更新日 2023.06.13
「こどもDIY検定」のねらいは前回お伝えしましたが、
こどもDIY検定は具体的にどのような検定なのかについて今回はお話させていただきます!
何歳から受験できるの?
まず対象の年齢は、4歳~12歳の小学生以下の子供達です。
「DIYなんてこんな年齢だけど大丈夫?!」と思われるかと思いますが
4歳でも出来ることから始めます。4歳からでも知っていて欲しいことから始めます!
どんな子供もまずは4級からスタートし、→3級→2級→1級と進級していく形です。
4歳でも出来ることから始めます。4歳からでも知っていて欲しいことから始めます!
どんな子供もまずは4級からスタートし、→3級→2級→1級と進級していく形です。
またそれぞれの級に年齢制限を設けているので、「4歳の子が1級を受ける」ということはありません。
年齢に合わせてゆっくりと力(スキル)を身につけていって欲しいので、そのような形にしています。
“じっくりスキルを身につける”ということを大切にしているので、検定の方法には工夫を凝らしました。
年齢に合わせてゆっくりと力(スキル)を身につけていって欲しいので、そのような形にしています。
“じっくりスキルを身につける”ということを大切にしているので、検定の方法には工夫を凝らしました。
どのように学ぶのか
4級から受験がスタートと言いましたが、急に受験と言われても不安だと思います。
実は検定には【バッチ検定】と【本検定】というものがあります。
まずはみんな【バッチ検定】を受験してもらいます。
実は検定には【バッチ検定】と【本検定】というものがあります。
まずはみんな【バッチ検定】を受験してもらいます。
じっくりスキルを身につける!まずはバッチ検定
例えば4級のバッチ検定。
このようなカリキュラムがあり、3パターンの受験題材を準備しています。
このようなカリキュラムがあり、3パターンの受験題材を準備しています。
4級のバッチ検定
カリキュラムは主に工具・道具の名前が並んでいますが、これらを実際使用しながらモノを作ります。
作りながらその特徴や正しい使い方、DIYにどう生かしていくのかなどなどを伝えていきます。
学んだ事に関してはテキストも都度渡していくので、後からもしっかり復習が出来るようにしています。
”実際きちんと学んだよ”という目印として、学び終わった後に、テキストには花丸のシールを貼り、それぞれのカリキュラムをモチーフにした「バッチ(缶バッチ)」も用意しています。
作りながらその特徴や正しい使い方、DIYにどう生かしていくのかなどなどを伝えていきます。
学んだ事に関してはテキストも都度渡していくので、後からもしっかり復習が出来るようにしています。
”実際きちんと学んだよ”という目印として、学び終わった後に、テキストには花丸のシールを貼り、それぞれのカリキュラムをモチーフにした「バッチ(缶バッチ)」も用意しています。
工具などをモチーフにした缶バッチ
カリキュラムに記載しているバッチを全て揃えることが出来たら【本検定】にチャレンジ出来るのですが、1つの題材を受けただけではバッチが全部揃いません。
4級で言うと、最短で2つの題材を受験(バッチ検定を受験)するとバッチが全部揃うことになります。バッチが揃うように受けたいものを選んで受験してもらいます。
最短ではなく受けたいものを全部受けてくれてもOKです。
というのも実は、このバッチ検定の題材ですが、こども部屋にぴったりなインテリア雑貨が作れるので、全部揃えるのもいいかもです♪
4級で言うと、最短で2つの題材を受験(バッチ検定を受験)するとバッチが全部揃うことになります。バッチが揃うように受けたいものを選んで受験してもらいます。
最短ではなく受けたいものを全部受けてくれてもOKです。
というのも実は、このバッチ検定の題材ですが、こども部屋にぴったりなインテリア雑貨が作れるので、全部揃えるのもいいかもです♪
ブックシェルフやチェアなど実用的なものを作ります
スキルはしっかり身についたかな?次は本検定!
【本検定】の内容ですが、1つの題材を作るという「実技」と、学んだカリキュラムの理解度をはかる「学科」の両方を受けてもらうことになります。それに合格すると晴れて4級取得!となります。
そしてまた3級のバッチ検定を受験し、カリキュラムを全て取れたら3級の本検定・・・と繰り返していくのです。
そしてまた3級のバッチ検定を受験し、カリキュラムを全て取れたら3級の本検定・・・と繰り返していくのです。
合格の証、1~4級の級バッチ
検定に取り組む過程では、それぞれの題材で重複してカリキュラムを学ぶようになっています。
一度だけでなく二度三度と学ぶことでその都度何度も復習となり、“しっかりじっくり”身につけていくことが出来ます。
1級になった時、何を使ってどんなDIYが出来るようになっているのか、子供達自身も保護者の方も楽しみにしてもらいたいなと思います。
一度だけでなく二度三度と学ぶことでその都度何度も復習となり、“しっかりじっくり”身につけていくことが出来ます。
1級になった時、何を使ってどんなDIYが出来るようになっているのか、子供達自身も保護者の方も楽しみにしてもらいたいなと思います。
もう1つの仕組み
こどもDIY検定には、【バッチ検定】【本検定】の他に【課外授業】も設けています。
「木材、その他勉強、会社見学、空き家再生、職人さんの仕事」という5種類の課外授業です。
3級以上の本検定を受験する際には、この課外授業も必要回数受けておく必要があります。
これは前回にお話しさせていただいたように、子供達が地元の人や材の良さを知る貴重な機会にもなりますし、未来の地元の人材育成にも繋がるかと思っています。子供達とっては将来の選択肢を増やすことになれば良いなとの思いで取り組んでいます。
DIYの技術だけを身につけるのではない取り組みです。
「木材、その他勉強、会社見学、空き家再生、職人さんの仕事」という5種類の課外授業です。
3級以上の本検定を受験する際には、この課外授業も必要回数受けておく必要があります。
これは前回にお話しさせていただいたように、子供達が地元の人や材の良さを知る貴重な機会にもなりますし、未来の地元の人材育成にも繋がるかと思っています。子供達とっては将来の選択肢を増やすことになれば良いなとの思いで取り組んでいます。
DIYの技術だけを身につけるのではない取り組みです。
地域や仲間が子供達の成長を支える!
それにプラスして、検定の際の材料などは地元企業様等からご提供頂いているものもあります!
材料の提供だけでなく、会社や現場を見学させて頂ける会場としてのご協力や、講師としての職人さんのご協力、スポンサーとして協賛金や寄付のご協力を頂いて、課外授業は成り立ちます。
地元の企業・団体・個人の方々にご協力やご協賛をいただくことで、子供たちの味方を地元に増やすことを目的としています。
材料の提供だけでなく、会社や現場を見学させて頂ける会場としてのご協力や、講師としての職人さんのご協力、スポンサーとして協賛金や寄付のご協力を頂いて、課外授業は成り立ちます。
地元の企業・団体・個人の方々にご協力やご協賛をいただくことで、子供たちの味方を地元に増やすことを目的としています。
ご提供いただいた木材(端材)
生地や綿などの材料をご提供していただき、スポンサーとしてご協賛もしていただいた地元企業様
協賛して頂いた方々には特典も用意しているのですが、その1つが子供達が製作した「木製キーホルダー」です。
これを持っている大人が子供たちの味方だと認知されるようになれば良いなと願っています。
これを持っている大人が子供たちの味方だと認知されるようになれば良いなと願っています。
子供達の手作りキーホルダー
こどもDIY検定はこのような形で6月よりスタートを目指しています。
とはいえ受験してくれる子供がいないと成り立たないので、プレイベントやキャラクター募集などで周知をはかっていきます♪
その様子はまた次回に。
とはいえ受験してくれる子供がいないと成り立たないので、プレイベントやキャラクター募集などで周知をはかっていきます♪
その様子はまた次回に。
WRITTEN BY
Japan
和歌山市で、セルフリノベーションしたレンタルスペース『BOX*0(ボックスゼロ)』を運営しています。新たにスタートするオリジナルの子供向け検定【こどもDIY検定】について発信します。
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https://www.instagram.com/box0.920