リビングに開放感!憧れのウッドデッキ施工例と気になる費用
新築やリフォームで人気の「ウッドデッキ」の魅力についてご紹介します。ウッドデッキの種類と特徴をタイプ別に解説。業者に依頼する場合とDIYで設置する場合との違いや、施工費用の目安も把握できます。オシャレな施工例を参考に、憧れのウッドデッキを暮らしに取り入れましょう。
公開日 2020.07.05
更新日 2022.01.07
INDEX目次
ウッドデッキで整えられた魅力的な空間は、多くの方にとって憧れです。庭やベランダにウッドデッキを設置するだけで、ワンランク上の華やかな雰囲気が演出できます。お子さまやペットを遊ばせたり、テーブルや椅子を置いてカフェ風にしたりと、楽しみ方はいろいろです。最近では、施工業者に依頼するだけでなく、DIYできるウッドデッキの簡易キットも登場しているので、以前よりも取り入れやすくなっています。
そんなウッドデッキの魅力について、種類や特徴とともにご紹介します。気になる費用の目安や、オシャレで個性的な施工事例もご覧になれますので、ぜひ参考にしてください。
そんなウッドデッキの魅力について、種類や特徴とともにご紹介します。気になる費用の目安や、オシャレで個性的な施工事例もご覧になれますので、ぜひ参考にしてください。
憧れのウッドデッキがある暮らしには魅力がいっぱい!
ウッドデッキのある家はとてもオシャレで憧れの的ですよね。「マイホームでウッドデッキのある暮らしを実現したい」という人も多いのではないでしょうか。家の中と外が一体に感じられ、狭いリビングを広げて開放的にしてくれるなど、メリットが大きいのもウットデッキに憧れる理由の一つ。庭を上手く活用すれば、オシャレな二つ目のリビングが出来上がります。そんなウッドデッキの魅力について詳しく見ていきましょう。
中と外の一体感で広さが生まれる
ウッドデッキは、外と中を自然な形でつなぐ役割を果たし、リビングや部屋の狭さを解消してくれるのがメリット。ウッドデッキをお部屋につなげて設置すると、家の中にいながら屋外と一体となったような気分が味わえます。特に、大きな開口窓をつけて出入りしやすくすると、より魅力的な開放感のある空間の完成です。
ウッドデッキの木のぬくもりを感じながら庭を楽しめて、家にいながら季節を体感できるのも嬉しいポイント。例えば、中庭に続くウッドデッキでバーベキューをしたり、テントを張れば自宅でキャンプ体験も可能です。フェンスなどの目隠しがあればプライバシーも保たれ、屋根を付ければ雨の心配もいりません。外だけどプライベート空間、その贅沢さがウッドデッキの醍醐味でしょう。
ウッドデッキの木のぬくもりを感じながら庭を楽しめて、家にいながら季節を体感できるのも嬉しいポイント。例えば、中庭に続くウッドデッキでバーベキューをしたり、テントを張れば自宅でキャンプ体験も可能です。フェンスなどの目隠しがあればプライバシーも保たれ、屋根を付ければ雨の心配もいりません。外だけどプライベート空間、その贅沢さがウッドデッキの醍醐味でしょう。
第二のリビングができる
お部屋から簡単に出入りできるウッドデッキがあることで、アウトドア気分を手軽に楽しめるだけでなく、生活面での利便性も上がります。リビングからフラットにつながった空間は「アウトドアリビング」として活用できるのがポイント。洗濯物を干すスペースが増えるのはもちろん、布団などの大きめの物を日に当てたい時も、広さに余裕があるため家事がスムーズに進みます。
また、デッキにつながるリビングからは視線が外に抜けやすいため、実面積以上の広さを感じられます。開口部をフルオープンサッシにすれば、さらに内と外がシームレスにつながり、リビングは一層開放的で伸びやかになります。ウッドデッキに段差をつけて階段状にすれば、直に腰掛けることも可能。食事やおやつを楽しんだり、読書を満喫したり、家族でのリビングの楽しみ方をどんどん拡張してくれるのが、ウッドデッキの魅力です。
また、デッキにつながるリビングからは視線が外に抜けやすいため、実面積以上の広さを感じられます。開口部をフルオープンサッシにすれば、さらに内と外がシームレスにつながり、リビングは一層開放的で伸びやかになります。ウッドデッキに段差をつけて階段状にすれば、直に腰掛けることも可能。食事やおやつを楽しんだり、読書を満喫したり、家族でのリビングの楽しみ方をどんどん拡張してくれるのが、ウッドデッキの魅力です。
ペットやお子さまとの相性も抜群
日常の暮らしの中にウッドデッキを取り入れることで、日差しや外の空気を手軽に楽しめます。ウッドデッキの木の風合いとぬくもりは、優しさと安心感を与えてくれるので、お子さまやペットを思いっきり庭で遊ばせたいという願いも、ウッドデッキがあれば叶えられますね。
家の中から裸足のまま外に出られるのも、ほかではできない楽しみの一つ。窓を折りたたみ式の全開口タイプにすれば、開放感が増すだけでなく、窓にぶつかる心配もなくて安心です。水に強いタイプのデッキ材を選ぶことで、夏はビニールプールで水遊びも楽しめます。日が沈んでからは、ウッドデッキで涼しい風に吹かれるのもオススメ。夜空を観察したり虫の音を聞いたりと、家族みんなのくつろぎの時間を実現できるでしょう。
種類によって違うウッドデッキの特徴
新築でもリフォームでも、ウッドデッキを設けるプランが人気です。ウッドデッキは、船の甲板(かんぱん)のように木材で平らに作られたエリアのことで、地面から高さを設けてあります。床板を支える土台部分には「束」や「大引き」「根太」と呼ばれる木材が組まれています。ウッドデッキの素材には、大きく分けて「樹脂木(人工木)」と「天然木」の二つのタイプがあります。耐久性やお手入れのしやすさ、天然の素材感など、それぞれ特徴が異なるため、デッキスペースや価格も含め、優先順位をはっきりさせて選ぶことが大切です。
樹脂木(人工木)のウッドデッキ
via www.lixil.co.jp
ウッドデッキ材として人気の樹脂木は、環境に配慮された再生木です。木片などの廃材と、再生プラスチックで成型加工された素材で作られており、均一性と耐久性の高さが特徴。天然木に近い風合いや質感のものも多く、好みの色味やデザインにも柔軟に対応できます。
腐食しにくく色褪せない、ささくれや割れも生じにくく、シロアリなどの害虫に侵されないなど、耐久性の高さに特化した素材のため、メンテナンスが簡単なのが最大のメリット。土などの日常的な汚れは水で洗い流し、落ちにくい汚れは洗剤や漂白剤を用いることもできます。傷が付いたら紙やすりでこするなどして目立たなくすることも可能です。また、均一性に優れ、比較的簡単に加工できるように工夫されているので、DIYにも最適な素材と言えます。防腐処理やシロアリ対策の薬剤が塗られることもないので、お子さまやペットを遊ばせても安心です。
耐久性の高さと使い勝手のよさ、屋外使用の利点が多い樹脂木は、ウッドデッキ素材として主流となっています。
腐食しにくく色褪せない、ささくれや割れも生じにくく、シロアリなどの害虫に侵されないなど、耐久性の高さに特化した素材のため、メンテナンスが簡単なのが最大のメリット。土などの日常的な汚れは水で洗い流し、落ちにくい汚れは洗剤や漂白剤を用いることもできます。傷が付いたら紙やすりでこするなどして目立たなくすることも可能です。また、均一性に優れ、比較的簡単に加工できるように工夫されているので、DIYにも最適な素材と言えます。防腐処理やシロアリ対策の薬剤が塗られることもないので、お子さまやペットを遊ばせても安心です。
耐久性の高さと使い勝手のよさ、屋外使用の利点が多い樹脂木は、ウッドデッキ素材として主流となっています。
天然木のウッドデッキ
via www.ex-shop.net
天然木のウッドデッキは、それぞれの樹が持つ自然な素材感が一番の魅力です。風合いや肌触り、質感などは天然木ならではのもの。中でも、軽量で加工しやすく耐久性に優れ、雨や熱による寸法の狂いが少ない「ウェスタンレッドシダー(米・カナダ杉)」は、デッキに適した素材としてよく使われています。また、材質の密度が非常に高い「イペ」は、木目の美しさや耐腐朽性に優れている点から、公共の施設などで多用される素材です。「ウリン」も耐水性が高く、加工したあとでも歪みの少ない点が人気です。
天然木は、さまざまなデザインや複雑な構造でも加工しやすい点もメリットと言えます。価格面では高級素材が主流を占めますが、実は価格幅が大きく、安価な天然木も多く出回っています。一方、雨風にさらされると腐食が進みやすいのが弱点です。そのため、防腐剤などを注入して耐久性を高めた素材も登場しています。
天然木の場合、できるだけ長く持たせるにはメンテナンスが必要です。日常のお手入れでは、デッキブラシで土や砂ぼこりを掃除したり、生えてきたコケを落したりして通気性をよくすること、鉢植えなどの水気のある物を同じ場所に置いたままにしないことが重要。また、素材に合わせて塗装を行うなど、こまめなメンテナンスを施すことで、耐用年数が違ってきます。
天然木は、さまざまなデザインや複雑な構造でも加工しやすい点もメリットと言えます。価格面では高級素材が主流を占めますが、実は価格幅が大きく、安価な天然木も多く出回っています。一方、雨風にさらされると腐食が進みやすいのが弱点です。そのため、防腐剤などを注入して耐久性を高めた素材も登場しています。
天然木の場合、できるだけ長く持たせるにはメンテナンスが必要です。日常のお手入れでは、デッキブラシで土や砂ぼこりを掃除したり、生えてきたコケを落したりして通気性をよくすること、鉢植えなどの水気のある物を同じ場所に置いたままにしないことが重要。また、素材に合わせて塗装を行うなど、こまめなメンテナンスを施すことで、耐用年数が違ってきます。
どれくらいかかる?ウッドデッキ施工費用の目安
実際にウッドデッキを施工しようとした場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?ウッドデッキの価格は、使用する木材の種類や形、設置場所の状態と面積などによって変わります。業者に依頼する場合とDIYで設置する場合、それぞれの費用の目安についてご紹介します。
施工業者に依頼する目安の費用
ウッドデッキのリフォームを施工業者に依頼した場合にかかる費用は、人工木で1㎡あたり2万5000〜3万5000円が相場です。天然木では、頑丈さが人気の「ハードウッド」と呼ばれるウリン材やイペ材で、1㎡あたり3〜4万円ほどです。つまり、約10㎡(約3坪)のウッドデッキを新設したい場合は、材料費・工事費を含めた合計で25万〜40万円くらいの金額になります。
ウッドデッキ専門の施工業者に依頼することで、基礎工事をしっかり行ってもらえるので、完成後に安全面での心配がない点は大きなメリットです。また、ウッドデッキの形状や大きさ、デザインなども豊富なパターンの中から選べるので、納得のいく希望のものが見つかりやすいという利点もあります。
ウッドデッキ専門の施工業者に依頼することで、基礎工事をしっかり行ってもらえるので、完成後に安全面での心配がない点は大きなメリットです。また、ウッドデッキの形状や大きさ、デザインなども豊富なパターンの中から選べるので、納得のいく希望のものが見つかりやすいという利点もあります。
DIYで設置する目安の費用
DIYでウッドデッキを設置する場合の費用は、主に床板・幕板などのデッキ材、基礎や土台部分、接続用の金具、塗料などの材料費です。これらを合わせた1㎡あたりの費用は、1万5,000〜2万円ほどです。したがって、約10㎡(約3坪)のウッドデッキをDIYする場合、15万〜20万円くらいの費用がかかると見ておきましょう。なお、ウッドデッキを簡単にDIYできる組立てキットを利用できたり、予算や進捗に合わせてパーツを買い足したりすることもできます。
DIYの場合は、自分で作る楽しみや実際に使用した時の喜びが格別でしょう。ただし、設置場所の土台として「束石」や「束柱」などの基礎を整えておかないと、傾いたり壊れたりする原因になります。また、さまざまな施工道具が必要になることから、追加費用が発生するかもしれません。
DIYの場合は、自分で作る楽しみや実際に使用した時の喜びが格別でしょう。ただし、設置場所の土台として「束石」や「束柱」などの基礎を整えておかないと、傾いたり壊れたりする原因になります。また、さまざまな施工道具が必要になることから、追加費用が発生するかもしれません。
夢が広がる!オシャレなウッドデッキ施工例
ここでは、実際の施工例をご紹介します。ウッドデッキの特徴、全体のイメージなど、オシャレな空間に仕上げる参考情報も合わせて解説します。
高さを揃えて大空間!外からの視線カットのウッドデッキ
via roomclip.jp
和風住宅の掃き出し窓付近に設置されたこちらのウッドデッキは、Room Clipに掲載されているToraziさんの事例です。窓の前に段差がないため、庭への出入りが簡単です。目隠し用のウッドフェンスも、ほどよい高さで抜け感があり、視界に圧迫感がないので開放的な広がりを感じられます。フェンスを取り囲むように配置されたグリーンインテリアが差し込む日差しをやさしく包み込み、ウッドやテラコッタカラーの自然な風合いとベストマッチ。ガーデニングをより楽しめて、訪れた人も爽やかな気分にしてくれるウッドデッキです。
まるでリビング!グルメも楽しめる大きなウッドデッキ
via roomclip.jp
RoomClipからピックアップしたchocoさんのウッドデッキは、オシャレなアウトドアリビングを実現させたもの。カフェのようなテーブルとソファに、グリーンがほどよく配置され、まるで憧れの海外インテリアのようです。あえて天井を作らず天蓋にすることで、ソファをはじめ一体感のあるインテリアコーディネートを実現しています。リビングのサッシ窓を開放すれば、フラットな床でつながる広い空間の出来上がり。ランチを楽しんだり、友人を招いてお茶会をしたりと、オーナーがグルメをふるまえる絶好のシチュエーションです。こんなウッドデッキに招かれたら、自宅にも欲しくなってしまう憧れのセカンドリビングです。
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Japan
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