木箱DIYをアップデート!三角材でズレないスタッキングスタイルを実現!
今回は定番の木箱DIYに一手間加えて、重ねてもズレず、持ち運びにも便利なスタイルへアップデート!三角材がポイントの作り方を詳しくご紹介します。主な材料はホームセンターに行くとよく見かける約910mm×1820mmの大きな板、通称サブロクバン。そんなサブロクバン1枚から、収納に便利なスタッキングボックスが2つ作れてしまうんです。
公開日 2019.05.13
更新日 2022.01.07
ホームセンターで完結できるズレないお手軽スタッキングボックス
作るもの
材料
・木材B 三角棒 約300mm 8本
・木材C 300mm×600mm 4枚
・木材D 576mm×276mm 2枚
※サブロクバンはラワンランバーの12mmを使用。
木取り図
※ホームセンターでカットしてもらう際はこちらの木取り図を参考に。
STEP.01 ビス打ちする場所にマーキング
まずボックスの枠組みを作るためにビス打ちする場所をマーキングしていきます。スタッキングすることを考え、底に余りの部材(12mm)を敷いて高さを出しました。
底だけでなく、ビスを打ち込む部分全てにマーキングしましょう。マーキングは仕上げのサンディングで消えるのでわかりやすいようになぞってください。
STEP.02 取っ手用の穴をあける
ボックスのサイドにロープの取っ手をつけるために、先に穴を開けておきます。位置を計り、穴あけの用にマーキングします。
ロープの太さに合わせたドリルビットをドリルドライバーに装着し穴をあけます。この際、勢いよくやってしまうと表面が割れてしまうので、慎重に作業しましょう。
STEP.03 ボックスの組み立て
接合部分にボンドを塗って組み立てていきます。ビスを打った際にボンドが溢れるぐらいの方がしっかりと接着されるので気持ち多めに塗るのがポイント。
底部分は再度、余った部材を下に敷いて、ビス打ちましょう。また隙間が出来ないようにしっかりと押さえながら作業を進めてください。ボンドが溢れた際は固まる前に拭き取っておきましょう。
同じ要領で正面部分の部材もビス留めしていきます。ボンドを塗るのをお忘れなく。
STEP.04 スタッキング用の出っ張りを作る
今回のアイデアの肝となるのが三角棒を使った出っ張り。このギミックを用いる事により、高さを付けた底でキレイに重なり、横ずれの心配もないんです。
底の高さが12mmなので、三角棒の出っ張りは余裕を持たせて8mmに設定しました。
三角棒を指定したサイズにカットするためにマーキング。
ズレないよう慎重にカットしていきます。
あとはボックスの枠組みと同じ要領で、接着面にボンドを塗っていきます。
ビスを打ち込んで固定します。
STEP.05 サンディングで仕上げる
形の大枠が出来たのでサンディングペーパーを使って、全体を磨いていきます。
この際にボックスがキレイに重なるか確認しておきましょう。もし不具合が出た場合は出っ張りを削って調整してください。
STEP.06 ペイント&ステンシルでアレンジ
スタッキングボックスはこれで完成ですが、せっかくなのでペイントとステンシルでデザインを加えます。まずはペイントする部分に合わせて、マスキングテープを貼ります。
スポンジに含ませて叩き込むように塗っていきましょう。ペンキが定着して色のりがよくなります。
色をハッキリと出したかったので、今回は二度塗りしています。また、マスキングテープは完全に乾いた状態で外すと塗ったペンキごと剥がれてしまうので、半乾きの時に外しましょう。
続いて、ステンシルです。クリアファイルに入れたい文字を書いた紙を入れ、油性ペンでなぞっていきます。
クリアファイルになぞった文字をカッターでカットします。
ステンシルする位置を決めて、スポンジにペンキをつけ、叩き込むように塗っていきます。これにてアレンジは完了。
最後に用意していたロープも側面につけたら完成です。
幅も深さもあるので容量は申し分なし。材料費も約3,000円で2段作ることができるのなら、コスパ的にも申し分ないんじゃないでしょうか。
側面にロープの取っ手をつけた事で、持ち運びも楽チン。ボンドとビスで固定しているので、そこそこな重量になっても壊れる心配もありません。
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