もっと自由に間取りを仕切る!古材とベルトで作るDIYパーテーション
今回は、空間を仕切るパーテーションをDIY!部屋の仕切り以外に、生活感を隠すためにも使える便利アイテムです。単純作業を繰り返すだけでオシャレに完成するので、DIY初心者のステップアップにもどうぞ!
公開日 2019.11.30
更新日 2022.01.07
見えるようで見えない絶妙さ!圧迫感ゼロのパーテーション!
ダイニングとリビングを分けたり、生活感が丸出しになってしまっているシェルフを隠したり、と意外と便利なパーテーション。ルームシェアやシェアオフィスを利用している人なら、あったほうがいいアイテムです。でも、なんだか部屋が狭く感じてしまうから…と敬遠している人もいるのではないでしょうか?
そこで、今回作るパーテーションは、板一枚分の間隔を空けた吊り下げ式のブラインドのようなものなので、圧迫感はありません。とにかく、オシャレで便利で、手順も簡単なので、作り方をご覧あれ!
そこで、今回作るパーテーションは、板一枚分の間隔を空けた吊り下げ式のブラインドのようなものなので、圧迫感はありません。とにかく、オシャレで便利で、手順も簡単なので、作り方をご覧あれ!
作るもの
吊り下げ式のパーテーションをDIYします。フックで長さを調節できるようにするので、臨機応変に部屋を有効活用できます。さらには、洋服を掛けられるので、コートハンガーとしても活躍!
材料
平ベルト
Dリング 2つ
ボルト M3×15(ワッシャー+ナット付き)
カシメ玉
Dリング 2つ
ボルト M3×15(ワッシャー+ナット付き)
カシメ玉
薄い板材 1200×30×8mm 29枚
STEP.01 板の加工
この記事では古材を使用するので、サンディングからスタート。もちろん、別の木材を使用しても何ら問題はございません!吊り下げ式ですので、ベニヤ板などの軽量な木材で大丈夫です。極力、薄くて軽い木材を選びましょう。
ベルトに板を取り付けるので、治具を作り、作業効率アップを狙います。ベルトを装着する位置は、端から250mmに決めました。まずは一枚、両端にM4のビットで穴を開け、これを治具として使います。
ビットの長さが届く限りの高さに板を積み重ね、一気に穴開け!この時、ズレてしまうと取り返しがつきませんので、慎重におこなってくださいね。
STEP.02 板をベルトに取り付け
ベルトに板を取り付ける作業へ移ります。板の穴の位置に合わせて、ベルトをまっすぐ作業台の上に配置。クランプを使って固定しましょう。
板には穴が空いていますが、ベルトには穴を開けていないため、このままではネジで固定できません。ですので、板の穴に沿って、ドリルでベルトにも穴を開けていきます。
ベルトにも穴を開けたら、ズレないようにボルトを指していたベルトを仮止めしておきます。そして、板一枚分を空けて、次の板をセット。またベルトに穴を開けて、ネジを仮に挿して…。この作業を繰り返していきます。
地道な作業ですが、集中力を切らしてしまうと、仮に挿しておいたネジが外れてしまい、やや面倒。慎重に頑張りましょう!
すべてのベルトに穴を開け終わったら、端からネジにワッシャーとナットと取り付けていきます。この時、ひっくり返して取り付けますが、ネジが外れないようにネジの頭を押さえながらワッシャーとナットをはめてください。
ワッシャーとナットをすべてのネジに取り付ければ、完成まであと少し!
STEP.03 ベルトの加工
上から吊り下げられるように、Dリングをベルトに装着します。ここの長さはお好みで。
ここでようやく登場するのがカシメ玉。トングのような器具にカシメ玉を挟み、ハンマーで叩くと留めることができます。
カシメ玉を留めるには、ベルトに穴を開けておく必要があります。上はDリング、下にS字フックをつけるので、上下2カ所ずつ穴を開けておいてください。
留めると、こんな感じに仕上がります。カシメ玉は見栄えが良く仕上がるのでおすすめ!
これで完成です!
STEP.04 設置
いかがでしょうか?この仕切りの向こう側が見えてはいるけど、全景は見えにくいという絶妙な塩梅。これが一枚板だと、かなりの圧迫感があって、部屋が狭くなってしまいます。でも、板一枚分を空けているので、仕切られていても開放感がありますね。
キッチンとダイニングを仕切ってみた様子。リノベーションオフィスにもフィットしそうな佇まい。
ベルトの下にはS字フックを取り付けられるようにしてあります。
もっと自由に間取りを仕切る!古材とベルトで作るDIYパーテーション
シチュエーションに合わせて、好きな長さに設定できるのは便利ですよ!
アウターや鍵などの小物も引っ掛けられて、ルックスもグッド!アウターがしっかりと目隠ししてくれるので、隙間が気になるようでしたら、服やタペストリーなどを飾るのもいいですね。
賃貸で暮らす編集部スタッフの縦長ワンルームを仕切った様子がこちら。ダイニングとリビングスペースを生み出すことに成功しました!
案外、使っている人が少ないパーテーション。でも、これならインテリアに最適ですし、柔軟に使いこなすことができます。他の人より、一歩リードしたインテリアを目指すなら、取り入れてみてはいかがでしょうか?
監修 岩西 剛
WRITTEN BY
Japan
DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!
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