IKEAの“ALEX”が超便利!既製棚を活用して作る壁一面のPCデスク

28歳で福岡へ移住し、築40年の物件をセルフリノベーションしながら生活。その様子をブログメディア「DIY MAGAZINE」で公開しているセーチです。2軒目3軒目に続いて、築50年の戸建て(4軒目)をリノベーションしてきた過程をお届けします。

公開日 2023.05.15

更新日 2023.05.15

IKEAの“ALEX”が超便利!既製棚を活用して作る壁一面のPCデスク

セーチのリノベ記録 4軒目

祖父母の物件をセルフリノベーションしつつ、インテリアなどを作っているセーチです。

今までのDIY経験を活かして、関西の築50年空き家をセルフリノベーションして住むことにしました。
古い家のリノベーションを検討している方、築古の家がどんな風に変わっていくのか気になる方の参考になるよう、シリーズでお伝えしていきます。

今回は2階の壁一面に机を取り付ける作業です。

前回の記事はこちら

机を設置する場所

元々和室だった2階が、前回の壁紙貼り作業で洋室に生まれ変わりました。
2階は寝室と書斎で使う予定で、画像右の部屋が書斎になります。
今回、右側の壁一面に作業環境を作りたいと思います。

机の天板に使う集成材

天板に使う板をホームセンターで購入してきました。(長さ4200mm、厚み25mm、幅600mmの集成材)
4200mmだと搬入できないので、長さ2500mmにカットして使います 。
残り1700mmの集成材は、別の家具で使う予定です。

当初はIKEAの脚を使うので、天板もIKEA製にしようかと考えていましたがサイズが合わず断念しました。(2000mm×60mm×38mm 5,999円のテーブルトップ、ラグカプテン)
「ヤスリホルダー YH-75」にカットしたヤスリ(#320)をセットし天板全体を綺麗にしていきます。
※#320のヤスリは、粗め、中目、細めの中で細めの部類に入り、#320~#800の細めは、仕上げや表面磨きなどに使用されます。

表面全体を削ったら、角を落として手触りが良くなるよう仕上げます。
表面の木屑をウエスで拭き取ったら塗装の準備完了です。

天板をウォールナットに塗装

「WATCOオイル ミディアムウォルナット 」で全体を塗装します。
壁、床、天井を同系色でまとめたので、家具は濃い色で仕上げて目立たせようと思います。
※ワトコオイルは主に亜麻仁油をベースとした木材専用の油性塗料、木の内部にゆっくり浸透し、湿度を保ちながら木の良さや美しさを引き出してくれます。

ウエス(布)で表面に残っている浸透しきれない塗料を拭き取り1時間程乾かします。
2回目は# 400の耐水ヤスリを使ってウエット研磨で仕上げます。
塗布量は一回目の1/3~1/4程度で薄く塗布、表面に残った塗料を完全に拭き取ったら裏面も同じように仕上げます。

乾かしている間に棚を組み立てる

乾燥するまで24時間以上必要なので、その間に脚になるIKEAの「ALEX アレクス 67×66 キャスター付き」を組み立てます。

30㎏以上あるのでめちゃくちゃ重いです。
竹の脚をワトコオイルで塗装して36×70のALEXと合わせようと思っていましたが、36×70のALEXが在庫切れで入荷日も分からなかったので、案を変更し67×66のキャスター付きALEXを使う事にしました。

サイズと値段とデザインをいろいろと考えた結果、集成材と「67×66 ALEX」の組み合わせになりました。
反対側の土台は、ALEXと同じ高さの四角い脚を使います。(下穴を開けて固定。)
天板より脚の奥行きの方が大きいので、少しはみ出してしまいまが、モニターアームを付ける時、壁から少し離さないといけないので問題無しと判断しています。

IKAE「アレクス」に2.5mmシナベニヤ板を貼ってアレンジDIY

このままでも良いのですが、ALEXの扉に2.5mmのシナベニヤを貼ってデザインを合わせます。
600×900mmのシナベニヤ(800円)を扉サイズにカットして天板と同じ色にする予定です。

シナベニヤは厚さ2.5mmなので、カッターで簡単に切り分けられます。
切れ目で折り曲がるまで何回か刃を通すと、パカッと折れます。

ベニヤ板を1日置いて乾かしたら、「両面テープ 幅15mm 厚み0.1mm」の両面テープでシナベニヤを貼り付けます。ボンドで固定しようと思ってましたが、貼った後に修正がきかないと思い、まずは両面テープで貼ることにしました。

壁の棚に合わせて天板をダークウォルナットに塗り直す

無印良品の壁に付けられる家具棚(ウォルナット)を取り付けたら、濃い色の方が部屋に合っていたので、天板を色の濃いダークウォルナットで上塗りします。
全体に塗料を塗り、耐水ヤスリで研磨したら、余った塗料を拭き取り1日置いて乾かします。
引き出しに貼ったベニヤ板もダークウォルナットで塗り直しました。

引き出しのアクセントにステンレス キャビネットハンドル「全長:127mm 直径:12mm」を取り付けます。
引き出しの引っ掛ける箇所は130mmだったので、一番近い127mmのハンドルを選んでいます。(もう少し大きくても良かったかなと思いました)

中心にくるようサイズを計り(右端から280mm、356mm)下穴を開けてハンドルを固定します。
残りの引き出しにもハンドルを取り付けたら完成です。

IKEAのALEXをアレンジして作った壁一面の机

書斎として使う淡い色でまとめた部屋にダークウォルナットの濃い家具が主張していて良い感じです。
ウォールナットに白い脚が合うか少し不安でしたが、引き出しのゴールドがアクセントになって綺麗にまとまりました。

奥行きはモニターアームを取り付けたので680mmになりました。
横幅を2500mmにしたので広々と使えます。

今回は部屋に合わせて2500mm幅で作りましたが、2000mm幅でも十分だと思うので、IKEAの天板とALEXで机を作ってみてください。

※作業風景を動画にまとめています。

最高の作業環境!IKEAの棚ALEXで作る壁一面のPC机【築50年戸建てDIY】#28

これから古い家のリノベーションを検討している方、築古の家を検討している人の参考になるようなシリーズ。タグに「セーチのリノベ記録 四軒目」とつけているので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。ぜひ参考にしてくださいね。

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セーチ

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DIYのブログ『DIY MAGAZINE』を運営。福岡在住の28歳です。物件をセルフリノベーションしていく過程とDIYに関する情報を発信しています。