【こどもDIY検定】2級や1級はますます本格的に

和歌山で2023年6月にスタートしたこどもDIY検定を運営しているBOX*0(ボックスゼロ)です! 現在2年目に入り、子供たちは単なるものづくり以上の技術を学んでいます。

2024.11.02

「こどもDIY検定」がスタートし1年半近く経ちましたが、2級も経て1級のバッチ検定に進む子も数名でてきました!
今のところ材料は概ね切って下準備していますが、組み立てていく工程~完成させることを、級が進むと比較的子どもたちが主体的に取り組んでいます。
工程が多くなったり、使う工具が本格的なもので複雑になったりしてくるので、思い通りにいかないことや失敗も出てきますが、集中力も身についてきて、忍耐強く工夫して取り組んでいるため、ずいぶんと思考力が鍛えられているような気がします。

カンナで面取りをして自分の納得いく形に。 とても集中しています!

同じネジをしめる作業でも、道具を変えてその特性を体感する体験もしているので、作るものによって道具を選別する力も身についてきています。
それがなんとなく自信につながり、楽しんでものづくりに取り組んでいる様子が伺えます。
(こどもDIY検定っていいなと思える瞬間です)

ドリルドライバー

インパクトドライバー

大人でもなかなか道具を選別して使うのは難しいのではないでしょうか。
実際にBOX*0のYouTubeでも道具特性と使い分けをお伝えしている動画の再生回数が一番多いので、知りたいという方が多いようです。
級が進むと、使える道具も増え、出来ることも増え、自分らしさを出すところも多くなってきたので「イメージする力」も付いてきています。

タイルのデザインは自分で考えて自分好みに。 個性が出ます!

そのイメージが最近では子供たちがDIY検定の中だけでなく、外にも広がっているようです。
先日タイル貼りが題材のバッチ検定の時には、以前「空き家再生」の課外授業で見たこともあってか「古いおうちだとお風呂がタイル張りだったりするから、これを学ぶとタイルが割れたりしたら自分でなおせるのか」と質問が。

課外授業で見せて頂いた古民家

タイル貼り、目地をしっかりつめています!

そこから派生して、タイル張りのお風呂とユニットバスのメリット・デメリット、リフォームの時の注意点など、いろいろな話をすることも出来ました。
どんどん力をつけて「あったらいいな」が自分で作れるようになることを目指して、今後も取り組んで欲しいと思っています。

WRITTEN BY

岡本ともか

Japan

和歌山市で、セルフリノベーションしたレンタルスペース『BOX*0(ボックスゼロ)』を運営しています。新たにスタートするオリジナルの子供向け検定【こどもDIY検定】について発信します。