まだチャイム式?ワイヤレスドアホン、実はDIYでも設置できちゃいます

28歳で福岡へ移住し、築40年の物件をセルフリノベーションしながら生活。その様子をブログメディア「DIY MAGAZINE」で公開しているセーチです。2軒目3軒目に続いて、築50年の戸建て(4軒目)をリノベーションしてきた過程をお届けします。

公開日 2023.06.07

更新日 2023.06.07

まだチャイム式?ワイヤレスドアホン、実はDIYでも設置できちゃいます

セーチのリノベ記録 4軒目

祖父母の物件をセルフリノベーションしつつ、インテリアなどを作っているセーチです。

今までのDIY経験を活かして、関西の築50年空き家をセルフリノベーションして住むことにしました。
古い家のリノベーションを検討している方、築古の家がどんな風に変わっていくのか気になる方の参考になるよう、シリーズでお伝えしていきます。

今回は電池タイプのドアホン設置とブラインド設置、その他水回りの作業です。

前回の記事はこちら

電池タイプのドアホンを取り付ける

築古の家でもインターホンの線があるものですが、この家には線が見当たりませんでした。
さすがにインターホンが無いと困るので、電池で稼働するタイプのドアホンを購入しました(VL-SGZ30K)。

一般的なモニター付きドアホンは、壁の中に配線を通して玄関と室内を接続します。
この家は壁を解体せずにリフォームしたので、配線を壁の中に仕込むことができませんでした。
なので、電池で稼働するタイプを購入しホームユニットとWi-Fiを接続して使えるように設定します。

室内のモニターはコンセントに差し込んで使え、外に設置するワイヤレス玄関子機は単三電池6本で起動します。今回、2階にいても対応できるように、ホームユニット付きを購入しました。
室内のモニターはコンセントに差し込んで使え、外に設置するワイヤレス玄関子機は単三電池6本で起動します。諸々の設定が終わったら、動作確認。
モニター位置は、冷蔵庫横と悩みましたが、玄関に近いキッチンシェルフの上に設置しました。
録画と音声とカメラの向きの動作を確認したら、玄関に取り付けます。

今回、2階にいても対応できるように、ホームユニット付きを購入しました。
モニター機と玄関子機をホームユニットに接続することで、専用のアプリケーション「ホームネットワーク」をインストールしたスマートフォンで外出先でも来訪者に応対ができます。

築古の家で、チャイム式インターホンを交換したい方におすすめの製品です。

脱衣所に洗濯干しワイヤーを設置

この家の階段は鋭角で、ほぼはしごのような作り。
洗濯する度に2階に昇り降りするのが大変で嫌なので、脱衣所に物干しワイヤーを取り付けて洗濯物を干せるようにします。購入した製品は(室内物干しワイヤー pid 4M)。
洗面所が狭いので、使わない時は納められるワイヤータイプを選びました。
デザインがシンプルであまり目立たず、白色で他の家具家電とも合わせやすいです。
脱衣所を作っている時から、これを付けようと考えていて、予め壁裏に木がくるように作っていました。付属品でビスが付いているので、本体と反対側に受けを取り付けます。
個人的にはもう少し高い位置に取り付けたかったのですが、リビング側の壁が砂壁+石膏ボード壁なので、裏地に敷居がある箇所に固定金具がくるように取り付けています。
固定し終わったらワイヤーを伸ばして先端を反対側に固定。
大量には干せませんが、1日2日ぶんであればこれで十分。2階に上がらずに脱衣所で洗濯物が乾かせるのは楽で良いですね。大きい物や重たいものはリビングの梁を使って乾かすつもりです。

トイレットペーパーホルダーを取り付ける

この家はトイレがかなり狭いので、トイレットペーパーホルダーを取り付ける位置に気を遣います。
初めはトイレットペーパーを右から差すタイプの1連タイプにしようと思ってましたが、2連の方が何かと便利だと思い変更しました。色は白いアイアンに薄いナチュラルの天板。(天板は蜜蝋などで保護した方がよさそうです)

水平器を当てて平行になるよう確認。
タンクと壁の位置を考えてトイレットペーパーが入るギリギリの位置に取り付けます。

押入れ窓枠にウッドブラインドを取り付ける

階段下の押入れに、桐のウッドブラインド(ヴィンテージブラウン)を取り付けます。
オーダーブラインドなので、注文時にサイズと長さを調整できます。

最初は、押入れを隠すのに玄関に取り付けたものと同じオーダーカーテンを設置していました。
しかし、入り口部分が全体的にヒラヒラして部屋のイメージに全然合っていなかったので、サイズをオーダーしてウッドブラインドに変更しました。
1階は薄い色で揃えているのでミディアムブラウンやバニラ色にしようかと思いましたが、少し濃いくらいの方が引き締まって見えるかなと思いヴィンテージブラウンを選んでいます。

注文時にいろいろとオプションをつけられるのですが、押入れは基本閉じたままなので、ブラインドのオプションは付けませんでした。枠に合わせて設置すると見た目良いですね。
2階のブラインドも同じ製品を使おうと思います。
2階の窓には、前の物件でも使ったニトリのカーテンレールを付けてみました。
部屋の家具に合わせてウォルナット色を取り付けています。

カーテンを付けてみた感想は、窓が出っ張る感じで部屋に合っていない・・・窓も小さいので、前にでるカーテンレールが合わないと分かりました。

寝室側にも同じカーテンレールを取り付けてました。
寝室側は天井付近に取り付けたのですが、押入れのロールスクリーンに干渉してしまい、ロールスクリーンが動かなくなってしまったので諦めました。

見た目をスッキリさせるには、窓の内側にレールを取り付けるしかなさそうです。
両部屋ともカーテンは合わないことが分かったので、窓のサイズに合わせてウッドブラインドを取り付けようと思います。
ウッドブラインドの設置が完了。
机や棚とウッドブラインドの色味を合わせることができ、カーテンよりもまとまったように感じます。家具の色に合わせてウッドブラインドの色を変えるとよさそうです。

靴箱はIKEAの「ノールドシーサ」

玄関に靴箱を設置したいのですが、砂壁で壁に固定ができないので、IKAEの「ノールドシーサ」を使う事にしました。壁紙を張り替えることしかできなかったので柱がむき出し。少し和の雰囲気が残っているので、この空間に合いそうなIKAEの「ノールドシーサ」を選びました。(横幅1200mm 高さ1860mmの大きいタイプ。)玄関の横幅が1200mmなのでピッタリ収まります。

個人的には左側にハンガー掛けがついている高さ1230mmの小さいノールドシーサが良かったのですが、ロングコートが掛けられない点と、靴の量を考えて大きい方にしました。
ノールドシーサは靴箱用ではないので棚が広め、棚の中で靴を重ねられるように台を追加した方がよいです。

玄関の靴箱をどうにかしたいと思っている方は、一度規格品の棚を置くことも検討してみてください。


※作業内容を動画にしています。

カーテン選び失敗|ドアホン設置|洗濯物干しワイヤー|階段照明【築50年戸建てDIY】#30

これから古い家のリノベーションを検討している方、築古の家を検討している人の参考になるようなシリーズ。タグに「セーチのリノベ記録 四軒目」とつけているので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。ぜひ参考にしてくださいね。

セーチ

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セーチ

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DIYのブログ『DIY MAGAZINE』を運営。福岡在住の28歳です。物件をセルフリノベーションしていく過程とDIYに関する情報を発信しています。